体重も減った、筋肉もついた、でも何かが足りない。それってもしかしたら、くびれ? 『おうちで簡単くびれ作り リブトレ』は、著者累計100万部突破の運動指導者、森拓郎氏の最新刊。「骨盤矯正より効果大!」と森氏が激推しするリブトレ、気になりますよね。
リブ(rib)=ろっ骨(あばら骨)、リブトレとはろっ骨トレーニングのこと。「スタイルはろっ骨で決まります」と本書。正直、今までろっ骨など意識していませんでしたが、よくよく考えると上半身のほとんどを支えているのはろっ骨です。
「背骨とろっ骨が前や後ろに倒れれば骨盤も影響を受けます」と本書が指摘するように、左右12対、計4本もあるろっ骨をトレーニングすれば、自ずと全身が整ってくるのではないでしょうか。
リブ(ろっ骨)は体の土台、そこが崩れればボディも崩れる
ボディメイクにおいて、ろっ骨を意識しなかったのは私だけではないはず。そもそもろっ骨って動くの?という私の疑問に「ほとんどの女性は、ろっ骨の位置がずれていたり、ろっ骨につながっている腕や肩甲骨までがあるべき場所にありません」と本書から衝撃な回答が。
リブ(ろっ骨)は体の土台、そこが崩れればボディも崩れる さらに「顔がゆるんであごがもたつくのは、首のすぐ下にあるろっ骨が詰まっているのが原因」「ウエストがくびれないのは、ろっ骨が前で開いているせいで腹筋が伸びてしまっているから」etc。
一生懸命に筋トレしてもろっ骨のおかげで効果なし、おまけに体のバランスも崩れるなんて、まさかの負のスパイラル。落ち込む前にリブチェックをして、くびれに向かってリブスタートならぬリスタートしましょう。
あなたは美リブ? 固リブ? チェックしてみよう
まず現状が美リブなのか固リブなのかを検証。やりかたを本書から抜粋してみました。
☆まっすぐ立ってバンザイ
☆まっすぐ立ってバンザイ 写真は本書より(以下同じ)
部屋の角や、柱の角に、おしりの割れ目がハマるように立ち、背中と頭を角につける。
両手でバンザイする。横から見た時に耳の穴、肩、太ももの付け根の横に出っ張った部分(大転子)、くるぶしの前が一直線になっていて、手がまっすぐに上がり、腰に手のひらが差し込める空間があれば美リブの理想形。
※頭がつかない、肩が前にある、腰の空間が広すぎるのは固リブの証拠。
さて私ですが、ここまではなんとかクリアしました。とはいえ体は日々変化するものです。呼吸が浅い、猫背気味、腰が反っている、等々、気づいたらチェックしてみてください。
本書のリブトレプログラムは4週間。1日5分、1週間ごとにトレーニングが変わります。今回は1週目「ろっ骨が動き出して呼吸がしやすくなる超基本のストレッチ」から2種類ご紹介しましょう。
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