城下町・村上のそぞろ歩きスポット

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive 若林家のお庭、トリップノートより引用)

村上では、季節に合わせて町家を利用した様々なまつりが開催されています。3月の「町家の人形さま巡り」に始まり、5月の「春の庭百景めぐり」、9月の「町家の屏風まつり」、10月の「宵の竹灯籠まつり」など、一年を通して町家巡りに訪れる人が増えているそうです。

【10】美しいまちなみ大賞「黒塀通り/安善小路(あんぜんこうじ)」

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive、トリップノートより引用)

小町(こまち)から寺町へ抜ける小路は、浄土真宗大谷派の安善寺があることに由来し、古くから安善小路と呼ばれていました。昔はブロック塀でしたが、城下町らしい昔ながらの景観に戻そうと、2002年、市民自らが「黒塀一枚千円運動」を始め、黒塀に再生されました。2008年には、「美しいまちなみ大賞」を受賞しています。和服で歩きたいような風情ある通りです。

【11】貧乏徳利が必見「益甚(ますじん)」

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive、トリップノートより引用)

益甚は、村上の地酒を中心に扱う酒店で、建物は国の登録有形文化財になっています。造り酒屋であった頃に、使用していたお酒を絞る酒槽(さかぶね)や通い徳利(とっくり)なども展示されています。

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive、トリップノートより引用)
【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive、トリップノートより引用)

通い徳利は、通いすぎると貧乏になることから、「貧乏徳利」とも呼ばれていたそうです。こちらでは、町家の様子や店の奥につながるお庭も見学させて頂けます。三面川や朝日連峰など豊かな自然に育まれた上質なお酒が頂けるのも、村上の魅力の一つ。「大洋盛」や「〆張鶴」など銘酒がそろいます。

【12】ここでしか買えないお土産なら「早撰堂(そうせんどう)」

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive、トリップノートより引用)

江戸時代から続く菓子店・早撰堂は、明治26年に建てられた建物で、国の登録有形文化財に指定されています。店舗は、平成16年の町家再生プロジェクト第1号として、外観を大正時代風に改装しています。

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive、トリップノートより引用)

店内に入ると、打菓子用の型がずらりと並んでいます。店内には、茶の間の箱階段や重厚な金庫などもあり、歴史を感じる佇まいです。

早撰堂でぜひ購入したいのが、村上でも有名なお菓子で、「えっ?」と驚いてしまう鮭の切身落雁(らくがん)です。

【13】散策の合間に一休みなら「越後岩船家」

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive、トリップノートより引用)

町屋を改装した餅菓子屋さんで、看板商品は十輪寺串だんご。新潟県産コシヒカリを用いたお団子に、地元の醤油や味噌、村上茶等の食材を使った餡がたっぷりのっています。店内には休憩スペースもあるので、街歩きで疲れたら一休みできそうです。

【14】何体見つけられるかな?「九品仏(くほんぶつ)」 

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive、トリップノートより引用)

城下の安寧と藩主・内藤信成侯150回忌のために町の各所に置かれ、1758年から1760年頃にかけて作成された石仏です。「九品」とは、極楽浄土の九つの階級のことで、石仏の「手の印の結び方」により階級を表していいます。写真は大町におかれている中品下生(ちゅうぼんげしょう)の九品仏。2時間ほどで九品仏めぐりも可能です。

【15】迫力の「閻魔堂(えんまどう)」

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive、トリップノートより引用)

十輪寺のご本尊・地蔵菩薩は「火消し地蔵」と呼ばれて、町家が連なる地域の守り神として信仰されています。九品仏と並んで十輪寺参道に建つのが、閻魔堂。お堂の中には、冥界の王、閻魔大王が鎮座しています。3月〜10月の第4日曜には、この周辺で骨董市が立ち、大変な人気だそうです。

村上の温泉を堪能する

【16】夕陽を見ながら入りたい「瀬波温泉」

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive、トリップノートより引用)

豊富な湯量を誇る瀬波温泉は、904年に行われていた石油掘削中に熱湯が噴出したことで始まりました。およそ95℃という源泉の熱さから、別名・熱の湯ともいわれています。

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=sake3.com 写真提供:一般社団法人 村上市観光協会、トリップノートより引用)

与謝野晶子が訪れたことから「晶子の愛し湯」と名付けられた足湯や、100人も入れるという日本海側最大級の足湯「日本海」など3ヶ所あり、無料で気軽に温泉を楽しむこともできます。もちろん温泉街に宿泊して、日本海に沈む夕陽をお風呂から眺めるというのも最高ですね。

【17】生卵を持っていきたい「瀬波温泉 噴湯公園」

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=sake3.com 写真提供:一般社団法人 村上市観光協会、トリップノートより引用)

瀬波温泉の源泉がある南側山麓の高台は、噴湯公園として整備されています。温泉櫓は瀬波温泉のシンボルにもなっていて、約95℃の源泉からは、もうもうとした湯気が立ち上がっています。温泉櫓前では、源泉を引き込んだ木枠で温泉卵を作ることができるそうです。生卵は、瀬波温泉観光案内所や温泉街のお土産物店で購入できます。

この記事を書いたトラベルライターから一言

【新潟】しっとり大人旅!城下町・村上の散策スポット17選1.jpg
(画像=Olive 日本海の荒波も楽しみたい、トリップノートより引用)

村上の町歩きをして、強く心に残ったことが、とにかく観光案内所から始まり、町家の方々、町ゆく市民の方々まで、優しいのです。反対車線から撮影していると、車を止めてまで「撮影していいよ。」とにこやかに声をかけてくださったり、町家の奥まで「どうぞ、どうぞ」と案内して下さったり、とても温かい人柄に、ほっこりを越えて感動してしまいました。人柄に加えて、絶景に情緒あふれる城下町と、魅力いっぱいの村上をぜひお楽しみください。(Olie


提供・トリップノート

【こちらの記事も読まれています】
【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選