片付けなきゃ、お皿洗わなきゃ、と思うけど面倒くさい。仕事で集中力が続かない。休日はグダグダして終わっちゃう…。 「自分はなんてダメ人間なんだろう、もう少し頑張らなくちゃ」なんて悶々とすることはありませんか?
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やる気や努力の問題ではない
「ところが、こうした悩みのほとんどは、やる気や努力といった精神論の問題ではなく、人間の持つ『生理的な仕組み』に原因があります。私たちが普段何気なく行っている行動パターンや、クセになっている生活習慣が、実は脳と体のうまい連携を邪魔していたり、自律神経の本来の働きを発揮できなくさせたりしているのです」 こう話すのは、作業療法士で『「できない自分」を脳から変える行動大全』の著者、菅原洋平さんです。 作業療法士(Occupational Therapist)はリハビリテーションの専門職。病気・事故で脳や体を損傷した人が、失った能力を残った機能で代行できるよサポートする仕事です。つまり体と脳をうまく連携させる、科学的な方法を熟知した専門家というわけです。
行動習慣をちょっと変えればいい
菅原さんによると「正しい知識と科学的なアプローチを使えば、やる気や努力といった精神論に頼らなくても、行動習慣をちょっと変えるだけで『できない』と思っていたことが『できる』ようになり、仕事や日常生活のパフォーマンスがグッと上がるのです」。 菅原さんの著書『「できない自分」を脳から変える行動大全』には、「脳に効率よくパフォーマンスしてもらうためのちょっ とした行動習慣」が100項目おさめられています。その中から、女性にとって“あるある”なシーンを紹介しましょう。「ダメな自分」にグジグジ悩むより、行動習慣を変えるほうがずっと建設的ですよね。(以下は同書より抜粋・再構成)
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