トリミングサロンや動物病院を上手く活用しましょう

グルーミングやトリミングは、愛犬との距離が近づいてより親密に触れ合えます。そのため、愛犬と飼い主さんが信頼関係を深める大きなチャンスとも言えます。 日頃から、簡単にできるブラッシングなどを行って、積極的にスキンシップをとりましょう。サロンや病院で困らないように、全身を触られることに慣らしてあげることも大切です。

しかし、どうしても飼い主さんには難しいお手入れもあります。肛門周りのケアや顔周り・おしりの毛のカットなどは、難易度が高いお手入れと言えます。 「自分でなるべくお世話をしてあげるために、自宅でトリミングをしよう」という思いはとても素晴らしいですが、難しいお手入れはプロに任せるのも愛犬のためと考えましょう。 何もかも自分でやろうとは思わずに、トリミングサロンや動物病院に頼ってください。特に、全身カットはプロに任せるのがおすすめです。 そうすることで、飼い主さんも愛犬も安全で快適に過ごすことができます。

グルーミングやトリミングの方法を学び自宅で行う時でも、定期的にサロンや病院に通うことおすすめします。肛門腺や耳の中をプロにチェックしてもらうことで異変に気付いたり、やり方のアドバイスをもらうことができます。疑問や不安があれば、トリマーさんや動物病院で相談してください。

また、トリミングに慣れていない愛犬はお手入れを嫌がることがあります。その場合は無理に行うのではなく、徐々に慣れさせてあげましょう。ついつい作業に集中してしまいますが、飼い主さんが優しく声をかけることが大切です。 おとなしくお手入れをさせてくれたらしっかりと褒めて、「トリミングは怖いことだ」と思わせないように心がけてください。おやつや散歩、好きな遊びをするなど、愛犬の好きなことをご褒美としてあげると、『トリミングの後にはご褒美が待っている』と認識して頑張ってくれるようになります。

まとめ

愛犬のトリミングの頻度は犬種によって異なりますが、だいたい1~2ヶ月に1回が目安です。ただし、年齢や性格、毛の状態などによっても変わります。頻度が分からない場合はトリミングサロン(以下、サロン)や動物病院で相談してみてください。

サロンでのトリミングと自宅でのトリミングには、それぞれメリット・デメリットがあります。 サロンで行えば短い時間で行えて飼い主さんも手間がかからない一方で費用がかかります。 自宅で行えばコストを抑えられますが、正しい方法や知識を身に付けないといけません。 自宅で初めてトリミングを行う場合は、足裏の毛をバリカンでカットするところから始めるのがおすすめです。

グルーミングやトリミングは愛犬と飼い主さんの信頼関係を深める機会にもなります。日頃からできる範囲でブラッシングや爪切りなどのグルーミングを行い、愛犬とのスキンシップをとりましょう。そして、上手くトリマーさんや動物病院に頼ることで適切なお手入れを行い、愛犬の健康を守ってあげましょう。

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