⑤義務にする

勉強した成果をnoteやブログなどを使って公開するようにします。毎週特定の日に公開すると決めて、まわりの方たちにお願いして見てもらうようにすると、「約束しているから頑張らなくては」という気持ちになれるのではないでしょうか。

⑥目標を捉え直す

「出版翻訳家デビューのための勉強」と捉えていると、すぐにデビューにつながらない場合、どうしてもモチベーションは下がりがちです。けれども「語学に触れて豊かな人生にする」「美しい日本語を操れるようになる」「多様な価値観に触れて深みのある人間になる」などを目標と捉えたら、近視眼的にならずに、もっと勉強を楽しめるかもしれません。それに、そういう余裕があるほうが、必死に勉強するよりも、夢が叶いやすいものです。

⑦自分にご褒美をあげる

ある著者の方は、「ここまで原稿を書いたら、好きな漫画の新刊を5ページ読んでいい」と決めているそうです。自分にささやかなご褒美をあげることで、モチベーションを保っているのですね。他にもコーヒーやお菓子など、ごほうびに活用できるものは多いでしょう。

以上の方法のうち、ご自分に合いそうなものを取り入れてみてくださいね。モチベーションを保つのに役立ってくれることを願っています。また、第121回の「夢をあきらめそうなときは?」の内容もご参考になるかと思いますので、あわせてお試しいただけたらうれしいです。

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