「3つの可動域」でしなやかな体
「100歳になっても思い通りに動ける体をつくる体操」、それがタキミカ体操です。平均寿命が90歳に近づく昨今、介護なしで生活したいと願うのは当然。パワーエイジングを目指すために見なおしたいのが、①肩甲骨、②背骨、③股関節です。
運動を始めて15キロ痩せたそう。太っていた頃のズボンはブカブカ!(撮影:福本和洋)
本書によると、「肩甲骨、背骨、股関節という3つが、体のコアマックス(中心部の筋肉郡)を司る運動器」これらの3つの可動域を広げると、全身の柔軟性はぐんと高まる」というのです。
「1秒でもOK」がタキミカ体操のルール
タキミカ体操の構成は、「肩甲骨、背骨、股関節、3つの可動域アップ」+「体幹トレーニング」+「筋力トレーニング」。全部だとけっこうある……、とひるんだ方、いませんか。大丈夫です、全部やれなんて言っていません。「1秒でもOK」がタキミカ体操のルール。大切なのは少しでも続けて、少しずつ自信をつけていくこと。自信がつけば、今日はもっと頑張ろう、と自然に思えてくるはず。
さっそく、やってみましょう。