原因3.腸内環境の乱れ

3つ目の原因は、腸内環境が乱れていることです。 腸内環境は、腸内細菌によって左右されます。腸内細菌は、いわゆる「善玉菌」と「悪玉菌」、そして、善玉菌でも悪玉菌でもない「日和見菌」の3つに分けられます。 「善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7」ぐらいのバランスが健康的だと言われますが、善玉菌と悪玉菌は常に勢力争いをしているんです。

日和見菌は、善玉菌が優勢の時はいい子にしているんですが、悪玉菌が優勢になると途端に手のひらを返し、悪玉菌に加勢します。

腸と脳は深いつながりがあるため、腸内環境が悪いとストレスを感じやすく、ストレスからの食欲増進につながるリスクもあります。また、食欲抑制ホルモンや、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンのほとんどは、腸に存在しています。 そのため、食欲のコントロールとメンタルを安定させるためには、腸内環境を良好に保つことが重要!と言えます。

→対策:発酵食品や食物繊維をとる

善玉菌は、納豆・キムチ・ヨーグルトなどの発酵食品に含まれます。また、善玉菌のエサになるのは、野菜・きのこ・海藻などに多く含まれる食物繊維、バナナ・にんにく・大豆類などに含まれるオリゴ糖などです。悪玉菌が好むものを控え、善玉菌が好むものを意識してとっていくことで、腸内環境は良好になっていきます。

食欲が止まらない!私がドカ食いをやめられた5つの楽な方法
(画像=『女子SPA!』より引用)

ヨーグルトと旬のフルーツそして、腸内環境が良好な状態だと、人は、自然と善玉菌が好むものを食べたくなっていくんです。最近なんだかお通じの調子が悪い・食欲が止まらないという方は、善玉菌とそのエサになるものを意識してとってみてくださいね。