熊本ってどんな町?

名城・熊本城と絶品グルメを楽しもう!熊本市内を巡る1泊2日の観光モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

熊本市は熊本県の県庁所在地。熊本城を中心に街が栄えており、熊本随一の繁華街「上通(かみどおり)・下通(しもどおり)」をはじめ、JR熊本駅周辺、市民の憩いの場・水前寺公園(すいぜんじこうえん)周辺などを中心に、観光スポットやグルメを味わえるお店が集まっています。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

熊本市内を散策するなら、路面電車の熊本市電を利用するのがおすすめ。熊本駅を経由するA系統とJR上熊本駅方面に行くB系統があり、熊本城や上通・下通、水前寺公園へアクセスできます。3~20分間隔で運行しているので、行く前に時刻表で時間を確認しておきましょう。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

また熊本市電を利用する際には、お得な1日乗車券を利用するのもおすすめ。熊本市電が1日乗り放題で、利用する日付をコインで削って利用できます。

【熊本市電1日乗車券の情報】
<電話番号>
0570-00-1010(西鉄お客さまセンター)
<料金>
おとな500円、こども250円
<主な発売箇所>
桜町バスターミナル 2階バス案内所、熊本駅総合観光案内所、桜の馬場城彩苑など
※詳細は公式HPでご確認ください

【1日目/11:00】思わずクセになる!名物・熊本ラーメンを食べよう!

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

旅の始まりはJR熊本駅から。九州新幹線の停車駅でかつ、熊本空港や阿蘇方面の連絡バスも出ており、熊本観光の拠点として多くの観光客が利用しています。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

散策に出かける前に本日の宿に立ち寄って荷物を預けに行きましょう。本日宿泊するホテルは、熊本駅白川口の近くにある「THE BLOSSOM KUMAMOTO(ザ ブラッサム クマモト)」。商業施設「アミュプラザくまもと」の中にあるホテルで、大浴場やチャペル、フィットネスルームも完備しています。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

荷物を預けたところで散策スタート!熊本の名物グルメのひとつ「熊本ラーメン」を食べにいきましょう。今回筆者が訪れたのは、熊本駅から10分ほど歩いたところにある「黒亭(こくてい)」。地元の方を中心に人気を集めており、週末には行列ができるほどです。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

人気の「玉子入りラーメン」は、大釜に豚の頭骨だけで煮出したスープが自慢。丁寧な下処理とアク取りで無駄な脂を取り除いており、スッキリとした味わいなのに、うま味が凝縮していて絶品です。

【1日目/12:30】天下の名城・熊本城を見学しよう!

名城・熊本城と絶品グルメを楽しもう!熊本市内を巡る1泊2日の観光モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

熊本観光で欠かせないスポットのひとつが「熊本城」。2016年4月に発生した熊本地震では天守閣を含め、櫓や石垣に大きな被害を受けました。復旧に向けて修復を進めていますが、2021年3月に天守閣の復旧が完了。6月には天守閣の内部の公開がスタートしました。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

熊本駅まで歩いた後、熊本市電に乗車。約16分で最寄りの熊本城・市役所前電停に到着します。ここから10分ほど歩くと、熊本城の入口がある「桜の馬場 城彩苑(じょうさいえん)」に着きます。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

城彩苑では、「熊本城ミュージアムわくわく座」を見学しましょう。熊本城や城下の歴史や文化について楽しく学べるほか、プロジェクションマッピングを通して熊本城の被災状況や復旧イメージをわかりやすく解説しています。また「ものがたり御殿」では後述する「熊本城特別見学通路」の見どころを解説しています。

特別見学通路で熊本城を見学しよう!

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

先述したように、熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城は復興が続けられており、2022年1月現在「特別見学通路」を通っての見学になります。特別、とはいっても2021年6月から天守閣内部の見学もできるようになり、見ごたえは抜群です。

見学する際、備前堀の近くにある「南口」または西大手門の近くにある北口から入ることが可能。南口から少し歩くと、「数寄屋丸二階御広間(すきやまるにかいおんひろま)」が見えてきます。1階に土間があったり、2階の御広間は能や茶会、歌会などが行われていたといわれています。

名城・熊本城と絶品グルメを楽しもう!熊本市内を巡る1泊2日の観光モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

さらに歩くと、熊本城の天守閣が見えてきます。近くには「二様(によう)の石垣」と呼ばれる石垣があり、古い石垣に新しい石垣が築き足されており、時代違いの石垣を見ることができます。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

いくつかの櫓を見ると「本丸御殿」の通路に到着。通路の入口は闇り(くらがり)通路」と呼ばれており、昼間でも地下通路が暗くなっています。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

通路を歩くと、3重の大天守が特徴的な天守閣に到着。大天守と小天守を見ることができます。近くには、熊本城の別名である「銀杏(いちょう)城」の由来になったとされる、城主である武将・加藤清正(かとうきよまさ)が植えた大イチョウがあります。

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(画像=サトホーク トリップノートより引用)

天守閣の中に入ると、天守閣の模型をはじめ、加藤清正の書状や江戸時代、熊本の町を治めた細川忠利(ほそかわただとし)に関する資料や甲冑などが展示されています。明治時代に起こった西郷隆盛による西南戦争についても紹介しており、熊本城とともにまちづくりを学べます。

名城・熊本城と絶品グルメを楽しもう!熊本市内を巡る1泊2日の観光モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

天守閣の6階は展望フロアになっており、桜町バスターミナルや熊本駅など、熊本市内の街並みを見ることができます。天気が良ければ、阿蘇の山々も眺められるので、ぜひチェックしてみましょう。

名城・熊本城と絶品グルメを楽しもう!熊本市内を巡る1泊2日の観光モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

天守閣を見学した後は、本丸の近くにあるお休み処へ。ノートやペン、お菓子など、熊本城に関連するオリジナルグッズを販売しているほか、御城印も取り扱っています。加藤家の「蛇の目紋」と細川家の「九曜紋」、清正の座右の銘「履道応乾」が押印されています。また本丸のお休み処限定で背景に本丸のイラストを描いた御城印もあるので、見学の思い出に買ってみては。

名城・熊本城と絶品グルメを楽しもう!熊本市内を巡る1泊2日の観光モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

御城印をいただいたところで見学を再開し、特別見学コースの北コースにある「宇土櫓(うどやぐら)」を見に行きましょう。天守閣に匹敵する規模と構造の櫓で「第三の天守」と呼ばれています。西南戦争後に焼け残り、国の重要文化財にも指定されています。

名城・熊本城と絶品グルメを楽しもう!熊本市内を巡る1泊2日の観光モデルコース
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

あわせて城内にある加藤神社(かとうじんじゃ)に参拝するのもおすすめ。熊本城を築いた加藤清正を御祭神として祀る神社で、家内安全や商売繁盛などのご利益があるといわれています。境内からは熊本城の天守閣や宇土櫓も見ることができるので、ぜひ見てみましょう。