ヨガの練習の前に内省の時間を持つ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガのポーズの練習を始める前にマットに座り、内省の時間を持つようにします。

目を閉じて自分の呼吸の長さを観察したり、心の動きを客観的にみたり、その後に行うヨガの練習によってどのような自分になりたいのかをイメージしたり、なぜヨガをするのかを自分に問うたりするのです。

内省後に行うヨガは、より有意義で意識的なヨガの時間になります。

どんな自分になりたいか、心の中でサンカルパを行うのもおすすめです。

内省からはじめるヨガは、なりたい自分になるためのプレゼントのような時間です。

ヨガノートをつけてみる

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガの練習の後には、できればヨガノートをつけてみることをおすすめします。

ヨガの練習を終えた後の心の状態、気分、心に浮かぶこと、あるいはその日の反省や目標、明日の目標、明日ヨガで練習したいことなどをメモしておくと良いでしょう。

ヨガノートをつけることで、体の状態が心に多大な影響を与えていること、心の状態も体に多大な影響を与えていることに気がつき、心と体が切り離せないものであることがわかってくるはずです。

もちろん、ポーズの上達にも役立ちます。

気に入ったシークエンスが浮かんだらそれを書き留めたり、瞑想中に浮かんだインスピレーションを書き留めておくのも良いですね。

音楽や香り、照明に照明にこだわってみる

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

家でヨガをしていると、どうしても気が散りやすいはずです。

それは視界の中に日常生活で使っているものや、やりかけていることがどうして入ってきてしまうことが一因です。

私自身ヨガをしている最中にソファーの下のほこりが気になったり、洗っていない食器が目に入ったりすることで気が散る事はよくあります。

そういった自分とどう折り合いをつけていくか、そこを観察していくこともヨガと言えますが、できるだけヨガをするのにふさわしい空間がある方がヨガの練習を心ゆくまで堪能できるはずです。

とは言え、限られた自宅スペースでヨガルームを作るのは容易ではないでしょう。

でも、ヨガマット・香り・音楽・照明などによって空間を演出することはいくらでもできます。

繰り返しになりますが、まずはヨガマットを敷いたら内省や瞑想に最適な音楽を流したり、集中力を高めてくれるアロマスプレーを空間に散布したり、夜であればキャンドルなどの照明を使って雰囲気作りをすると生活感のある空間の中ででも特別な空間を演出することができます。

集中して練習をする5分と、意識が散漫な状態で行う5分の練習では全く効果が異なります。

時間の長短に関係なく、1回ごとのプラクティスの効果を高めることにフォーカスしましょう。

まとめ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガの練習は時間や内容よりも「クオリティ」が高いかどうかが重要です。

ヨガをはじめてわずか数年で頭角を現し上達していく生徒さんや、人生を劇的に変えていく生徒さんがいる一方で、長くヨガをしているのになかなか変化が得られない生徒さんも少なからずいらっしゃいます。

これはやはり練習の質の違いによるものです。

ヨガはクラスでレッスンすることも大切ですが、基本的にはクラスに参加していないときにいかに自分でヨガをするかが大切です。

ぜひ、セルフプラクティスの質を見直してみてください。

提供・yoganess



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