鎌倉一の大イチョウ
荏柄天神社に菅原道真の肖像画が降臨した際に、傍らにイチョウの木を植えたとご紹介しました。
それがこのイチョウです。じゃじゃーん!
立派なイチョウだと思いませんか。このイチョウは、鎌倉市の天然記念物に指定されています。ほれぼれするほど立派な太さです。さすがご神木という気配ですね。
実は、鎌倉ではもともと鶴岡八幡宮にあるイチョウが一番大きいとされてきました。
ところが、数年前の強風により、このイチョウが折れてしまったのです!結構ニュースになったので、覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そのため現在では、荏柄天神社にあるイチョウが鎌倉一大きなイチョウとなりました。樹齢900年の貫録を感じさせますね。(鶴岡八幡宮のイチョウは樹齢1,000年でした。)
もちろん合格祈願
やっぱり学問の神様ですから、合格祈願・学業成就を祈っちゃいましょう。お勤めの方でも、資格試験などでご利益にあやかりたい方も多いのでは?
拝殿の横には、ギッシリ掛けられた絵馬に、自然と目がひきよせられます。やっぱりみんな「受かりますように!」といった合格祈願が多いようです。
直近で試験がなくとも、「頭がよくなりますように」っていう漠然としたお願いでも、もしかしたらご利益あるかもしれませんよ!?
菅原道真といったら梅の木
菅原道真といえば、「梅」。ご本人が生前大好きだったんですね。
ということで、境内はシンボルの梅マークでいっぱいです。菅原道真のパワーもあってか、境内には鎌倉一早く咲く梅がありますよ。
梅好きの菅原道真はこんな歌も残しています。「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」
現代風に訳せば「春の東風が吹いたなら、花を咲かせて、その香りを漂わせておくれ、梅の花よ。主人の私がいなくとも、春を忘れないでいておくれ。」という感じでしょうか。
菅原道真が職場のライバルに罪を着せられて、左遷させられるときに詠んだ歌と言われています。「主人の私がいなくとも、春を忘れないで咲いておくれ。」という別離の気持ちが詠まれているわけですね。
おわりに
いかがでしたか?全国にある天神様の中でも珍しい「荏柄天神社」。鎌倉ゆかりの漫画家や文豪にも愛され、数多ある神社のなかでも珍しい「えがら」神社にもなりました。
試験を控えて神頼みとしてお参りするも良し、全国でも珍しい神社として楽しむのも良し!
ぜひぜひ鎌倉訪問の際に訪れてみてくださいね。
提供・トリップノート
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