➁紙門松(かみかどまつ)

「紙門松」「門松ポスター」など呼び方は色々あるそうですが、戦後の森林保護活動の一環として始まった門松自粛を呼びかけた事が「紙門松」の始まりなのだそうです。地域によっては門松より紙門松がスタンダードなところもあるようですね。

通常は2枚を門松と同じように玄関の両側に貼ります。しかし1枚しかない場合は、あえて玄関の両端に貼る必要は無いようです。玄関の中央に貼ってもいいですし、下駄箱の上に貼っても構いません。

③注連縄(しめなわ)

正月飾りはいつからいつまで飾るの?処分の仕方は?飾る日はいつ?
(画像=pixabay Photo bykoshinuke_mcfly、『Lovely』より引用)

注連縄はもともとは神社の神域と現世を隔てる結界の意味として使われていました。起源は、日本神話。天照大神が天岩戸から出たときに、二度と天岩戸に入れないように注連縄で塞いだことから始まります。

それが、正月に家の門や玄関などの出入り口にすることで、厄や災いを祓う結界としての意味を持つようになったそうです。そのため飾る場所は神様が宿る場所に飾ると良いといわれています。現在で一番多いのは、玄関ですね。神様に入ってきて欲しい場所なので、玄関に飾ることが多いです。

また、神様がいらっしゃる神棚にも飾ります。台所などの水回りやトイレにも神様がいるといわれていますので、そこにも飾るといいですね。

注連縄のデザイン

家に飾る注連縄です。家庭では神社にあるような大きな注連縄が作ることができないので、ミニサイズのシンプルな注連縄が一般的です。

干支にちなんだデザインの注連縄もあります。コンパクトで見た目もかわいいですね。