高齢者の孤立化を防ぐ「高齢者猫シェアリング」

「猫にやさしい町」日本一になるかも?”猫助け”に寄付1.6億円を集めた市
(画像=『女子SPA!』より引用)

キジトラの「みみい」は1歳未満のメス。岐阜市でレスキューされた。人なれ特訓中で、譲渡の際は仲の良いオスの茶トラと2匹一緒

’23年に事業開始が予定される「高齢者猫シェアリング」は画期的な試みだ。猫の寿命は長いと20年。高齢者は、猫を終生飼育できるかが悩みの種となる。

「家にいる時間が長い高齢者の方に保護猫を預け、猫との生活を楽しんでいただくと、生活にメリハリがついて予防医療にもなります。定期的に訪問して飼育に必要な物資を届け、家事・買い物代行も行いつつ、高齢者・猫ともに見守って孤立化を防ぎます」

独居の高齢者が多い都市部などでは、取り入れたいと思う自治体も多いのではないか。河瀬氏が目指す、全国への展開が期待される。