LINE証券(ライン証券)の口コミ・評判は

手軽さが人気のLINE証券は、2021年7月にスマホ証券利用率№1に輝きました。利用者の約半数が20~30代、6割以上が投資未経験者と、これまで投資をしていなかった人たちにも選ばれています。

LINE証券の人気の理由は、どこにあるのでしょうか。今回はLINE証券の評判や使い勝手、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

髙田麗子
国内保険会社で生命保険と損害保険の営業を兼務、外資保険会社では顧客相談室を経験。 退職後は、保険についての「わからない。めんどうくさい」を少しでも解消できればと、保険・金融記事の執筆を開始。 関心分野は、保険ジャンル全般(生保・損保・社保)や、生活に密着した金融サービスなど。FP2級技能士。
国内保険会社で生命保険と損害保険の営業を兼務、外資保険会社では顧客相談室を経験。 退職後は、保険についての「わからない。めんどうくさい」を少しでも解消できればと、保険・金融記事の執筆を開始。 関心分野は、保険ジャンル全般(生保・損保・社保)や、生活に密着した金融サービスなど。FP2級技能士。

LINE証券(ライン証券)とは

(画像=LINE証券公式ページより引用)
社名 LINE証券株式会社
設立 2018年6月1日
(2019年6月24日 LINE証券設立準備株式会社より商号変更)
資本金 200億円
株主
(持株比率)
LINE Financial株式会社:51%
野村ホールディングス株式会社:49%
所在地 〒141-0033 
東京都品川区西品川一丁目1番1号住友不動産大崎ガーデンタワー22階

LINE証券とは、コミュニケーションアプリ「LINE」を利用して投資ができるサービスです。

運営元のLINE証券株式会社は、LINEの子会社であるLINE Financialと、野村ホールディングスの合弁会社として設立されました。野村ホールディングスは、対面証券最大手である野村證券の親会社です。

LINEという新しいサービスと、老舗証券のノウハウが融合し、若い世代の投資家から多くの支持を受けています。

LINE証券の詳細はこちら(公式サイト)

LINE証券(ライン証券)の評価表

LINE証券(ライン証券)の評価表
口座数 約80万口座 ※2021年8月時点
取引手数料 いちかぶ取引手数料:銘柄グループにより異なる
1約定あたり手数料(国内株式/現物取引):99円(約定代金10万円の場合)
>>手数料の詳細はこちら
取扱商品 いちかぶ:1,500銘柄以上
取引所取引:約3,700銘柄(東証上場銘柄)
投資信託:30銘柄
ミ二株 ◎(いちかぶ取引)
NISA/つみたてNISA ×
iDeCo
ポイント LINEポイント
出典:LINE証券手数料 | LINE証券

LINE証券の口座開設をする
(公式サイト)

LINE証券(ライン証券)の口コミ・評判は? 7つのメリットをチェック!

(画像=garage38 /stock.adobe.com)

LINE証券は、2021年8月に口座開設数80万口座を突破しました。

この度サービス開始から2年を迎える2021年8月時点で総口座数は80万口座を突破いたしました。また、株式会社ショッパーズアイが実施したインターネット調査において「スマホ証券利用率」No.1を獲得いたしました。
出典:LINE Financial

サービス開始からわずか2年でこれほど多くの人に選ばれる理由は、6つのメリットにあります。詳しく見ていきましょう。

LINE証券7つのメリット
①スマホで完結!LINEアプリから取引ができる
② 他の証券会社にはない「株のタイムセール」がある
③ お得なキャンペーンがたくさんある
④ 最低投資は100円から!少額投資が可能
⑤ LINEポイントが活用できる
⑥ 毎月1,000円から積立投資ができる
⑦ 「LINE FX」でFXもできる

LINE証券(ライン証券)のメリット① スマホで完結!LINEアプリから取引ができる

LINE証券のメリットのひとつは、「はじめやすさ・使いやすさ」です。 

LINE証券は、スマホだけですべてが完結します。口座開設時の書類提出や本人確認なども、スマホのカメラ機能を利用するため、コピーや郵送手配などの煩わしさもありません。

また専用アプリのダウンロードさえも不要です。なぜなら使い慣れたLINEアプリから、1タップでLINE証券に移動できるからです。

画面はシンプルでわかりやすく、銘柄選択や売買注文、出入金管理などを直感的に操作できます。専門用語に悩んだり、次に何をすればいいのか戸惑ったりすることなく、スムーズに進められるでしょう。

シンプルな表示なのに「足りない」ことがなく、情報量のバランスが絶妙です。気になるところタップすると詳細やリンクが開き、とにかく使いやすい!
高田麗(ファイナンシャルプランナー)

LINE証券の詳細はこちら(公式サイト)

LINE証券(ライン証券)のメリット② 他の証券会社にはない「株のタイムセール」がある

洋服や雑貨のように、割引価格で株が買える!それが、LINE独自のサービス「株のタイムセール」です。

「株のタイムセール」では、対象銘柄の購入価格が3~7%OFFになります。参加条件のクリアが必要な場合もありますが、中には全員参加OKのセールも!誰もが、お得な「タイムセール」を利用できるのです。

通常、1万円分の株式を5株買うためには5万円が必要ですが、7%OFFなら1株9,300円×5株=46,500円と、3,500円も安く買えます。
高田麗(ファイナンシャルプランナー)

また「みんなで選ぶアフタヌーンセール」にも注目です。事前投票で選ばれた人気銘柄がセール対象になり、コスト無料で取引できます。対象銘柄はなんと100以上。気になる銘柄をチェックして、投票にも参加するのがおすすめです。

この2つのセールは毎月数回という高い頻度で行われています。開催情報もLINEでチェックできるので、タイミングを逃すことがありません。

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筆者が開設時に購入した株式は順調に成長し、定期的に配当金も出ています。数株なので少額ですが、実際の投資の感覚をつかむのにピッタリですよ
高田麗(ファイナンシャルプランナー)

取引に応じたプレゼントキャンペーンも頻繁に開催されています。プレゼントは株式やLINEポイント、現金などで、「1,000P」「5,000円相当」「2万円」という太っ腹なものばかり。LINE証券を利用すると、実際に支払った金額よりも得をするチャンスが多いのです。

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LINE証券(ライン証券)(ライン証券)のメリット③ 少額投資が可能

(画像=LINE証券公式ページより引用)

一般的に、株式の取引は100株単位や1,000株単位で行います。そのため、1株が500円だとしても、100株で5万円、1,000株なら50万円もの投資資金が必要になります。

その点LINE証券では、国内株式を1株から購入できる「いちかぶ」サービスを用意しています。

多くの銘柄が、少額投資が可能です。憧れの有名企業やお気に入りブランドの株を保有することも、夢ではありません。

以前と比べて、株式投資は安い資金で始めることができるようになっています。よく「株について勉強してからでないと実際に投資するのは怖い」という話を耳にしますが、少額で始められるわけですから、まずはやってみるべきです。やってみることで投資の経験や知識を積むことができるし、経済や企業の動向などに興味を持つことができるからです。それなりに余裕資金がある人でも、まずは2、3年程度、経験と実績を積むために少額から始めたほうがいいでしょう。

弐億貯男(Nioku Tameo)氏
2002年10月に株式投資を開始。サラリーマンとして働きながら投資を続け、2019年には元本の250万円を追加入金を一切せずに2億円まで増やすことに成功した。割安成長株への投資を強みとしており、含み損益を考慮しない年間の実損益ベースでは、2007年以外はずっと前年比プラスの成績を維持している。ハンドルネームにもなっている資産2億円は達成したため、現在は2029年までに5億円という目標を設定。 ブログ:サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。 Twitter:@2okutameo
2002年10月に株式投資を開始。サラリーマンとして働きながら投資を続け、2019年には元本の250万円を追加入金を一切せずに2億円まで増やすことに成功した。割安成長株への投資を強みとしており、含み損益を考慮しない年間の実損益ベースでは、2007年以外はずっと前年比プラスの成績を維持している。ハンドルネームにもなっている資産2億円は達成したため、現在は2029年までに5億円という目標を設定。 ブログ:サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。 Twitter:@2okutameo

2億円の目標を前倒しで達成! サラリーマン投資家・弐億貯男さんが語る割安成長株発掘の極意」(株式会社ZUU)よりfuelle編集部が引用

LINE証券(ライン証券)のメリット④LINEポイントが活用できる 

「LINEポイント」を1ポイント=1円で投資に利用できる点も魅力的なメリットです。

LINEポイントは、ショッピング・トラベル・ゲーム・動画などさまざまなLINEサービスを利用することで貯まっていきます。また、LINE Payの支払いやチャージでも貯まります。ポイント残高の多い人は、現金を持ち出さずにポイント投資することもできるのです。

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LINE証券(ライン証券)のメリット⑤ 毎月1,000円から積立投資ができる

LINE証券では、月々1,000円からの積立投資が可能で、取引手数料もかかりません。LINEポイントでの積み立てもでき、無理なく続けられます。

積立投資とは
まとまった金額で一括投資するのではなく、資金を分割して複数回に分けて投資する方法です。積立投資は、リスクを分散しながらコツコツと投資することで堅実に資産形成ができるため、初心者でも挑戦しやすい投資方法です。
初めての投資は、長期・分散・積立投資から始めると安心です。月々1,000円でも10年、20年と続けるうちに、しっかりと積み上がっていきますよ。
高田麗(ファイナンシャルプランナー)

LINE証券(ライン証券)のメリット⑥「LINE FX」でFXもできる

(画像=LINE証券公式ページより引用)

LINE証券では「FX」の取引もできます。証券口座を開設している場合は、連携することで簡単にFX専用口座を作ることができます。

FXとは
「Foreign Exchange(外国為替証拠金取引)」の略称で、異なる通貨同士の売買で利益を狙う取引のことです。

証拠金と呼ばれる手持ち資金の25倍までの取引ができ、これをレバレッジ(てこの原理)といいます。レバレッジをかけると少ない資金でも大きな利益を手に入れることができますが、その分リスクが高くなることも忘れてはいけません。

LINE証券は取扱通貨数は23ペア、証券口座同様に少額からFX取引を始められます。あらゆる手数料が無料でスプレッドも最狭水準なので、低コストで取引ができる点もうれしいですね。「これからFXを勉強したい」という人にぴったりです。

約定通知はもちろん、相場の急変動アラートなど便利な通知を活用しやすいのもLINEの利点です。情報通知からダイレクトに専用取引アプリに移動できるので、値動きが活発なFX取引に素早く対応できます。

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LINE証券(ライン証券)の3つのデメリット

(画像= ponta1414 /stock.adobe.com)

LINE証券は初心者向けにいくつものメリットがある一方で、投資経験者は物足りなさを感じる点もあります。ここからは、LINE証券のデメリットについて見ていきましょう。

LINE証券の3つのデメリット
① 投資信託の取扱銘柄数が少ない
② NISA口座がない
③ 現金出金手数料がかかる

LINE証券(ライン証券)のデメリット① 投資信託の取扱銘柄数が少ない

LINE証券で取り扱っている投資信託は、プロが厳選した 30銘柄のみです。他のネット証券では2,600銘柄以上の投資信託を扱っているところもありますから、比較すると選択肢は少ないといえます。多くの銘柄の中から自由に選びたいという人には、デメリットになるでしょう。

しかし、選ぶ基準がわからない初心者のうちは、選択肢が少ないほうが選びやすいかもしれません。プロが厳選したという安心感もあります。

LINE証券では、取扱数は少なくても「リターン重視」や「安定的に運用」など、バラエティに富んだ投資信託が揃っています。運用目的が違うと何が違うのか、見比べてみるのもよいでしょう。
高田麗(ファイナンシャルプランナー)

LINE証券(ライン証券)のデメリット② NISA口座がない

LINE証券では、NISA口座を作ることができません。

通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。NISAは、毎年一定額内の投資で得た利益が非課税になる税制優遇制度です。NISA口座を利用できない点は、効率のよい資産形成を狙ううえではデメリットとなってしまいます。

ただしLINE証券では2021年5月からiDeCo(個人型確定拠出年金)の取り扱いが開始しています。

iDeCoは運用利益の受取方法が将来の年金に限られていますが、運用益が非課税で積立金の全額が所得控除されるという税制優遇制度です。目的によっては、iDeCoを利用することでデメリットを回避できます。

LINE証券(ライン証券)のデメリット③ 現金出金手数料がかかる

LINE証券の資金を引き出す方法は、「銀行口座への出金」と「LINE Pay Moneyアカウントへの出金」の2つがあります。

  • 銀行口座への出金
  • LINE Pay Moneyアカウントへの出金

このうち銀行口座への出金には、220円(税込)の手数料がかかります。出金手数料を無料としているネット証券も多いため、デメリットと感じる人もいるかもしれません。

一方、LINE Pay Moneyのアカウントへ出金する場合は手数料がかかりません。普段からLINE Payで支払いをおこなっている人は便利に使えるでしょう。

LINE証券(ライン証券)の評判・口コミ

LINE証券を使っている人からの口コミを紹介します。

口コミからわかるLINE証券のメリット
  • 「いちかぶ(単元未満株)」なら少額投資が可能
  • 投資信託の購入手数料が無料
  • スマホひとつで簡単に取引できる
  • 情報提供・問い合わせ対応にスピード感がある
口コミからわかるLINE証券のデメリット
  • NISA・つみたてNISAの口座開設ができない
  • 1注文あたりの発注上限金額は1,000万円のため、大きな取引をしたい人には不向き

手数料に関する口コミ

投資信託の購入手数料が全て無料
★★★★★

複数ある証券会社の中からLINE証券を気に入って利用している理由は、「投資信託の購入手数料がすべて無料」だからです。他の証券会社だと投資信託を購入すると手数料がかかってくるので、投資資金の少ない自分みたいなサラリーマン投資家には手数料が無料というだけでとても魅力的です。毎月1,000円ずつ積み立ていくことができるので、長期的にコツコツと資産形成していくことができるのも気に入っています。

30代・男性

少額投資に関する口コミ

初心者でも始められるLINE証券
★★★★★

LINE証券の メリットは数百円から始められることです。また一株単位で購入できるのがとても良いと思います。一株なのに配当金ももらえます。キャンペーンが沢山あるので私も始めた時に3株(4,000円相当)をもらいました。お金をかけなくても、増えたり減ったりするのを見るのも楽しいです。投資信託の購入手数料が無料なのもおすすめポイントです。デメリットはNISAがないことです。

20代・女性

使いやすさに関する口コミ

取引を簡単に行える
★★★★

LINEを通して取引を行うことができます。普通はパソコンなどを使用して取引を行うのですが、それがスマホひとつでできてしまうので非常に楽です。またLINEポイントを使って取引も行えます。しかし1,000万円を超える取引は不可能で、大きな取引を行いたい人には不向きです。

20代・男性

使いやすさに関する口コミ

初心者には非常に使いやすいかも
★★★★

昨年の日経平均株価高騰をうけ株取引を始めてみることにしました。身近なアプリであるLINEの証券会社ということでLINE証券に口座を開設しました。特に説明など読むことなく直感的に操作できることにハードルの低さを感じました。単元未満株の取扱数も以前より多くなったようで、ほかのスマホアプリ、いわゆる“かんたん操作系”の証券会社より頭一つ飛び抜けているような感じです。とても気に入っています。

40代・男性

サービス充実度に関する口コミ

他媒体に比べて敷居の低い印象があります!
★★★★

他の証券媒体に比べて低価格から株式などあらゆる商品に手が出しやすかったり、お知らせが他媒体よりもこまめに届いてオンタイムの情報を教えてくれたりと、比較的距離感が近い印象のある証券会社かと思います。問い合わせなどもスピードある対応をしてくれて使いやすいです。

30代・男性

LINE証券の詳細はこちら(公式サイト)

LINE証券(ライン証券)に向いているのはこんなタイプ

LINE証券は、投資初心者にこそ向いています。中でも、次のようなタイプの人におすすめです。

(画像=fuelle編集部作成)

LINE証券(ライン証券)が向いているタイプ:少額投資したい人

投資は、「余裕資金」といって生活に関係の無いお金を使うことが前提です。

当面の生活費・緊急用資金・使い道が決まっている預貯金以外のお金が「余裕資金」です。今月の生活費や車の購入資金、子どもの学費などで投資してしまうと、将来自分が困ることになります。
高田麗(ファイナンシャルプランナー)

とはいえ、生活に関係のないお金なんて、なかなか生まれないものですよね。

その点、最低100円からはじめられるLINE証券なら、「生活に関係のないお金(ポイント)」で少額での投資が実現するのではないでしょうか。さらにLINEポイントも投資に使えるため、お金をかけずに投資にチャレンジできます。

さらに株のタイムセールやポイントプレゼントなどのキャンペーンを利用することで、お得に投資することができます。

LINE証券の詳細はこちら(公式サイト)

LINE証券(ライン証券)が向いているタイプ:時間がない人

一般的に、株式売買ができる時間帯は平日の日中です。仕事や家事が忙しいタイミングで、落ち着いて投資ができないという人も多いでしょう。

LINE証券では、21時までいちかぶ取引が可能です。また、いつも持ち歩いているスマホで取引できるため、移動時間や休憩時間などに手軽に扱えます。必要な通知設定を細かく決めておけば、取引画面に張り付いている必要はありません。

LINE証券(ライン証券)が向いているタイプ:投資を学びたい人

投資には、勉強が必要不可欠です。そしてなによりも少額で実践しながら勉強していく方法がおすすめです。

LINE投資では、ニュースや業績情報、決算資料の見方やアナリスト評価など、さまざまな情報も掲載されています。「初心者にもわかりやすい言葉」と「シンプルで見やすい画面」で、1つ1つ学んでいくうちに、投資の基礎知識を習得できるでしょう。

LINE証券の詳細はこちら(公式サイト)

LINE証券(ライン証券)の口座開設方法

(画像=LINE証券公式ページより引用)

口座開設に必要なものは、 LINEアプリが入っているスマホと「マイナンバーカード」です。「マイナンバー通知カード」の場合は、運転免許証など顔写真付き身分証も合わせて用意しておきましょう。 開設手順は次の通りです。

LINE証券の口座開設ステップ
  • LINEを起動して「LINE証券」を開く
  • 個人情報の登録・電話番号の認証をする
  • マイナンバーの提出をする
  • 本人確認書類の提出をする
  • 審査を通過すれば、口座開設完了

LINE証券の詳細はこちら(公式サイト)

LINE証券(ライン証券)の口座開設ステップ1. LINEを起動して「LINE証券」を開く

LINEのウォレットタブを開き、「証券」を選びます。FXから始めたい場合は、「FX」を選びましょう。LINEには投資アプリがいくつかありますが、「LINE BITMAX」などは、今回紹介したものとは別のサービスなので注意しましょう。

✔︎LINEのID・メールアドレスとパスワードを確認しておく
口座開設の手順で、LINEのID・メールアドレスとパスワードの入力が必要です。前もって確認しておくと安心です。

もしも、LINEのパスワードを忘れてしまった場合は、直接確認することができないため再設定が必要です。ID・メールアドレスの確認やパスワードの再設定は、LINEの「設定・アカウント」からおこなえます。

LINE証券(ライン証券)の口座開設ステップ2. 個人情報の登録・電話番号の認証をする

重要事項の確認を済ませ、「お客様情報の入力」に進みます。このときの名前と住所は、マイナンバーカードと同じ表記にしましょう。 携帯電話番号を入力すると、SMSが届きます。SMSに記載されたパスコードを認証後、次へ進みます。

LINE証券(ライン証券)の口座開設ステップ3. マイナンバーの提出をする

マイナンバーカード、またはマイナンバー通知カードの画像を提出します。このときに撮影しても、前もって撮影しておいたデータでもかまいません。

推奨ブラウザの「iOS Safari」「Android Chrome」以外は不具合の原因となるため、注意しましょう。

LINE証券(ライン証券)の口座開設ステップ4. 本人確認書類の提出をする

ここで、もう一度マイナンバーカードを撮影します。画面上の指示に従って、表面と斜めからの画像を撮影し提出します。

マイナンバーの提出を「通知カード」でおこなった人は、運転免許証など顔写真付き身分証を同様に撮影します。

次に申込者本人の顔写真と動画の撮影をおこないます。正面や首振りなど、わかりやすくガイドが表示されるので、合わせていけば大丈夫です。

LINE証券(ライン証券)の口座開設ステップ5. 審査を通過すれば、口座開設完了

申込手続き完了後、2営業日ほどで口座開設完了通知が届きます。

待っている間も「LINE証券」にログインして、銘柄検索や情報収集、自分に合った投資シミュレーションなどができます。どのように投資するか、考えておくのも楽しみのひとつです。

LINE証券(ライン証券)の基本情報

最後にLINE証券の取引ルールを確認しておきましょう。手数料なども事前に確認しておくことが大切です。

LINE証券(ライン証券)の取引ルールの基本

<LINE証券 取引ルール>

取引時間 ■いちかぶ取引
【グループA】
①9:00-11:20 ②11:30-12:20
③12:30-14:50 夜間 17:00-21:00
【グループB.C.D】
①と③の時間帯のみ

※グループは銘柄によって異なる
■取引所取引
【前場】9:00-11:30
【後場】12:30-15:00
取扱商品 いちかぶ取引 約1,500銘柄
取引所取引 東証上場銘柄
約3,700銘柄
外国株式 ×
投資信託 30銘柄
IPO
単元未満株 ○(いちかぶ取引)
NISA/つみたてNISA ×
iDeCo
注文方法
※推奨環境
■スマートフォン
【iOS】iOS 12.0以上、Safari/LINEアプリ内ブラウザ
【Android】Android OS 7.0以上、Chrome/LINEアプリ内ブラウザ
■PC
【Mac】Google Chrome、Safari
【Windows】Google Chrome、Microsoft Edge
※2021年9月時点

<LINE FX 取引ルール>

取引時間 ■米国標準時間
【月曜日】AM7:00~翌日AM6:50
【火~金曜日】AM7:10~翌日AM6:50
■米国夏時間
【月曜日】AM7:00~翌日AM5:50
【火~金曜日】AM6:10~翌日AM5:50
※米国夏時間:3月第2日曜日から11月第1日曜日まで
取扱商品 対円10通貨
非対円13通貨 合計23通貨

LINE証券の手数料

<いちかぶ取引手数料>

銘柄のグループによって異なります。

グループ 取引手数料 スプレッド
A 0円 ①②0.2%
③1%
夜間1%
B 0円 ①③0.3%
C 0円 ①③0.4%
D 0円 ①③0.5%
※取扱時間帯①9:00-11:20 ②11:30-12:20 ③12:30-14:50 夜間 17:00-21:00

<現物取引手数料>

約定代金 買い 売り
~5万円 55円 55円
~10万円 99円 99円
~20万円 115円 115円
~50万円 275円 275円
~100万円 535円 535円
~150万円 640円 640円
~3,000万円 1,013円 1,013円
3,000万円超 1,070円 1,070円
※同一日に同一注文で複数の約定となった場合は、約定代金を合算し手数料を計算します。

<その他の取引手数料>

取引 買い 売り
信用取引 0円 0円
投資信託 0円 0円

LINE証券では、原則的にすべてインターネット取引です。ただし、「携帯電話を紛失した」といった理由でLINE証券が認めた場合のみ、電話注文も可能です。その際は、別途手数料がかかります。

LINE証券(ライン証券)で資産運用を始めよう

(画像=blanche /stock.adobe.com)

投資に興味を持っていても、いざ証券会社で口座を開設するとなるとためらってしまう人もいるでしょう。慣れ親しんだLINEアプリでスタートできるLINE証券は、「最初の一歩」にぴったりです。

株式投資は、資金形成だけが目的ではありません。株価を気にすることで、世の中の動きや経済の回り方も見えてきて、いろいろなことに気づくでしょう。手軽に始められるLINE証券で、まずは第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

LINE証券(ライン証券)の評判は?Q&Aで確認

Q.LINE証券のメリットは?

LINE証券のメリットのひとつは、「はじめやすさ・使いやすさ」。LINE証券は、スマホだけですべてが完結します。他にも対象銘柄の購入価格が3~7%OFFになる「株のタイムセール」やお得なキャンペーンなども大きなメリットです。

Q.LINE証券のデメリットは?

LINE証券は投資信託の取扱銘柄数が少ない点がデメリットです。またNISAがないことも大きなデメリットでしょう。他にも、現金出金手数料がかかる点などが挙げられます。

Q.LINE証券が向いているのはどんな人?

LINE証券は投資初心者に向いています。特に少額投資したい人、忙しくて時間がない人、投資を実践的に学びたい人におすすめです。

Q.LINE証券はいくらから投資できる?

LINE証券の単元未満株「いちかぶ」なら、数百円から投資できるものもあります。積立投資なら、月々1,000円からスタート可能です。

Q.LINE証券ではポイント投資できる?

LINE証券では「LINEポイント」で投資できます。1ポイント=1円で利用可能。LINEポイントは、ショッピング・トラベル・ゲーム・動画などさまざまなLINEサービスを利用することで貯まっていきます。ポイント残高の多い人は、現金を持ち出さずにお得に投資できますね。

Q.LINE証券にキャンペーンはある?

LINE証券ではたくさんのキャンペーンを実施しています。例えば、口座開設時のクイズに正解すると0円で株式購入ができるキャンペーン。また取引に応じたプレゼントキャンペーンも頻繁に開催されています。プレゼントは株式やLINEポイント、現金などお得なものばかりです。

Q.LINE証券の口座開設には何が必要?

LINE証券の口座開設に必要なものは、「 LINEアプリが入っているスマホ」と「マイナンバーカード」です。「マイナンバー通知カード」の場合は、運転免許証など顔写真付き身分証も合わせて用意しておきましょう。LINEのウォレットタブから「証券」を選び、手続きを進めましょう。

髙田麗子

国内保険会社で生命保険と損害保険の営業を兼務、外資保険会社では顧客相談室を経験。 退職後は、保険についての「わからない。めんどうくさい」を少しでも解消できればと、保険・金融記事の執筆を開始。 関心分野は、保険ジャンル全般(生保・損保・社保)や、生活に密着した金融サービスなど。FP2級技能士。
国内保険会社で生命保険と損害保険の営業を兼務、外資保険会社では顧客相談室を経験。 退職後は、保険についての「わからない。めんどうくさい」を少しでも解消できればと、保険・金融記事の執筆を開始。 関心分野は、保険ジャンル全般(生保・損保・社保)や、生活に密着した金融サービスなど。FP2級技能士。

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