関東随一の紅葉名所としても知られる養老渓谷や、東京23区唯一の渓谷である等々力渓谷、CMのロケ地にもなった、夏には川遊びも楽しめる穴場の三波渓谷など、関東のおすすめの渓谷をご紹介します。
1.養老渓谷(千葉)
千葉の大多喜町から市原市にかけて流れる養老川沿いの渓谷で、関東随一の紅葉スポットとして大人気です。
シンボルである「粟又の滝」は落差約30m、全長100mほどの名瀑。粟又の滝から養老川に沿って2kmほどの「 粟又の滝自然遊歩道 」が整備されており、川のせせらぎを聞きながらハイキングが楽しめます。
2.等々力渓谷(東京)
渋谷駅からは電車で20分、自由が丘駅からは電車でたった5分の「等々力駅」。駅から少し歩くと東京23区唯一の渓谷があり、都会にいながら大自然を満喫することができます。
谷沢川に沿って設けられている散策路をゆっくりと歩けば、たっぷりのマイナスイオンに癒やされて、疲れた身体も心もみるみる元気になること間違いなし!
3.秋川渓谷(東京)
都心からクルマで僅か1時間の場所にある秋川渓谷は、都内とは思えない大自然が魅力。緑豊かな山と水清き秋川に、東京にもこんな自然があったのだと改めて驚かされます。キャンプ場も多く、ファミリーでもソロでもキャンプを楽しめます。
また、秋川渓谷といえば渓流釣りや清流の鮎釣りが有名です。毛鉤を使ったテンカラやフライ、またはルアーなどのマス釣り、鮎の場合は友釣りといわれる特殊な釣りを楽しむことができます。入漁料は鮎、マス・ヤマメで日券が2,000円(川売り4,000円)。
4.花貫渓谷(茨城)
太平洋に面する高萩市の市街地から内陸におよそ10kmの場所にある、花貫川沿いに続く渓谷です。
お隣の北茨城市にある花園渓谷と並んで、花園・花貫県立自然公園に指定されており、渓谷内にある「汐見滝吊り橋」や不動滝のほか、海が見えるダムとして有名な花貫ダム、不思議な伝説が残る名馬里ヶ淵(なめりがふち)など、見どころが数多くあります。
汐見滝吊り橋の下は川遊びにも最適なスポットになっています。
5.龍王峡(栃木)
川治温泉と鬼怒川温泉の間約3kmに渡ってつづく景勝地。今から2200万年も昔の海底火山の活動によって噴出した火山岩が、鬼怒川の流れによって侵食され現在のような景観を生み出したと言われています。
10月下旬から11月上旬にかけての紅葉の季節には、多くの観光客が訪れる紅葉の名所です。
6.御岳渓谷(東京)
御岳渓谷とは、多摩川の上流から御岳駅付近までのエリアを指し、豊かな自然を楽しめる景勝地です。江戸時代から東京の水源として利用されてきた多摩川。その周りには深い山々が四季を彩っています。
御岳駅を基点として、多摩川の両脇には約4キロ程度の遊歩道が整備されています。