【2日目】「仙台うみの杜水族館」で三陸の海の世界を体感しよう!
2日目は仙台市内を散策しましょう。最初に訪れるのは、仙台うみの杜(もり)水族館。三陸の豊かな海を再現した大水槽をはじめ、イルカやアシカなど、国内外のさまざまな生きものたちを見ることができます。
7:30 地元の食材を使った朝食を堪能!
松島センチュリーホテルの朝食は、宮城県産の食材を使った和洋ビュッフェ。ひとめぼれや松島産のトマト、大豆のほか、新鮮な「採れたてたまご」を使ったオムレツやバターの風味を楽しめるクロワッサンといった料理を堪能できます。
9:00 チェックアウト&電車で水族館へ移動
ホテルをチェックアウトしたら、送迎バスに乗って松島海岸駅へ移動しましょう。その後はJR仙石線に乗車。仙台方面行きの電車に乗って約20分で水族館の最寄り駅「中野栄(なかのさかえ)駅」に到着します。
10:00 仙台うみの杜水族館で、海の生きものたちとふれ合おう!
中野栄駅から15分歩くと、仙台うみの杜水族館に到着。松島にあった水族館「マリンピア松島水族館」で飼育された生きものたちを受け入れています。
最初に来館者を出迎えるのが、「マボヤのもり」。“海のパイナップル”と呼ばれているマボヤをはじめ、イサキやドチザメといった海の生きものたちを見ることができます。
そして最大の見どころのひとつが「いのちきらめく うみ」。約2万尾のマイワシをはじめ、ホシエイやアイナメなど、三陸沖で生息する海の生きものたちが優雅に泳ぐ姿を鑑賞できます。1日3回「Sparkling of Life(スパークリング・オブ・ライフ)」というショーも開催されるので、ぜひチェックしてみましょう。
三陸の海を再現した水槽とあわせて見逃せないのが、うみの杜スタジアム。バンドウイルカのダイナミックなジャンプはもちろん、カリフォルニアアシカのコミカルな演技など、約20分間のショーを楽しめます。
2階にある世界のうみでは、ヨーロッパに生息するバイカルアザラシをはじめ、マゼラン海峡に生息するイロワケイルカ、アジアのアオウミガメなど、貴重な海の生きものたちと会えます。
【2日目】仙台名物・牛たん料理を食べよう!
仙台で食べたいグルメのひとつが牛たん。発祥のお店として有名な国分町にある「味太助(あじたすけ)」をはじめ、仙台駅周辺や一番町などを中心に定食スタイルで提供するお店や、アレンジした料理を味わえるお店が集まっています。
12:00 JR仙石線に乗って仙台駅へ
水族館で海の生きものたちとふれ合ったところで、中野栄駅へ。再び仙石線に乗車し、約20分で仙台駅に到着します。
12:45 仙台駅からすぐ!「たんや善治郎」で絶品牛たんを食べよう!
今回筆者が訪れたお店は、仙台駅西口から少し歩いたところにある「たんや善治郎(ぜんじろう)」。1枚1枚丁寧に手切りして粉挽き塩を振り、炭火でじっくりと焼いた牛たんを味わうことができるとあって、平日でも行列が絶えない人気のお店です。仙台市内を中心に、宮城県内で店舗を展開しています。
お店自慢の牛たんは、お肉の選別から切り込み、熟成まで手間暇を惜しまずに作った一品。肉厚ながらも柔らかく、クセになる味わいを堪能できます。また牛たんの中で一番柔らかい部分を贅沢に厚切りした「真中たん」(単品・3枚税込2,530円~)や、分厚い「牛たん極太」(4本・税込1,760円)も提供しています。
この他にも、テールスープや麦めし、とろろが付いた定食をはじめ、じっくりと煮込んだ「牛たんシチュー」(単品・税込1,100円)、宮城・登米(とよま)産の油麹が付いた「牛たん丼」(税込1,705円)など、オリジナルの牛たん料理を味わえます。
【2日目】杜の都・仙台で伊達家ゆかりのスポットを見学しよう!
仙台を代表する偉人のひとりが伊達政宗。松島だけでなく、仙台市内にも政宗ゆかりのスポットがあり、仙台駅から市内循環バス「るーぷる仙台」または、地下鉄東西線でアクセスできます。
14:00 「るーぷる仙台」に乗って瑞鳳殿へ
仙台駅西口から市内循環バス「るーぷる仙台」に乗車。約15分で最寄りのバス停「瑞鳳殿前」に到着し、ここから森林に囲まれた石段を上がって伊達政宗をはじめ、仙台藩の藩主が眠る霊屋「瑞鳳殿(ずいほうでん)」を目指します。
受付を済ませて少し歩くと「瑞鳳殿」に到着。政宗自身が遺言でこの地に墓所を構えるように指示したといわれています。現在の霊屋は2001年に改修。獅子頭の彫刻や屋根の竜頭瓦など、豪華絢爛な建物を鑑賞できます。
また瑞鳳殿から少し歩くと、仙台藩二代藩主・伊達忠宗が眠る「感仙殿(かんせんでん)」や、三代藩主・綱宗(つなむね)が眠る「善応殿(ぜんのうでん)」が見えてきます。このうち善応殿では、綱宗が好んだ鳳凰(ほうおう)や牡丹を装飾に使用しており、煌びやか霊屋となっています。
15:00 仙台城跡で仙台市内の眺望を楽しもう!
瑞鳳殿を見学した後は、再びるーぷる仙台に乗車しましょう。急な坂道を登って約10分で最寄りの「仙台城跡バス停」に到着します。石段を上がると見えてくるのが、伊達政宗公騎馬像。仙台観光の記念写真スポットで、台座には政宗の生涯を描いたレリーフが施されています。
仙台城跡からは市内を流れる広瀬川をはじめ、仙台駅や市役所など、仙台市内の街並みや泉ヶ岳といった山々を眺めることができます。
伊達政宗公像の近くには、仙台城の大広間跡が残っています。ここでは事前に予約をすれば、VR体験を受けられます。大広間跡や売店、仙台城見聞館などでVRゴーグルを着用すると、400年前の仙台城を見ることができます。1回約25分間、先着10名限定なので、体験してみては。
また本丸跡に建った青葉城史料展示館を見学するのもおすすめ。伊達政宗をはじめ、伊達家に関する資料が展示されているほか、VR体験を受けられるゴーグルもここで受け取れます。ぜひ絶景を楽しみながら歴史を体感しましょう。
【2日目】旅の締めくくりに仙台駅でグルメ&ショッピングを楽しもう!
松島と仙台を巡る旅は締めくくりへ。最後に仙台駅に戻って、地元のグルメやショッピングを楽しみましょう。駅西口にある「おみやげ処せんだい」や百貨店「エスパル仙台本館・東館」でお土産を買えるほか、駅3階にある「ずんだ小径(こみち)」や「牛たん通り・すし通り」では、ずんだスイーツや牛たん、寿司を堪能できます。
16:00 国際センター駅から地下鉄東西線に乗って仙台駅へ
仙台城跡を散策したところで仙台駅へ戻りましょう。坂道を下って約20分、最寄りの仙台市営地下鉄東西線の国際センター駅に到着します。
国際センター駅には、フィギュアスケートでソチとピョンチャンオリンピックで金メダルを獲得した羽生結弦選手や、トリノオリンピックで金メダルを獲得した荒川静香さんの記念モニュメントがあります。2人とも仙台市出身で、日本のフィギュアスケート発祥の地が仙台の五色沼(ごしきぬま)だったことにちなんで、この地に展示されています。
国際センター駅からは、地下鉄東西線に乗車。荒井行きの電車に乗って約5分で仙台駅に到着します。
16:15 仙台駅直結の「塩竃 しらはた」で絶品寿司を食べよう!
仙台駅に到着したら、早めに夕食を食べましょう。今回訪れたお店は、エスパル仙台東館の伊達のこみち内にある「塩竃(しおがま) しらはた」。寿司の町として有名な塩釜港でとれた海の幸を使ったお寿司を、立ち食いスタイルでいただけます。
定番の「七貫盛り」は、本マグロをはじめ、タコや甘エビ、イクラといった旬の海のネタが含まれています。この他にも、ひらめ(1貫・税込610円)やほっき貝(1貫・税込530円)など、新鮮な海の幸を使ったお寿司を味わえます。
17:00 観光の締めくくりに仙台駅でお土産を買おう!
夕食を堪能したところで「おみやげ処せんだい」または「ずんだ小径」でお土産を買いましょう。名物・ずんだスイーツをはじめ、笹かまぼこや牛たん、お菓子など、友人や会社の同僚へのおすそ分けや、家族へのプレゼントにピッタリなお土産を買えます。
素材にこだわった枝豆スイーツが買える「ずんだ茶寮」
最初に紹介するお店は「ずんだ茶寮」。仙台銘菓・萩の月を手掛ける菓子店「菓匠三全(かしょうさんぜん)」が手掛けるずんだスイーツ専門店です。厳選した枝豆を使っており、「ずんだ餅」をはじめ、ロールケーキ(税込1,296円)や、ずんだまんじゅう(8個入り・税込756円~)などのスイーツを販売しています。
またずんだ小径店では喫茶も営業。特製のずんだにバニラテイストのシェイクを加えた「ずんだシェイク」や、塩昆布が付いた「ずんだ餅」(3個入り・税込764円)など、ずんだスイーツを味わえます。
老舗茶舗が手掛けるずんだスイーツのお店「喜久水庵 ずんだ茶屋」
ずんだ茶寮に隣接する「喜久水庵(きくすいあん) ずんだ茶屋」は、大正時代に創業した茶鋪「お茶の井々田(いげた)」がプロデュースしたお店。ずんだ餅をはじめ、ずんだや抹茶、ほうじ茶、生クリームが入ったまんじゅう「喜久福(きくふく)」など、おすそ分けにピッタリなスイーツが手に入ります。
またテイクアウトドリンクも提供しており、中でもおすすめはわらび餅が入った「すんだシェイク」。枝豆の風味とわらび餅のもっちりとした食感が美味しいです。さらにずんだ餅をのせた「プチずんだパフェ」(税込450円)もおすすめですよ♪
仙台銘菓・萩の月を手掛ける老舗菓子店「菓匠三全」
「菓匠三全(かしょうさんぜん)」は、昭和22年(1947年)に創業した老舗菓子店。ふんわりとしたカステラ生地にカスタードクリームが入った「萩の月」(5個・税込1,000円~)や、小倉餡とクリームをバウムクーヘンで包んだ「伊達絵巻」(10個入り・税込950円~)など、素材にこだわったお菓子を取り揃えています。
笹かまぼこの元祖のお店「阿部蒲鉾店」
創業80年近くの歴史を誇るかまぼこ店「阿部蒲鉾店(あべかまぼこてん)」。名物・笹かまぼこを命名した老舗です。名物の「阿部の笹かまぼこ」は魚のうまみが詰まっており、しっとりとした食感を味わえます。そのまま食べるのはもちろん、焼いて食べるのもおすすめです。
この他にも、真鯛が入った笹かまぼこ「吟撰笹(ぎんせんささ)」(12枚入り・税込3,920円)、クリームチーズが入った「チーズボール」(5個入り・税込730円~)など、お酒のつまみやおやつにピッタリなかまぼこも販売しています。
こだわりのある牛たんをおうちで「伊達の牛たん」
おうちで牛たんを食べたい方におすすめのお店が「伊達の牛たん」。名物の「芯たん」(塩仕込み・税込3,510円~)は、牛たんの中心部のみを贅沢に使っており、肉の旨みが広がってコリコリとした食感を味わえます。そのほかには、塩や味噌でしっかり漬け込んだ「牛たん」(100グラム・税込1,512円~)もおすすめですよ♪
17:00 仙台駅からそれぞれの目的地へ
お土産を買ったところで、仙台駅から新幹線または高速バスに乗ってそれぞれの目的地へ移動。ここで松島と仙台の旅は締めくくりです。
この記事を書いたトラベルライターから一言
約6年ぶりに松島へ訪れましたが、新型コロナや季節の影響もあり、観光に訪れる方は少なかった印象がありました。また取材時、トンガで発生した海底火山の噴火による津波注意報の影響で移動するのに時間がかかりましたが、ホテルから見た松島の風景を見て心を癒されました。また次回訪れた際は、もっと松島観光を楽しみたいと思います。(サトホーク)
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