証券会社選びをする際、チェックしておきたいのが各社の特徴です。例えば「手数料はどうなっているか」「単元未満株の取引ができるか」といった気になる点を必ず確認してから選びましょう。
今回は、ネット証券の中でもLINE証券とSBIネオモバイル証券(以下、ネオモバ)にスポットを当てて特徴をご紹介します。どちらが自分に合っているのか比較してみましょう。
- LINE証券とSBIネオモバイル証券(ネオモバ)は、スマホを使って少額から取引できる証券会社
- LINE証券のメリットは「株のタイムセール」などもあり、キャンペーンが豊富な点
- LINE証券なら、LINEアプリを使ってスピーディーに口座開設できる
- ネオモバのメリットは「ひとかぶIPO」で気軽にIPOにチャレンジできる点
- ネオモバは毎月指定した日に指定銘柄を買い付けできる「定期買付サービス」が便利
(公式サイト)
LINE証券とネオモバ共通の特徴
LINE証券とネオモバの共通の特徴としては、以下の2つが挙げられます。2社で迷っている人はこの共通点にひかれて迷っているのかもしれませんね。
【スマホで取引ができる】
LINE証券とネオモバは、どちらもスマホ取引がメインのネット証券です。パソコンがなくても取引ができるので、気軽に投資をはじめたい人に向いています。
【少額からの取引が可能】
通常、株は1単元(100株)単位で取引しますが、両社とも1株から取引が可能です。なかには、少額で買える株もあるため、投資資金に余裕がない場合でもはじめやすいでしょう。
どちらもスマホ中心に取引をするので手軽さが魅力です。投資初心者でもトライしやすい点が共通しています。
LINE証券とネオモバの違いとは
LINE証券とネオモバの違いを紹介します。
LINE証券 | ネオモバ | |
---|---|---|
手数料 (手数料の金額・ コースなど) |
〇 (約定ごとに 手数料がかかる) |
〇 (月間の国内株式約定代金 合計額50万円までは 税込み220円) |
NISAの取扱い | × (取扱いなし) |
× (取扱いなし) |
つみたてNISAの 取扱い |
× (取扱いなし) |
× (取扱いなし) |
単元未満株の 取扱い |
◎ | ◎ |
米国株 | × (取扱いなし) |
× (取扱いなし) |
投資信託 | 〇 | × |
IPO | 〇 (100株単位で申込可能) (2021年7~9月までの実績:5社) |
〇 (1~99株単位で申込可能) (SBI証券が引き受けた 銘柄の一部を委託販売) |
ポイント制度 | ◎ (LINEポイント) |
◎ (Tポイント) |
ツールによる サポート |
〇 (シンプルで使いやすいツール) |
〇 (銘柄名・コード、 株主優待から銘柄検索可能) |
表を見てみると両社ほぼ似たようなスペックの印象ですが、大きな違いとしては投資信託の取扱い。LINE証券は投資信託の取扱いがありますが、ネオモバはありません。投資信託をやってみたいと考えている場合は、LINE証券が有力な選択肢となるでしょう。
またIPOにも特徴的な差があります。LINE証券のIPOは100株単位(1単元)なのでネオモバよりも当選すると収益が多く見込めます。LINE証券のIPOは2021年6月に開始したばかり。まだ競争相手も少ないため狙い目かもしれません。一方、ネオモバは1株からIPOの申し込みが可能です。手軽にIPOにチャレンジするならネオモバがいいでしょう。
続けて両社の独自の特徴について深掘りしていきます。
LINE証券とネオモバのメリットを比較
LINE証券とネオモバのメリットを比較してみましょう。両社のメリットは以下の表のとおりです。
LINE証券 | ・単元未満株をリアルタイムで取引できる ・株のタイムセールがある ・キャンペーンが豊富 ・「いちかぶ」で少額投資が可能 ・業界最低水準の手数料 ・「かんたん本人確認」で口座開設がスピーディー ・LINE PayやLINEポイントを活用できる |
---|---|
ネオモバ | ・単元未満株(S株)の取扱銘柄数が豊富 ・Tポイントを使って投資ができる ・「ひとかぶIPO」で気軽にIPOにチャレンジできる ・毎月Tポイントがもらえる ・自動定期買付で株を買える ・株価予想が当たれば購入金額が2倍になる「ネオW」がある |
LINE証券のメリット
LINE証券はメッセンジャーアプリのLINEが作ったネット証券です。手軽な投資が可能なことや業界最低水準と言われる手数料の安さでも人気があります。
LINE証券のメリットを7つ、詳しく紹介します。
- ① 単元未満株をリアルタイムで取引できる
- ② 株のタイムセールがある
- ③ キャンペーンが豊富
- ④ 「いちかぶ」で少額投資が可能
- ⑤ 業界最低水準の手数料
- ⑥ 「かんたん本人確認」で口座開設がスピーディー
- ⑦ LINE PayやLINEポイントを活用できる
LINE証券のメリット① 単元未満株でもリアルタイム取引が可能
単元未満株は、多くの証券会社で取引できます。しかしほとんどが注文を出した後、「翌営業日の寄り付き値」「当日の終値」などのリアルタイム以外で取引が成立します。しかしLINE証券ではリアルタイム取引が可能です。
田尻宏子(ファイナンシャルプランナー)
日中でも夜間でも市場の値動きをチェックしながら取引できるのは、LINE証券ならではの特徴です。
LIN証券のメリット② 株のタイムセールがある
株のタイムセールがある点もLINE証券独自の特徴です。LINE証券が指定した対象銘柄をタイムセール実施時間内に3%、5%、7%OFFの割引価格で購入できます。
株のタイムセールはどのくらいお得?
例えば株価10,000円の銘柄を株のタイムセールを利用して7%OFFで購入できたとします。この銘柄を3株購入した場合、30,000円が27,900円に!かなりお得ですよね。
株のタイムセール開催日時はどうやって知るの?
開催日時については、LINE証券のLINE公式アカウント・公式Twitterで告知されます。さらに当日、LINE公式アカウントで対象銘柄が発表されるので、しっかりチェックしましょう。
LINE証券のメリット③ キャンペーンが豊富
LINE証券は、キャンペーンが多いことで知られる証券会社です。
この他、対象銘柄を0円で取引できる「アフタヌーンセール」なども実施されています。
LINE証券のメリット④ 「いちかぶ」で少額投資も可能
通常、株式は100単位で取引されますが、LINE証券では「いちかぶ」という単元未満株の取引も可能です。
「いちかぶ」では1株から株を購入できるので、銘柄によっては数百円で投資をスタートできます。取扱銘柄は国内株式の約88%をカバーしており、株式だけでなくETFも取引できます。
「少ない資金で投資を始めたい」「いろいろな種類の銘柄を持ちたい」という人は、いち株がおすすめです。
LINE証券のメリット⑤ 業界最低水準の手数料
LINE証券の株取引の手数料は業界最低水準です。例としてマネックス証券の手数料と比べてみましょう。
※手数料は税込です。
約定金額 | LINE証券 | マネックス証券 (約定ごとに手数料がかかるコース) |
---|---|---|
5万円 | 55円 | 110円 |
10万円 | 99円 | 110円 |
20万円 | 115円 | 198円 |
50万円 | 275円 | 495円 |
100万円 | 535円 | 1,100円 |
150万円 | 640円 | 1,650円 |
3,000万円 | 1,013円 | 3万3,000円 |
3,000万円超 | 1,070円 | 3万3,000円 |
マネックス証券と比べると、LINE証券の手数料がかなり低いことがわかります。特に取引を頻繁にする人には、LINE証券をおすすめします。
またLINE証券では、以下の3つの取引手数料が無料です。
【LINE証券 無料の手数料】
・信用取引の売買手数料
・投資信託の購入手数料
・IPOの購入手数料
IPO投資や信用取引をしたい人も、LINE証券がおすすめです。
LINE証券のメリット⑥ 「かんたん本人確認」で口座開設がスピーディー
LINE証券には、すぐに口座を開設できるというメリットもあります。本人確認も「かんたん本人確認」でスピーディーに行えます。
口座開設手続きとかんたん本人確認の流れを確認しましょう。
-
LINE証券サイトの「口座開設ページ」を開き、お客様情報を入力する
-
携帯電話番号を入力するとSMSで認証番号が送信されるため、認証を行う。SMS受信ができない場合は、電話での自動音声認証を行う
-
マイナンバー個人カードか運転免許証を準備する
-
スマートフォンで顔とマイナンバー個人カード、もしくは運転免許証を撮影する
-
6桁の暗証番号を設定する
-
口座開設手続きが完了し、審査後取引開始手続きの案内が届く
上記の6ステップで、口座開設手続きと本人確認が完了します。LINEで審査通過の連絡が届くので、最短で翌営業日から取引を始められます。
手元に運転免許証しかなくマイナンバー個人カードがない場合は、かんたん本人確認で審査を先に行い、後日マイナンバーを提出しましょう。
LINE証券のメリット⑦ LINE PayやLINEポイントを活用できる
LINE証券では、LINE PayやLINEポイントを使って取引ができます。
【LINE Payを使う場合】
LINE Payで入金額を指定し、証券口座に入金します。その際、以下のどちらかを選択します。
1.LINE Pay残高から入金
2.LINE Payに連携している銀行口座からチャージして入金
【LINEポイントを使う場合】
LINEポイント利用して取引ができます。LINEポイントは1ポイントから利用でき、1ポイント=1円として使えます。
LINEポイントを日常的に利用している人や、ショッピングなどで貯めている人は、投資での利用も検討するとよいでしょう。
ネオモバのメリット
SBIネオモバイル証券(ネオモバ)はTポイントを使った投資もできる証券会社です。1株からの購入が可能で、現在お持ちのポイントでも株の購入が可能です。
「単元未満株の取扱い銘柄数が豊富」「Tポイントを使っての投資が可能」など、手軽に取り組めるネオモバのメリットについてみていきましょう。
- ① 単元未満株(S株)の取扱銘柄数が豊富
- ② Tポイントを使って投資ができる
- ③ 「ひとかぶIPO」で気軽にIPOにチャレンジできる
- ④ 毎月Tポイントがもらえる
- ⑤ 自動定期買付で株を買える
- ⑥ 株価予想が当たれば購入金額が2倍になる「ネオW」がある
ネオモバのメリット① 単元未満株(S株)の取扱い銘柄数が豊富
ネオモバは「S株」という名称で1株単位での株を購入できます。S株ならわずか数百円で株投資が可能です。
なお単元未満株は、すべての証券会社で売買できる銘柄が同じわけではありません。例えば、ある証券会社では150銘柄ほどの取り扱いとなっています。取扱数が多い会社や少ない会社があるため、お目当ての銘柄を売買したい場合は、よく調べる必要があるのです。
その点ネオモバのS株では、東京証券取引所に上場する3,000以上の株式銘柄の売買が可能です。なお名古屋・福岡・札幌の各証券取引所の銘柄は、売却のみが可能です。
東京証券取引所 | 売買が可能 |
---|---|
名古屋証券取引所 | 売却のみ可能 |
福岡証券取引所 | 売却のみ可能 |
札幌証券取引所 | 売却のみ可能 |
ネオモバのメリット② Tポイントを使って投資ができる
ネオモバでは、Tポイントを使っての投資もできます。Tポイントを使っての投資は、ネオモバが日本初とのこと。 1ポイント=1円で利用できるため、ショッピングなどで貯めたTポイントで体験投資ができるのは嬉しいですよね。
田尻宏子(ファイナンシャルプランナー)
ネオモバのメリット③ 「ひとかぶIPO」で気軽にIPOにチャレンジできる
ネオモバは「SBI証券」のグループ会社で、SBI証券が引き受けたIPO株の一部を委託販売します。SBI証券はIPO取扱数が業界トップの証券会社なので安心感もありますね。
ネオモバでは、1株単位でIPOの申込が可能です。少ない金額で新規上場株投資にチャレンジしたい人は、ネオモバのIPOがおすすめです。
【IPOってなに?】
IPOとは「Initial Public Offering」の略です。今まで経営者など一部の人しか保有していなかった未上場企業の株式を一般の人にも流通させるために行われます。金融市場を通じ、広く資本を集めるのが主な目的です。その他、企業の知名度を上げる、社会的信用を高める、という目的もあります。
IPO株は上場直後に高値を付けることが多いため、非常に人気があります。これから成長する企業の株式が手に入るチャンスといえますね。またIPOは「取引手数料」がかからないため、お得感があるのも人気の理由です。
しかし、IPO株は誰でも買えるわけではありません。「株を買う権利」を抽選で得る必要があるのです。
IPOはすべての証券会社で扱っているわけではなく、「幹事証券会社」だけが取り扱います。IPOによって幹事証券会社は異なるので、お目当ての銘柄がある場合はどの証券会社が取り扱っているのかを調べる必要があります。
また、その証券会社で口座を持っている人でないと申し込めません。積極的にIPOの抽選に申し込みたい人は、前もってIPOの取扱いが多い証券会社で口座を開設しておきましょう。
ネオモバのメリット④ 毎月Tポイントがもらえる
ネオモバでは「サービス利用料」が毎月かかりますが、取引がない月でもTポイントが200ポイント付与されるのはメリットといえるでしょう。
【ネオモバのサービス利用料】
ネオモバのサービスを利用(取引・証券投資情報の閲覧など)すると、毎月サービス利用料がかかります。利用料は、月間の株式取引約定代金合計額をもとに計算されます。
※サービス利用料は税込です。
月間の株式取引約定代金合計額 | サービス利用料 |
---|---|
0円~50万円以下 | 220円 |
50万円超~300万円以下 | 1,100円 |
300万円超~500万円以下 | 3,300円 |
500万円超~1,000万円以下 | 5,500円 |
以下100万円ごとに | 1,100円加算 (上限なし) |
ネオモバのメリット⑤ 自動定期買付で株を買える
ネオモバは「ネオモバ株 アプリ」で「定期買付サービス」を提供しています。「定額買付サービス」とは、毎月指定した日に、事前に指定した銘柄を指定した金額分買い付けるサービスのこと。
「株価を見る習慣がない」「買い注文を入れるタイミングがわからない」という人にぴったりです。
対象銘柄 | 現物取引 (東証・名証・福証・札証上場銘柄) 国内ETF REIT インフラファンド |
---|---|
設定金額 | 1回あたり100円以上100円単位 |
買付希望日の設定 | ひと月に5件まで 買付日は1日~28日の間で指定 |
設定の上限数 | 50件 ※同一銘柄を2件設定した場合は2件として計算 ※同一銘柄を同じ日に買付する設定は不可 |
貯めたTポイントを定期買付で利用でき、不足分は現金から充当されます。
ネオモバのメリット⑥ 株価予想が当たれば購入金額が2倍になる「ネオW」がある
ネオモバでは、オリジナル商品「ネオW」を取り扱っています。この商品は「カバードワラント」と呼ばれる有価証券です。
ネオWでは、翌週末の日経平均株価が一定の価格を「上回る」「下回る」「変わらない」を選んで購入します。予想が当たれば、投資した金額が最大2倍になります(「変わらず」を選択した場合は1.25倍)。
ネオWは1口200円から投資ができ、Tポイントも利用できます。「個別銘柄の動きは追っていないが、日経平均株価は毎日見ている」という人にもおすすめです。
LINE証券とネオモバのデメリットを比較
2社には以下のようなデメリットもあります。
LINE証券 | ・NISAを利用できない ・外国株の取り扱いがない ・投資信託が少ない ・分析・取引ツールがない ・LINE Payを使う場合はMONEYアカウントが必要 |
---|---|
ネオモバ | ・投資信託の取り扱いがない ・NISAを利用できない ・外国株の取り扱いがない ・単元未満株をリアルタイムで取引できない ・サービス利用料がかかる |
LINE証券のデメリット
- ① 一般NISA・つみたてNISAを利用できない
- ② 外国株の取り扱いがない
- ③ 投資信託が少ない
- ④ 分析・取引ツールがない
- ⑤ LINE Payを使う場合はMONEYアカウントが必要
LINE証券のデメリット① NISA(一般NISA)・つみたてNISA(積立NISA)を利用できない
2021年11月現在、LINE証券では一般NISA・つみたてNISAを取り扱っていません。
つみたてNISAは、年間40万円×20年間、非課税で積立型の投資信託に投資できる制度。
2014年1月にスタートしたNISAは、少額からの投資を行う方のための非課税制度です。 例えば投資信託に投資した場合は、「普通分配金」と売却時の「譲渡益」が非課税になります。
出典:金融庁「NISAの概要」
つみたてNISAは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です
出典:金融庁「つみたてNISAの概要」
「非課税でお得に投資したい」という人は、LINE証券以外の証券会社を検討することをおすすめします。
iDeCoは掛金の全額が所得控除され、運用益や給付を受ける際は税制優遇がある制度です。LINE証券ではiDeCoを検討してみましょう。
LINE証券のデメリット② 外国株の取り扱いがない
LINE証券は外国株の取り扱いがありません。
田尻宏子(ファイナンシャルプランナー)
LINE証券のデメリット③ 投資信託が少ない
LINE証券では投資信託の取扱数が非常に少なく、31銘柄しかありません。「多くの銘柄の中から選びたい」という人のニーズには応えていないため、注意してください。
田尻宏子(ファイナンシャルプランナー)
LINE証券のデメリット④ 分析・取引専用ツールがない
LINE証券では、メッセージアプリ「LINE」を使った取引が中心になります。そのためLINE証券を利用している間は、メッセージ機能を利用できません。ブラウザからも取引ができますが、その際はLINE IDとパスワードが必要です。
また分析ツールもないので、詳しいチャートなどを見たい場合は別で準備しなければなりません。本格的に株取引をする人のために分析・取引専用ツールを用意している証券会社が多い中、分析ツールがないのはLINE証券のデメリットといえるでしょう。
LINE証券のデメリット⑤ LINE Payを使う場合はMONEYアカウントが必要
LINE Payを使って取引したい場合は、MONEYアカウント登録が必須です。MONEYアカウントの登録には、本人確認が必要です。証券口座の申込時と同様に、「かんたん本人確認」で運転免許証などを撮影して送信をしなければならず、少々手間がかかります。
ネオモバのデメリット
次に、ネオモバのデメリットをチェックします。
- ① 投資信託の取り扱いがない
- ② 一般NISA、つみたてNISA、iDeCoを利用できない
- ③ 外国株の取り扱いがない
- ④ 単元未満株をリアルタイムで取引できない
- ⑤ サービス利用料がかかる
ネオモバのデメリット① 投資信託の取り扱いがない
ネオモバでは、投資信託は扱っていません。多くの証券会社で取り扱いがある中、これは大きなデメリットといえるでしょう。
投資信託に投資したい場合は、他の証券会社で口座を開設する必要があります。
田尻宏子(ファイナンシャルプランナー)
なおネオモバ で取引できる金融商品は、以下のとおりです。
【ネオモバで取引できる商品】
・株式(IPO、単元未満株投資を含む)
・FX
・ネオW(カバードワラント)
ネオモバのデメリット② NISA(一般NISA)、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを利用できない
ネオモバでは、非課税で投資ができる「一般NISA」「つみたてNISA」を利用できません。譲渡益や配当金に課税される取引しかできないため、注意してください。また「iDeCo」も利用できません。
これらの利用を考えている場合は、他の証券会社で口座を開設する必要があります。
ネオモバのデメリット③ 外国株の取り扱いがない
ネオモバで取引できるのは国内株式のみで、外国株の取り扱いはありません。外国株への投資を検討している場合は、ネオモバ以外の証券会社を選ぶことになります。
特に「外国株や外国株ETFを含めて分散投資をしたい」という人は注意が必要です。
ネオモバのデメリット④ 単元未満株をリアルタイムで取引できない
ネオモバの単元未満株(S株)は、リアルタイムでの売買ができません。S株の投資では、株価を指定する「指値注文」はできず、株価を指定できない「成行注文」のみとなります。
予想外の価格で約定する可能性もあるので、注文の際は株価の動向に十分気を付けてください。
ネオモバのデメリット⑤ サービス利用料がかかる
ネオモバでは、約定ごとに手数料がかかるのではなく、月の約定代金合計額により「サービス利用料金」という形で手数料がかかります。
月の約定代金合計額が高くなるほどサービス利用料金も高くなっていく仕組みです。このサービス利用料金は他の証券会社の手数料と比較しても高めです。さらに、1ヵ月まったく取引を行わなかったとしても220円は支払う必要があります。
田尻宏子(ファイナンシャルプランナー)
「LINE証券」対「ネオモバ」 11項目を徹底比較
以下の11項目で、LINE証券とネオモバを比較してみましょう。「どちらがお得に利用できるのか」を考えながら読んでください。
比較項目 | LINE証券 | ネオモバ |
---|---|---|
口座数 | 80万口座 (2021年8月現在 |
60万口座 (2021年5月現在 |
手数料 | ・取引ごとに手数料がかかる ・約定代金5万円までが55円、 10万円までが99円 |
・月の約定代金合計額により サービス利用料(手数料に相当)が変わる ・月の約定代金が50万円までの サービス利用料は月220円 |
一般NISA | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
つみたてNISA | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
iDeCo | 取り扱いあり | 取り扱いなし |
商品 | ・国内株式 (IPO、信用取引含む) ・単元未満株 ・投資信託 (ETF、REIT含む) ・iDeCo ・FX |
・国内株式 (IPO含む、自動定期買付もあり) ・WealthNavi for ネオモバ ・単元未満株 ・国内ETF、REIT ・ネオW(カバードワラント) |
米国株 | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
IPO | 6銘柄 (2021年11月) |
23銘柄 (2021年11月) |
ポイント制度 | LINEポイント | Tポイント |
アプリ | LINE証券としての 独立したアプリなし |
「株アプリ」がある |
キャンペーン | ・初株チャンス ・友達紹介プログラム ・FX口座開設+1取引で 最大5,000円プレゼント ・口座開設から最大 30日間いちかぶコストが0円 (2021年12月時点) |
・ネオモバお友達紹介プログラム (2021年12月時点) |
公式ページ |
LINE証券とネオモバの比較:口座数 ——LINE証券のほうが多い
LINE証券とネオモバの口座数を比較してみましょう。
LINE証券:80万口座(2021年8月現在)
ネオモバ:60万口座(2021年5月現在)
現時点では、 LINE証券の口座数のほうが多いです。すでに多くの人に利用されている「LINE」アプリを通じて取引ができる点が、評価されているのかもしれませんね。
LINE証券とネオモバの比較:手数料 ——取引が少ないならLINE証券、頻繁に取引するならネオモバ
以下のように、両社の手数料体系は異なります。
【LINE証券】
・取引ごとに手数料がかかる仕組み
・約定代金5万円までが55円、10万円までが99円
【ネオモバ】
・月の約定代金合計額によりサービス利用料(手数料に相当)が変わる仕組み
・月の約定代金が50万円までのサービス利用料は月220円
手数料体系の違いを考えると、あまり取引をしない人はLINE証券、少額を頻繁に取引する人はネオモバがおすすめです。
LINE証券とネオモバの比較:NISA(一般NISA)——どちらも取扱いなし
LINE証券、ネオモバともに一般NISAの取り扱いがありません。NISAでの投資を検討している場合は、他の証券会社を探しましょう。
LINE証券とネオモバの比較:つみたてNISA(積立NISA) ——どちらも取扱いなし
LINE証券、ネオモバともにつみたてNISAの取り扱いもありません。利用したい場合は、他の証券会社を探しましょう。
口座開設や取引のしやすさを考えるとネット証券がおすすめです。選ぶ際はつみたてNISAの取扱銘柄数が多い証券会社をチェックするとよいでしょう。
・楽天証券:179銘柄(2021年11月現在)
LINE証券とネオモバの比較:iDeCo ——取り扱いはLINE証券のみ!
LINE証券は「iDeCo」を取り扱っていますが、ネオモバでは取り扱っていません。
LINE証券のiDeCoは野村證券と共同でサービスを提供しており、投資先は元本確保型1銘柄、その他23銘柄の中から選べます。
LINE証券とネオモバの比較:商品 ——ニーズに応じて選ぼう
両社、取り扱い商品にはそれぞれ特色があります。どちらが優れているというものではないため、自分のニーズに合わせて選びましょう。
LINE証券 | 国内株式 (IPO、信用取引含む) 単元未満株 投資信託 (ETF、REIT含む) iDeCo FX |
---|---|
ネオモバ | 国内株式 (IPO含む、自動定期買付もあり) WealthNavi for ネオモバ 単元未満株 国内ETF、REIT ネオW(カバードワラント) |
LINE証券は「信用取引」や「iDeCo」を取り扱っていますが、ネオモバは取り扱っていません。一方でネオモバには「株式の自動定期買付」「WealthNavi for ネオモバ」「ネオW」といったサービスがありますが、LINE証券にはありません。
自分の興味ある商品が多い方を選ぶといいでしょう。
LINE証券とネオモバの比較:米国株 ——どちらも取り扱いなし
LINE証券とネオモバは、どちらも米国株を取り扱っていません。米国株取引を考えている人は、別のネット証券を探しましょう。
例えばSBI証券やマネックス証券は、米国株の取扱銘柄数が多いのでおすすめです。
マネックス証券:4,500銘柄以上
LINE証券とネオモバの比較:IPO ——取扱数が多いのはネオモバ
LINE証券とネオモバの2021年11月のIPO取扱数を比較してみましょう。
LINE証券 | 6銘柄 |
---|---|
ネオモバ | 23銘柄 |
ネオモバのほうが、圧倒的に多くの銘柄を取り扱っています。ネオモバは、ネット証券最大手のSBI証券のIPO銘柄の一部を委託販売できるからでしょう。
さらに、ネオモバでは1株からIPOに参加できる「ひとかぶIPO」も取り扱っています。IPO目当てで口座を開設する場合は、ネオモバがおすすめです。
LINE証券とネオモバの比較:ポイント制度 ——ポイントの利用状況に応じて選ぶのがおすすめ
LINE証券では「LINEポイント」、ネオモバでは「Tポイント」を取引に利用できます。ショッピングなどでどちらかのポイントを貯めている場合は、それに合わせて証券会社を選ぶのもよいでしょう。
両社でポイントを投資に利用する方法は異なるため、確認しておきましょう。
-
LINEアプリ内、LINE証券画面のメニューアイコンをタップ
-
「入金」を選択し、入金額を入力
-
次の画面で入金に利用するLINEポイント数を入力
-
「決済」をタップ
-
証券口座にポイント分の金額が入金される
-
「Tポイント連携手続き」を行う(Yahoo!JapanIDが必要)・ネオモバアプリ「マイページ」で「Tポイント(ID連携)」をタップ、「Tポイント利用手続き照会・解除」をタップする
・画面に表示される約款を確認
・問題がなければ「上記の内容を確認し同意しました」にチェックを入れ、取引パスワードを入力してログイン -
買付時、Tポイントを利用する場合は「買付注文画面」で「すべて使う」「一部使う」を選択
-
約定時に利用ポイント数量が確定
LINE証券ではポイントを現金に換算して証券口座に入金しますが、ネオモバはポイントをそのまま買付に利用できるという違いがあります。
LINE証券とネオモバの比較:アプリの機能 ——独立したアプリがあるネオモバが使いやすい
ネオモバには「株アプリ」という専用のアプリがあります。
一方、LINE証券の画面を開く場合はメッセージアプリ「LINE」を開き、ウォレットタブをタップする必要があります。このようにLINE証券では、取引画面を開くまでに2ステップあります。
独立したアプリがあるネオモバのほうが使いやすいでしょう。
LINE証券とネオモバの比較:キャンペーン ——2021年12月時点ではLINE証券のほうが充実
LINE証券とネオモバのキャンペーンを比較してみましょう。将来はどうなるかは分かりませんが、現時点ではLINE証券の方がキャンペーン数は多いです。
ネオモバ | ・ネオモバお友達紹介プログラム 友達・家族にTポイント投資 (ネオモバでの口座開設など)を紹介すると、 紹介者にTポイントを最大7万1,000ポイント進呈 |
---|
LINE証券とネオモバ、自分はどちらが向いている?
LINE証券とネオモバは、共通点も多いだけにどちらにするか決めかねている人も多いのではないでしょうか。そこで両社ともに、どんなタイプの人に向いているのかをチェックしてみましょう。
- リアルタイムに取引を行いたい人
- 少しでもお得に株を購入したい人
- LINEアプリを使っている人
- 手数料の低さを重視している人
- 本人確認をスピーディーに行いたい人
- 手軽にIPOにチャレンジしたい人
- Tポイントを活用している人
- 「ネオW」投資をしたい人
- 1ヵ月の約定代金が50万円程度の人
- 自動定期買付を利用したい人
それぞれ解説します。
LINE証券が向いている人
LINE証券が向いているのは次のような人です。
【リアルタイムに取引を行いたい人】
LINE証券の大きな特徴は、単元未満株をリアルタイムで取引できる点です。株価を見ながらリアルタイムに注文を入れたい人にピッタリといえるでしょう。
他の証券会社の単元未満株注文では、証券市場が開いている時間であっても、「午前中の注文は当日後場始値で約定」というように、株価をある程度予測して注文を入れないといけないという場合もあります。そのため、LINE証券は株価が全く分からない状態で売買したくない慎重派の人にも向いているといえます。
【お得に株を購入したい人】
LINE証券では株を3%、5%、7%OFFで購入できる「株のタイムセール」を行っています。指定銘柄のみとなりますが、他にはないサービスなので要チェックです。
その時々で参加条件がある対象者限定のセールですが、「お得に株を購入したい」「銘柄選びに迷うため指定された銘柄から選びたい」という人にはぴったりでしょう。条件に該当しているならばぜひチャレンジしてほしいサービスです。お得に株を購入したいと考えている人はチェックしてみましょう。
【LINEアプリを使っている人】
LINE証券はブラウザからでも取引ができますが、LINEアプリから取引画面に入るのが最も簡単です。よって、LINE証券はLINEアプリを使っている人に向いています。
LINE証券では、株の購入代金の入金や売却代金の出金にLINE Payを利用することもできますが、その場合はMONEYアカウントの登録が必要です。よって、すでにMONEYアカウントに登録している人もLINE証券での取引に向いています。
【手数料の低さを重視している人】
LINE証券の手数料は、大手ネット証券会社と比較して低めに設定されています。手数料が低い証券会社を探している人にもおすすめです。
【本人確認をスピーディーに行いたい人】
LINE証券ではマイナンバー個人カードもしくは運転免許証、本人の写真を撮影するだけで本人確認ができる「かんたん本人確認」という仕組みがあります。「本人確認に手間をかけたくない」という人もLINE証券に向いています。
ただし、マイナンバー個人カードや運転免許証がない人、本人写真を撮影したくない人はかんたん本人確認を使えません。
ネオモバが向いている人
ネオモバが向いているタイプも確認してみましょう。
【手軽にIPOにチャレンジしたい人】
ネオモバでは、IPOに1株単位から申し込み可能です(ひとかぶIPO)。そのため「IPO取扱銘柄を中心に投資をしたい」「IPOに興味がある」といった人に向いています。配分は抽選で行われますが、以下の優遇枠もあるのでチェックしておきましょう。
・20~30代で3ヵ月以上口座を継続保有する若年層の優遇
・FX取引口座開設者への優遇
申込はネオモバのアプリ上から簡単に行えます。
【Tポイントを活用している人】
ネオモバでは、Tポイントを使っての投資だけでなく、Tポイントを貯めることも可能です。そのため日ごろからTポイントを活用している人に向いています。Tポイントは、1ポイント=1円で利用できるため、中途半端に残ったポイントも無駄なく活用できるでしょう。
【「ネオW」投資をしたい人】
ネオモバには、日経平均の動きを予想する「ネオW」という商品があります。ネオWはネオモバのオリジナル商品で、他の証券会社にはありません。「ネオWに投資してみたい」という人は、ネオモバに向いているといえます。
【1ヵ月の約定代金が50万円程度の人】
ネオモバでは、1ヵ月の約定代金の合計額によってサービス利用料が決まります。1ヵ月の約定代金の合計が数百万円の場合は月に数千円の利用料がかかりますが、50万円程度であれば220円で済みます。取引コストを考慮すると、1ヵ月の約定代金の合計が50万円程度の人はネオモバに向いています。
【自動定期買付を利用したい人】
自動定期買付があるのはネオモバのみで、LINE証券にはありません。「毎月定期的に株を買いたい」という人は、ネオモバが向いています。1回あたりの投資金額をあらかじめ設定できるため、毎月決まった金額を投資できる人もネオモバを選ぶとよいでしょう。
LINE証券で口座を開設した人の評判・口コミ
LINE証券で口座開設した人は、どのように感じているのでしょうか。利用者の口コミを集めてみました。
LINE証券の口コミ:LINE証券を選んだ理由
- 月額の管理料がいらないから
- 1株単位での取引がしたかったから
- LINEアプリから証券会社のページに入れるから
人気のLINE証券はやはり手軽さが受けているようです。何よりも「普段使っているLINEアプリから始められるのがよかった」という声が多く聞かれました。また「LINE証券でもIPOの取扱いを開始したため」という声もありました。
LINE証券の口コミ:LINE証券の良い点
LINE証券の良い点としてはどういった口コミが多かったのでしょうか。
- LINEポイントを投資に使える点が気に入っている
- チャートは簡素だが、そこまで気にしないのでこれで満足
- 商品を探しやすい
- LINEで「友達登録」していれば、タイムセールのお知らせが来る
「友達登録」でタイムセールのお知らせが来るなど、メッセンジャーアプリならではのメリットがあるようです。
LINE証券の気になる点
続けて、LINE証券の気になる点も見ていきましょう。
- LINE証券の専用アプリがあったほうがよかった
- ツールが初心者向き。慣れてきたら他の証券
- 会社を探したほうがいいかも
- サポートがいまいち
手軽に始められるのを良いという声がある反面、専用アプリがあった方がよいと思う人もいるようです。また本格的に投資をしたいなら他の証券会社の方が良いという口コミもありました。初心者にとって手軽なLINE証券は、本格派にとっては物足りなさを感じるのかもしれませんね。
ネオモバで口座を開設した人の評判・口コミ
ネオモバの利用者は、どのように感じているのでしょうか。 口座を開設した人の口コミを確認しましょう。
ネオモバの口コミ:ネオモバを選んだ理由
- 単元未満株が買えるから
- 期限間近のTポイントを利用したかったから
単元未満株(S株)やTポイントの利用で、リーズナブルな取引を求めている人が多く選んでいる ようです。「月額220円で取引し放題」に魅力を感じている声もありました。
ネオモバでは国内株式の1ヶ月の約定代金合計が50万円以下であれば、月額220円で取引がし放題になります。少額での取引を希望する人にとって魅力的なサービスと言えるでしょう。
ネオモバの口コミ:ネオモバの良い点
ネオモバの良い点としてはどういった口コミがあるでしょう。
- Tポイントが投資に利用できる
- Tポイントが貯まるのがメリット
- 1株から買えるので少額から分散投資も簡単にできる
- 申し込みから投資開始までの流れがスムーズだった
- 1株からIPOに参加できる点がよい
Tポイントの活用にメリットを感じている人が多くいました。また1株から売買できるなどリーズナブルに利用できるのも評価されているようです。
ネオモバの口コミ:ネオモバの気になる点
ネオモバの気になる点も見てみましょう。
- チャートなどの分析ツールの情報が足りない
- 注文がアプリでは行えない。注文時はブラウザになってしまう点が不満
- 取引をまったくしていない場合でも、月額利用料がかかる点が不満
操作性について不満を感じている人が多いようでした。特に投資に慣れている人にとっては、分析ツールの情報量に不満があるという口コミもありました。
手軽に取引できるLINE証券とネオモバ 特徴を理解して自分に合った方を選ぼう
LINE証券とネオモバは、両社ともスマホ取引がメインのネット証券です。「パソコンをわざわざ開きたくない」「手軽に取引がしたい」という人向けの証券会社といえます。
両社とも取引・分析ツールも比較的シンプルなため、投資初心者でチャートなどの分析ツールをあまり使わない人にも向いているでしょう。
ただし「米国株の取引ができない」「一般NISA・つみたてNISAの取扱いがない」というデメリットもあります。これらの弱点も把握したうえで、自分に合っているのはどちらなのかを考えてはいかがでしょうか。
LINE証券とネオモバの比較結果をQ&Aでもチェック!
またIPOにも特徴的な差があります。LINE証券のIPOは100株単位(1単元)なのでネオモバよりも当選すると収益が多く見込めます。一方、ネオモバは1株からIPOの申し込みが可能です。手軽にIPOにチャレンジするならネオモバがいいでしょう。
また 株のタイムセールがある点もLINE証券独自の特徴です。LINE証券が指定した対象銘柄をタイムセール実施時間内に3%、5%、7%OFFの割引価格で購入できます。
またネオモバはTポイントを使っての投資もできます。Tポイントを使っての投資は、ネオモバが日本初とのこと。1ポイント=1円で利用できるため、ショッピングなどで貯めたTポイントで体験投資ができるのは嬉しいですよね。
さらに残念なことに、両社とも「一般NISA」と「つみたてNISA」の取扱いがありません。これも大きなデメリットと言えるでしょう。
【こちらの記事も読まれています】
>ネット証券10社を比較。最も手数料が安いのは?
>楽天証券とSBI証券どちらで口座開設する?
>SBI証券の評判は?口コミや取扱商品を解説