神奈川県の子育て環境
神奈川県では、毎年8月を「かながわ子ども・子育て支援月間」としており、各地で関連イベントを実施しています。
支援の中でも生活をサポートしてくれるのが「かながわ子育て応援パスポート」です。妊婦や小学生以下の子どもがいる世帯に発行しており、協力店舗や施設で提示すると特典を受けられます。
ほかにも、父親向けの応援Webサイト「パパノミカタ」を公開しているのが、珍しいといえるでしょう。子育てに役立つ情報を提供したり、パパ友サークルをサポートしたりするなどの取り組みを行っています。
神奈川県で住むならどこがいい?
最後に、神奈川県に移住するなら、どこがおすすめなのか見てみましょう。
横浜市の周辺に住むなら
横浜市は、東京都へのアクセスが良く、都市機能も充実しており、家賃もそれほど高くありません。1K/1DKで5~7万円台、2LDK/3K/3DKで8~13万円台です。そのため、ベッドタウンとして根強い人気があります。湾岸部に近いほど、建物が密集していますが、都筑区や緑区、旭区、泉区などの西部まで来ると、自然が豊かです。
横浜市の周辺であれば、移住支援が充実しており、アクセスも良好で、商業施設や公共施設、医療機関も揃っている茅ケ崎市や平塚市、先ほどの三浦市も候補になるでしょう。
藤沢市
太平洋沿岸にある藤沢市も、江の島をはじめ海が身近であり、都内へのアクセスが良好で、湘南地区の中心都市でもあります。JR藤沢駅や辻堂駅周辺だけでなく、幹線道路沿いにも大型の商業施設が増加中です。
藤沢市では、移住者が住宅を取得したときに借入金の利子の一部を補助したり、リフォームの工事費を最大5万円まで補助したりする支援を行っています。
横浜市戸塚区
横浜市の南西部に位置する戸塚区は、東海道本線が南北に走っており、東京都内だけでなく、鎌倉市など太平洋沿岸へのアクセスも便利です。特に戸塚駅周辺は、再開発によって商業施設や大規模マンションが集中し、人気のエリアとなっています。横浜市営地下鉄ブルーラインへの乗り換えも可能です。一方で、ブルーラインの舞岡駅周辺のように、自然が豊富に残っているところもあります。
武蔵小杉
武蔵小杉は川崎市の中原区にあり、高級タワー型マンションが立ち並ぶエリアとして有名です。中心にある武蔵小杉駅は、JRの南武線や横須賀線、東急電鉄の東横線や目黒線などに乗り換えられるため、東京都内はもちろん、ほかの関東圏へのアクセスにも優れています。
日吉
日吉は横浜市の港北区にあり、慶応大学のキャンパスがあることから、学生街としても有名です。2008年に横浜市営地下鉄グリーンラインが開通し、日吉駅が終点となってからは人気が高まり、駅の南側には高層マンションが増えています。
たまプラーザ
たまプラーザは横浜市の青葉区にあり、多摩田園都市の一環として形成された街です。1980年代はドラマの舞台になるほどの人気でしたが、ほかの新興住宅地の人気に押され、人口が減少していた時期もありました。その後、駅前の再開発によって盛り返し、おしゃれでありながら利便性の高い街として、再び人気を集めています。
まとめ
神奈川県は、東京都と隣接し、横浜市や川崎市といった大都市を擁立しながら、地方では人口の減少や空き家の増加が深刻です。そのため、東京都内へのアクセスが良好でありながら、自然が豊富で暮らしやすい移住先が豊富であり、一部の自治体では手厚い支援も行われています。
提供・移住支援.com
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