苔と樹木の中のお寺
石段も道も苔で覆われていて、石像の頭にも苔の帽子。空気清浄や癒し効果がある苔ですが、まだまだ謎を秘めている植物でもあります。こちらのお寺でも苔の多い場所では、たしかに清涼感を感じることができますよ。
緑の迫力で、建物を見るのを忘れがちになりますが、「仏殿」には、平安末期から鎌倉の釈迦如来坐像がお祀りしてあり、その仏殿をさらに上った所には、住職の住まいと庫裡の役目を担う「方丈」があります。法話や座禅などを行う場所で、予約をすると精進料理もいただくことができますよ。
少しだけ色づいている箇所もありましたが、2019年10月の現在はまだまだ青モミジ。カエデとモミジは別物のように思いますが、植物の種類として区別はされていません。つまり同じなのです。
カエデの中で色づくものを特にモミジと呼ぶそうですが、文字通り、つまりモミジとは紅葉そのもののこと。おそらく時期がくれば、高源寺は、恐ろしいほどの紅葉の美しさに包まれそうですね。
道の駅「杉原紙の里・多可」
杉原紙は、奈良時代から1300年の伝統を持つ重要無形文化財です。多可町の杉原谷で始まったこの手すき和紙は、非常に時間がかかるため大正時代にいったん途絶えたそうです。しかし昭和45年、この道の駅にて復活させて、以後守り続けられています。こちらでは手すき体験ができ、杉原紙を使用した工芸品などが販売されています。
多可町名物・地鶏をつかったメニューも
多可町の名物、地鶏。通常飼育よりもたっぷり時間をかけて、しっかり運動させた鶏「播州百日どり」が有名です。こちらの道の駅のレストラン「車留満」では、その鶏を使ったメニューをいただくことができます。
こちらの「地鶏うどん」は、鶏の出汁がおいしい。
「播州百日どりカレー」は、オリジナルとアジアン風味の2種類。写真はアジアン風味です。ルウの中のお肉はもちろん、上に乗っている唐揚げもジューシー。カレー本体は、特産品売り場の「かみ高地」で販売されています。
まとめ
丹波の里にたたずむ静かなお寺高源寺。垂れ下がる枝の小さくて可愛い葉っぱは、桜で例えると枝垂れ桜といったところでしょうか。活き活きとした緑のパワーを見ていると、秋の紅葉の凄さと迫力が想像されて、思わず息をのみそうになります。
提供・トリップノート
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