ケース1)皿洗いがおっくうで、シンクには食器類が山盛り

皿洗いが嫌だ、休日はダラダラ…ダメな自分を脳から変えるカンタン習慣
(画像=『女子SPA!』より引用)

<こうすれば脳変> ⇒食事を終えたら、そのまま皿を1枚だけ洗う ・たまった食器の山を見せると 脳は負担を感じてしまう ・「皿を洗う」までが動作の区切りだと 脳に覚えさせる ・「皿を洗う」という次の行動を 脳が予測して準備できるようになる 【応用例】 ・調理が終わったら、鍋や大きなボウルだけ先に洗ってしまう ・洗濯物を取り込んだら、「一枚畳む」までを動作の区切りにする

ポイントはどこで行動を区切るか

食事が終わって食器を台所の流しに置いたままため込んでしまう。この先延ばし行動の原因は、流しに置かれたたくさんの洗い物を見ることで脳が高いリスクを感じ取り、それを避けようとするからです。 先延ばし行為を防ぐには、どこで行動を区切るかがポイント。この場合、「食器を下げる」と「洗い物をする」という動作が区切られているので、行動を切り替えるとき脳に負担がかかり、めんどくさいと後回しにしてしまうのです。 脳には行動の辞書のような機能があり、一度先延ばし行動をすると、同じ状況になればまた避けてしまいます。なので、「食事を終えたら流しで皿を一枚だけ洗う」までがワンセットの行為だと脳に覚えさせましょう。作業を終えたら次の作業にも少し手をつけて、脳に準備させるのです(「フィードフォワード」)。それだけで動作をつなげて記憶し、片づけを先延ばしにしない脳をつくることができます。