50代以降も綺麗な体型を維持する方法
綺麗な体型を維持するために、最も効果的なのが適度な運動と食事療法です。20代の頃には何もしなくても消費出来ていたカロリーも、50代になってからは消費出来なくなってきます。しかし50代を越えた女性は筋肉が衰えやすく、脂肪がつきやすい体質になっているため、簡単に効果を感じることは難しいと言えます。だからと言って、焦って無理な食事制限をしてしまっては、健康に大きなダメージを与える可能性があります。
ここで“何もしなくても消費出来ていたカロリー”を、“何かしないと消費できなく”なった50代から始めやすい運動を挙げてみましょう。
- 毎日10分のウォーキングや散歩
- 腹筋(できる回数から始め、増やしていく)
- 水中ウォーキング
- ヨガ
- ウォーキングマシン
運動を始めるにあたって知っておきたいのが、どんな運動をすればどのくらいのカロリーを消費することになるのかという点です。参考までにご紹介します。
運動別消費カロリー
1時間半ほどのウォーキング・・・約240kcal/消費します。
速度が上がればその分消費カロリーも増えます。スポーツで体を動かすことが苦手な人でも始めやすいです。
30分程度のランニング・・・約240kcal/消費します。
ただ走るだけではなく、走る時のフォームに気をつかえば、お尻や太ももを刺激するのでよりダイエット効果が期待できます。
2時間程度のヨガ・・・約240kcal/消費します。
ストレッチのようなものなので、短時間だと消費するカロリーは低めですが、ゆっくりと体を動かすことで精神的にもリラックス効果が期待できるのでおすすめです。
30分の水泳・・・約240kcal/消費します。
夏はランニングやウォーキングを炎天下に行うのは熱中症の危険もあり、避けたほうが良いですが、水泳であれば効率的にカロリーを消費することができます。まずは自宅や近所でできる簡単な運動から始めると、計画倒れに終わってしまうことなく、ゆるく長く継続できるのでオススメです。
また、子どもたちがみんな学校に行っている時間帯に、公共のスポーツセンターで開催しているレッスンを受講するのも一案です。急に焦って高価なジムに通い詰めることはありません!
そしてあなどれないのが、日ごろ家で行っている「家事」です。実は意外と気がつかないうちに家事でカロリーを消化しているのです!参考までに家事別の消費カロリーをご紹介します。
家事別消費カロリー
お風呂掃除(約30分)・・・105kcal /消費します。
お風呂掃除は意外と体の全身を使うので消費カロリーが高めです。
洗濯物干し(約15分)・・・30kcal /消費します。
洗濯ものの量にもよりますが、何気ない家事のようで意外とカロリーを消費しています。
皿洗い(約15分)・・・27kcal /消費します。
シンクに寄りかかることなく、姿勢よくしっかりと立って行うことでよりカロリーを消費します。たまに片足立ちで行うなどすれば体幹も鍛えられますよ。
気が重くなる家事も、運動とダイエットを兼ねてやろうと思えば、少しはやる気もおきてくるのでは!?家の中もきれいになり、自分のスタイルも美しくなれば、一石二鳥です!鍛えたい体の部分を意識しながら、家事に取り組んでみるとよいでしょう。
また悩みの多い女性の更年期ですが、実は男性にも更年期は訪れます。更年期というと、女性だけのものと思っている人も多いかもしれませんが、男性も更年期障害になることがあるのです。男性には月経がありませんので、閉経の前後の「更年期」はありませんが、年を重ねるごとに、男性ホルモンの分泌が減少し、女性の更年期障害と同じような症状が出てくることがあります。 その状態を「男性の更年期障害」と呼んでいるのです。
男性の更年期は女性よりも個人差が大きいとされています。男性ホルモンは、筋肉や骨を強くする、性機能を保つ働きがあり、認知能力を高めるといった役割もあります。そのため非常に大切なホルモンであり、低下していくと様々な不具合が症状として現れてきます。
男性も女性も加齢により、若かった頃と比べ、見た目の体型だけではなく、体調面でも不調になり、精神的にも辛く感じることが多くなるのが50代という世代です。しかし、できるだけその辛い時期を快適に過ごすためにも努力することが大切です。
男性にも更年期は訪れます。夫婦で一緒に更年期対策を兼ねて、山歩きを始める人もいます。山を登るという負荷のかかる運動になりますが、低い山から順を追って踏破することで達成感や素晴らしい景色を共有することは、運動効果以上のものを得られます。また、山登りまでいかなくとも、定期的に毎日二人で近所を散歩したりするのもよいでしょう。旅行に行って様々な場所を足で歩いて散策を楽しめば、運動もかねて楽しい経験を二人で共有することができます。
いずれの運動も、一緒に頑張れる相手や友達ができることで、モチベーションを維持し合う相乗効果が望めます。つらい時期をお互い楽しく乗り切ることができれば幸せですよね!
そして50代になり、崩れてしまった体型を何とかしたいと思ったときに、運動と同じように重要になってくるのが、食事療法です。食事療法に関しては、消化能力は年齢に応じて衰える為、食事を年齢に合わせる必要があります。基本的に人間は年を取ると揚げ物やアルコールの消化能力が弱くなるため、生野菜や発酵食品を積極的に摂取するといいでしょう。
ダイエットをしなければと思い込み、食べる回数を減らしてしまう人もいますが、食べずに体重を落とすと、リバウンドでより、ドカ食いに走ってしまったり、健康な生活を送るうえで必要な栄養素を取ることができなくなってしまいます。1日3食、バランスのよい食事をとり、間食をできるだけとらないことが、実はダイエットを成功させ、美しい体型に近づける秘訣でもあるのです。健康的なダイエットで体重を適切に落とすことにより、たるみきって崩れた体型も美しく変化していきます。健康的なダイエットのためにどんな食材を選んだらよいのか、具体的にポイントをご紹介します。