「先負」

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

読み方は「せんぷ・せんふ・せんまけ・さきまけ」と呼ばれています。

「先負」は午前中が凶で午後が小吉。

先勝は午前中が吉と言われているので先負は午後が吉だと思われがちですが、先負の午後は小吉程度で特に良い時間というわけではありません。

この日は「平常を装って吉」とされており、何事も起こらないよう無難に過ごすことがおすすめの日です。

先勝の「午前中が吉」なのであれば、「先負」は「午後が吉」だと思われるかもしれませんが、正しくは「先勝の午後から比べたらまだ良い」という小吉程度。

午後が特に良い時間というわけではありません。

この日は「平常を装って吉」とされており、何事も起こらないよう無難に過ごすことがおすすめの日です。

「仏滅」

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

読み方は「ぶつめつ」と呼ばれています。

仏滅とは「物が終わる(滅する)日」です。 悪い日だと思われがちですが、この日は仏事や別れたい人との別れには良い日と言われています。

例えば悪縁を切り、改めて人生をスタートしたいときなどには適しています。

お祝い事などはこの日を避けた方が良いでしょう。

「仏滅」は「物が消滅する日」を意味し、物質的な物の購入などが「してはいけないこと」にあたります。

ちなみに、大安と仏滅は大吉と大凶のように思われがちですが、実はあまりその良し悪しは大安も仏滅も変わりません。

結婚式などを執り行うときに避けられがちな「仏滅」ですが、物が滅する日ではあるものの、本来は吉でも凶でもなく無難な日と考えられていました。

仏滅と言うと不吉に思われやすいですが、終わる(滅する)ことが良いことなのか悪いことなのかはその人や事柄によります。

この日は仏事や別れたい人との別れには 良い日と言われているので、例えば悪縁を切り、改めて人生をスタートしたいときなどには適しています。

ただし、この日から始めること(特に良くない事柄)は長引いてしまうと考えられており、この日に病気になると長引くとも言われます。

また、六曜の考え方でとらえると、仏滅に家を建てるのは物事が終わる日なのでNGです。

悪縁因縁を断ち切り、新たな旅立ちをしたい事柄がある場合は、仏滅を意識しても良いかもしれませんね。

「大安」

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

読み方は「たいあん」と呼ばれています。

大安は「やってはいけないことが何もない日」のこと。

この日は大吉だと思われがちですが、「大いに安し」という意味をそのままとると「特に害のない日」となり、実は「小吉」のような日です。

ただし、やってはいけないことや凶の時間帯がない分、結婚式などの長い時間帯で執り行われる行事はこの日にすると良いと考えられています。

ただし、大安はNGな事柄や時間帯が無く「万事進んで良し」の日と考えられる一方で、「大安」が一般的に良い日だととらえられているのは、この「してはいけないこと」が無く、「何事にも害がない日」のため。

結婚式などは「大安」に行うのが良いと言われていますが、なぜでしょうか。

六曜は、「やってはいけないこと」を考える指標とされるもの。

例えば仏滅は「完全なる消滅」を意味し、物質的なものが滅する日なので「物を買うこと」などがやってはいけないことにあたります。

大安とはこのやってはいけないことが“何もない日”のこと。

つまり、「大吉」というわけではなく、「特に害のない日」ということで実は「小吉」のような日なのです。

ただし、やってはいけないことがない分、結婚式など長い時間帯で執り行われる行事などはこの日にすることで凶の時間帯がなく、良いと考えられています。

ちなみに、かつて賭け事などに「六曜」が使われていた時は、「小吉」の時に賭けても面白くない、と考えられることもあったそうですよ。