iPhone「Live Photos(ライブフォト)」のエフェクトを使いこなそう

iPhoneの動く写真「Live Photos(ライブフォト)」の使い方とは?
(画像=『トランカ』より引用)

ここまでは、「Live Photos(ライブフォト)」の基本的な使い方を紹介してきました。ここからは、ライブフォトの応用編としてエフェクトの使い方を紹介します。

エフェクトの種類は、「ループ」「バウンス」「長時間露光」の全部で3種類。まずは、カメラロールからエフェクトをかけたい写真を選択し、下から上にスワイプします。

iPhoneの動く写真「Live Photos(ライブフォト)」の使い方とは?
(画像=『トランカ』より引用)

スワイプすると、エフェクトの選択画面に切り替わります。ここで、好きなエフェクトを選ぶだけで、ライブフォトにエフェクトをかけることが可能です。「Live」はもともとのライブフォトで撮った写真のことなので、実際のエフェクトは「ループ」「バウンス」「長時間露光」の3種類から選べることになります。変更したエフェクトは、いつでも「Live」に戻せるので、気軽にエフェクトを楽しんでみて下さい。

ループ

iPhoneの動く写真「Live Photos(ライブフォト)」の使い方とは?
(画像=『トランカ』より引用)

「ループ」とは、撮影した3秒間のライブフォトを繰り返し再生するエフェクトのことです。同じ動きを継続して行うものを撮影したときや、連続して見るとおもしろいものを撮影したときにおすすめのエフェクト。ループを使うことで、かわいい瞬間や感動的な瞬間を、繰り返して見ることができます。

ループにすると楽しめる、おすすめの写真は以下の通りです。

● ペットのかわいい瞬間
● 花火の打ち上がる瞬間
● 車などが通り過ぎる瞬間
● 牛乳などの液体を注いでいる様子

ペットのかわいい瞬間を収めたライブフォトをループにすると、そのかわいい瞬間を繰り返し再生できるので、ロック画面としてもおすすめ。一瞬で過ぎてしまう「瞬間」をライブフォトで撮影し、ループにすることで、動画として楽しめます。

また、牛乳などの液体を注いでいる様子をループにすると、牛乳をずっと注ぎ続けているかのような、おもしろい動画に仕上がります。ループは、本来なら続かないことを続いているように見せることができるので、工夫することでおもしろい動画をつくることが可能です。

バウンス

iPhoneの動く写真「Live Photos(ライブフォト)」の使い方とは?
(画像=『トランカ』より引用)

「バウンス」とは、Instagramでもよく使われている、動画の再生と巻き戻しを繰り返すエフェクトのことです。大きな動きがあるものを撮影すると、エフェクトの効果的も大きくなり、臨場感のある動画になります。

バウンスにすると楽しめる、おすすめの写真は以下の通りです。

● 花火が打ち上がる様子
● お弁当などの蓋を開ける様子
● バク転などの人が体を使って運動している様子

動きが大きいものほど、エフェクトの効果が大きくなり、楽しい動画になるのがバウンスの特徴。花火が打ちあがる様子をバウンスにすると、臨場感たっぷりの動画になります。例に挙げた写真以外にも、大きな動きのある写真をバウンスに加工してみてください。

長時間露光

iPhoneの動く写真「Live Photos(ライブフォト)」の使い方とは?
(画像=『トランカ』より引用)

「長時間露光」とは、シャッターを切るスピードを遅くして、人やものの動作や光の軌跡を見えるようにするエフェクトのことです。シャッタースピードを遅くすることで、肉眼では見られない光の跡や、動きの軌跡を写真として残せます。長時間露光にしたい場合、手ブレを極力抑えた方がきれいな写真になるため、三脚などを使ってiPhoneを固定しましょう。

長時間露光にすると楽しめる、おすすめの写真は以下の通りです。

● 流れの早い川や滝
● 噴水の写真
● 夜の道路

長時間露光に向いているのは、同じ方向に動き続けているもの。流れの早い川や滝を撮影した場合、まるで水面に柔らかいシルクがかかったような幻想的な写真になります。噴水は、肉眼で見るときれいなのに、写真になるときれいさが伝わらないと思ったことはありませんか?そんな噴水を長時間露光にすると、肉眼で見ているような美しい噴水の写真になります。また、夜の道路を動いている車のライトは光の線となり、かっこいい写真に。動きの軌跡を残したいときには、長時間露光がおすすめです。