髪を切りすぎた時やロングヘアーにしたい時、髪を早く伸ばす方法が気になりますよね?「短期間で伸ばしたいけれど、一週間でどれくらい伸びる?」こんな疑問をロングヘアーが好きで長年キープしている筆者が解明していきます!早く髪を伸ばしたい人必見です!

髪が伸びるメカニズム

髪を早く伸ばす方法が知りたい!一週間で伸びるかもしれない技とは?
(画像=『Rolmy』より引用)

髪を短くしすぎてしまった時やロングヘアーにしたい時、髪を早く伸ばす方法を知りたいと思うのではないでしょうか?
そこで今回は、髪を早く伸ばす方法について解説していきます。

ところであなたは、髪が伸びる仕組みを知っていますか?
それを知るために、まずは髪の毛の構成から解説していきます。

髪の毛の中で、地肌から見える部分は毛幹という名前です。
いわゆる、表面に生えている髪の毛にあたる部分ですね。

そして髪の毛の根元、地肌の中に隠れている部分を毛根といいます。
毛根の一番下にある、丸い部分が毛球です。

この毛球の根っこの部分『毛乳頭』から指示が出され、毛母細胞が分裂していきます。
毛母細胞が繰り返し分裂・増殖することで、新しい髪となって生えてくるのです。

この新しい髪の毛が元の髪の毛を表面に押し出すことで髪が伸びているように見える、という仕組みになっています。
これが、髪の毛が伸びるメカニズムです。

髪の毛が成長するヘアサイクル

髪を早く伸ばす方法が知りたい!一週間で伸びるかもしれない技とは?
(画像=『Rolmy』より引用)

髪の毛には、成長期→退行期→休止期 という流れのヘアサイクルがあります。

成長期とは髪の毛が成長する期間で、2~6年ほどです。
この期間が長いほど、髪の毛の成長も良くなります。

退行期とは、髪の毛の成長が停止する期間。
2週間ほどかかりますが、この期間中に毛球も退化していきます。

最後が休止期です。
休止期とは、古い髪の毛が抜けてしまい新しい髪が成長するまでの期間。

おおむね3~4カ月かかります。
このヘアサイクルが繰り返され、髪の毛は成長を続けていくのです。

このヘアサイクルが乱れてしまうと、髪の毛が抜けやすくなってしまいます。
つまり髪の毛を早く伸ばすには、ヘアサイクルを整えることが重要になってくるというわけです。

髪が伸びる早さは一週間でどのくらい?

髪を早く伸ばす方法が知りたい!一週間で伸びるかもしれない技とは?
(画像=『Rolmy』より引用)

ところで、髪の毛が伸びる早さはどのくらいのスピードなのか知っていますか?

人間の髪の毛は、1日で0.3㎜伸びると言われています。
1週間だと約2㎜という計算ですね。

このペースだと、1ヶ月で1cm伸びるということになります。
半年間では6cm、1年たってようやく12cm伸びるのです。

例えば坊主頭から10cm伸びるまでには、1年近くかかってしまうということになります。
なかなか髪の毛が伸びないと感じている人が多いのも納得ですね。

髪が早く伸びやすい人の特徴は?

髪を早く伸ばす方法が知りたい!一週間で伸びるかもしれない技とは?
(画像=『Rolmy』より引用)

人によって髪が伸びる早さには違いがあります。
髪が伸びるのが早い人と遅い人、その違いはいったいどこにあるのでしょうか?

その答えは、先にご紹介した『ヘアサイクル』の違いにあるのです。

ヘアサイクルはヘアケアの方法や食生活、ライフスタイルによって差が出てきます。
髪が伸びる早さが違う原因はここにあるのです。

ちなみに、子どものほうが一般的には大人よりも早く髪が伸びると言われています。
なぜかというと、子どもの方がターンオーバーがスムーズに行われ、髪の毛の成長が早いからです。

年齢とともに代謝がうまくいかなくなると、髪の毛のターンオーバーがうまくいかなくなりヘアサイクルも乱れていきます。
だから、大人のほうが髪が伸びるのが遅いのです。

また、男性よりも女性のほうが髪が伸びるのが早いとも言われています。
これには大きな理由が2つあります。

まずひとつめが、髪の毛が生えかわるヘアサイクル周期の違いによるもの。

男性のヘアサイクルはだいたい3~4年ですが、女性の場合は5~6年。
女性のほうが少し長いのは、女性ホルモンであるエストロゲンの働きによるものです。

エストロゲンを多く分泌する分、女性の方が髪の毛の伸びが早いのは当然なのでしょう。
もうひとつの理由はキューティクルの違いにあります。

女性のほうがキューティクルがしっかりしていて、髪が傷みにくいと言われているのです。
ですから切れ毛などが男性よりも少なく、髪も伸びやすくなります。