【1日目/17:00】馬肉料理専門店「馬桜」で絶品の馬肉料理を堪能しよう!
カフェでひと休みした後は、熊本の郷土料理「馬肉料理」を食べに行きましょう。今回筆者が訪れたお店は、下通のアーケード街にある馬肉料理専門店「馬桜(うまざくら)」。低カロリーで高タンパク質食品として注目されている馬肉をはじめ、からし蓮根や一文字のぐるぐるといった熊本の郷土料理を味わえます。
馬肉料理で欠かせない一品は「馬刺し」。赤身や霜降りのバラ肉や、コリコリとした食感を味わえる「たてがみ」や歯ごたえがある「フタエゴ」など、6種類の刺身を楽しめます。
また、馬肉の焼肉(2人前・税込5,900円~)やしゃぶしゃぶ(1人前・税込4,400円~)も注目。焼肉は上ロースや中落ちカルビなど5種類の馬肉を味わえ、しゃぶしゃぶはA4ランクまたはA5ランクの赤身をポン酢またはカシューナッツダレをつけて堪能できます。あわせて骨と骨の間のあばら肉・ヒモを使った串焼きもおすすめです。
ご飯を食べたい方は、特選馬にぎりもおすすめ。大トロや中トロ、たてがみの軍艦など、6種類のお寿司を提供しており、口の中でとろけるような食感と旨みが広がります。うにをトッピングした馬肉ごまダレ丼ウニのせ(税込2,000円)も絶品ですよ♪
【1日目/19:30】熊本駅直結のホテル「THE BLOSSOM KUMAMOTO」で有意義な時間を過ごそう!
これで1日目の日程は終了です。ホテルへ戻りチェックインをしましょう。再度、熊本市電に乗車し、約12分で熊本駅前電停に到着します。
「THE BLOSSOM KUMAMOTO」のロビーは開放感があって、窓からは熊本駅や熊本市内の街並みを眺められます。
客室は、スタンダードツインやスーペリアダブル、デラックスツインなど、10種類の部屋を用意。阿蘇山や熊本市内にある花岡山、熊本城といった熊本の自然や歴史をイメージした客室で快適な時間を過ごせます。
また大浴場やサウナもあります。美しい庭を眺めながら旅の疲れを癒せるほか、男湯はドライサウナ、女湯はスチームサウナも付いています。大浴場の混雑状況は客室のテレビで確認することができるため、密を避けたい方は事前にチェックしましょう。
【2日目/7:00】熊本の旬の食材を使った朝食を食べよう!
部屋でゆっくり休んだ翌朝は、9階にある九州料理のお店「千山万水(せんざんまんすい)」で朝食を食べましょう。スクランブルエッグや煮物、サラダ、焼魚などはもちろん、天草の海の幸や阿蘇の山の幸を使った和洋中ブッフェを味わえます。
【2日目/9:30】江戸情緒の趣がある細川家の庭園「水前寺成趣園」を散策しよう!
ホテルをチェックアウトしたところで、熊本市電に乗車。健軍町(けんぐんちょう)方面行きの電車に乗って「水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)」に行きましょう。「熊本城・市役所前」電停から約20分ほど揺られて最寄りの「水前寺公園」電停で下車。ここから3分ほど歩くと到着します。
広大な大名庭園で、江戸時代、初代熊本藩主・細川忠利から3代藩主・綱利(つなとし)にかけて造営されました。地元の方からは「水前寺公園」の名で親しまれており、「水前寺」の名前の由来は、豊前(ぶぜん)国(現在の大分県)の寺院から熊本に来ていた住職のために名付けられたといわれています。
阿蘇の伏流水が湧き出る池や富士築山などを鑑賞しながら散策できます。
また園内には「出水(いずみ)神社」があります。明治時代、西南戦争で街が焼け野原になり、旧熊本藩士が藩主を御霊に熊本の街を発展させようという想いから社殿を創建しました。肥後細川家の初代・細川藤孝(ほそかわふじたか)や歴代藩主、細川忠興(ほそかわただおき)の妻・ガラシャなどが祀られています。
さらに園内を進むと、池の湖畔に「古今伝授(こきんでんじゅ)の間」があります。江戸時代、京都御所で細川藤孝が後陽成(ごようぜい)天皇の弟、智仁(としひと)親王へ『古今和歌集』を伝えた館で、大正時代に水前寺成趣園に移転しました。ここからも美しい回遊式庭園を眺めることができます。