石見銀山領の中心「武家・町屋ゾーン(大森地区)」

石見銀山遺跡・仁摩サンドミュージアムをめぐる日帰りモデルコース【島根】
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

まず最初に散策する「武家・町屋ゾーン(大森地区)」は、江戸時代天領だった石見銀山領の中心地。現在でも、江戸時代の武家屋敷や代官所跡、銀山で栄えた豪商の住宅などが並び、伝統的建造物群保存地区にも指定されています。

近年では、ランチに訪れた「群言堂」をはじめ、古民家の趣を残しつつ新しさも取り入れたお店やカフェなどもあり、落ち着いた雰囲気に癒される人気エリアになっています。

銀採掘の大坑道「龍源寺間歩」が残る「銀山ゾーン」

石見銀山遺跡・仁摩サンドミュージアムをめぐる日帰りモデルコース【島根】
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

武家・町屋ゾーンの散策をのんびり楽しんだあとは、1715年に開発された銀採掘の大坑道「龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)」のある銀山ゾーンを見学してみましょう。

散策の起点となる「石見銀山公園」から龍源寺間歩へと続く散策路は片道約2.3kmあり、ゆっくり歩いて約40~45分の道のりです。このゾーンには、メインの本道と、川を挟んだ遊歩道の2つの道があります。メインの本道には、寺社仏閣や銀細工のお店、カフェや、休憩所などがあります。

石見銀山遺跡・仁摩サンドミュージアムをめぐる日帰りモデルコース【島根】
(画像=kankou-shimane.com トリップノートより引用)

そして散策路の最後に位置する龍源寺間歩は、全長900mあるうち、約3分の1が公開されています。あちこちに掘り進められたことが分かる横穴や排水のための竪坑など、間歩内の複雑な仕組みを垣間見ることができます。

坑道の中は12~13℃と温度が一定に保たれているため、夏は涼しく、冬は暖かく感じられます。また、ノミで掘った跡がそのままの状態で残っていることに加え、古文書の石見銀山絵巻が電照板で展示されているので、それらを見学しながら、当時の作業の様子を知ることができます。

提供・トリップノート



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