賃貸に住んでいるけれど、猫と一緒に住みたい、一緒に引っ越す予定があり猫と住める部屋を探しているという方もいるでしょう。猫が暮らしやすく、またトラブルを起こさないためには様々な面で配慮が必要です。

そこで今回は、愛猫と住む物件を選ぶポイントや注意点、万が一傷つけてしまった際の対処法などについて解説していきます。

猫と一緒に住む賃貸を選ぶ際のポイント

猫と賃貸に住む際の注意点と対策!部屋を選ぶ際のポイントも紹介
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

これから猫と一緒に住める賃貸物件を探す、という方に向けてみておきたいポイントを解説していきます。部屋は猫にとって住みやすく、安全な場所を選ぶことが重要です。ここでは玄関、キッチン、浴室の3つの観点から猫にとって住みよい部屋を選ぶためのポイントを解説していきます。

玄関周り

まずチェックしておきたいのは玄関の作りです。猫は玄関を開けると、ふとした瞬間に外に逃げてしまう可能性があります。安心なのはリビングドアが付いている物件です。

もしない場合などは脱走防止扉を付けると安心でしょう。形や素材など、様々な種類のものが販売されています。最近では、材料を購入し、DIYする人も多くなっています。DIYの場合は、物件を傷つけないよう注意しましょう。

キッチン

キッチンには猫にとっての危険がたくさん。刃物や火気、様々な食材がある場所です。猫が入ったり、のぼったりし易くなっていないことが重要です。

また、料理中にコンロの上に飛び乗ったりすると大変危険なので、料理中はキッチンに入れないようにするのが安心です。猫が自由に出入りできないよう、扉やフェンスを設置しましょう。侵入を防ぐのが難しい場合は、誤飲や誤食の危険があるものや、刃物は猫の手が届かないところに置くなど、細心の注意を払う必要があります。ゴミ箱にもきちんと蓋をしましょう。

浴室

お風呂に小さな窓のある物件も多いでしょう。ここにも網戸などがないと逃げてしまう可能性があるため注意が必要です。扉がしっかり閉まるようになっていることも重要です。

また、お風呂の浴槽で猫が溺死するという事故も多く起こっています。蓋があっても、蓋ごと猫が浴槽に落ちて、蓋が邪魔で這い上がれないこともあります。危険なため、お風呂に入れないようにするか、使用後はすぐに水を抜いておきましょう。