受刑者が保護猫の世話をする矯正プログラムも

「猫にやさしい町」日本一になるかも?”猫助け”に寄付1.6億円を集めた市
(画像=『女子SPA!』より引用)

米インディアナ州ペンドルトン刑務所で矯正プログラムの一環として辛い目に遭った保護猫に愛情を注いで世話をする受刑者ら 写真/Pendleton Correctional Facility_FORWARD/Facebook

猫が人間に与える癒やし効果のポテンシャルは、まだまだ高そうだ。米国・インディアナ州の刑務所では、愛護団体と協力し、受刑者が保護猫の世話をする矯正プログラムを実施。猫と関わることで保護意欲が高まり、世話をすることが癒やしとなる。それが受刑者の心理面に良い影響を与え、全米に広がりを見せているという。

パンデミックだけでなく、競争や成長で疲弊した人間に「リラックスがいいよ」と教えてくれる存在として猫は注目されているのかもしれない。河瀬氏は猫について、こんな認識を示す。

「猫って人間を従わせることのできる唯一の動物なんです。紀元前から共にいる大切なパートナーでもある。人間が不幸にしているんだったら、ちゃんと管理して幸せにしてあげなければいけない」

猫に救われるばかりでなく、猫を救うのも人間の務めなのだろう。