「キャットアンドカウ」の正しいやり方
それではさっそく、「キャットアンドカウ」のポーズを実践してみましょう。
(1)四つ這いになる
ポイント
- 手は肩幅、脚は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつく
- 背中が反り過ぎないように、ヘソを引き上げて平らにする
- 足の指は立てておく
(2)息を吸いながら背中を反らせ、目線を斜め上に向ける
ポイント
- 骨盤を前傾させ、背骨が緩やかなアーチを描くように呼吸に合わせてゆっくりと動かす
- 肩をうしろに引いて、首筋を長く保つ
- 首や腰だけが反らないように気を付ける
(3)息を吐きながら背中を丸め、ヘソをのぞき込むように目線を下げる
ポイント
- 手の親指の付け根でしっかりと床を押し、肩甲骨・お腹を高く持ち上げる
- 骨盤は後傾した状態、尾骨は床のほうへ引き下げる
この動きを呼吸に合わせて5回ほど繰り返します。
次の写真のように手を肩よりも前についてしまうと、十分な伸び縮みができないだけではなく、身体を痛めやすくなるので気を付けましょう。
ポーズは、身体に不調や痛み、違和感があるときは無理におこなわないでください。
キャットアンドカウのポーズを取り入れて体調改善!
ヨガのポーズのなかでも比較的簡単におこなうことができる「キャットアンドカウ」。
春の心身の不調を改善するのに役立ってくれるポーズでもあるので、自宅でのヨガやストレッチタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。
※ 注意事項を守りながら、安全におこなってください。
提供・yoganess
【こちらの記事も読まれています】
>ヨガをはじめる時、最初に行う「アパジャバ(呼吸の観察)」とは何か?
>疲れを感じている人に…肝臓に良いヨガポーズとは?おすすめポーズ3選
>ヨガを20年以上続けて感じる恩恵ベスト5|長く続けるメリットとは
>スキンケア、あなたに合ったお肌に良い食事とは?診断付きで詳しく解説
>タオルだけでできるおすすめストレッチ8選