川越を観光する（本丸御殿エリア）
13. 川越城本丸御殿
江戸時代に17万石を誇った川越城の本丸御殿。嘉永元年（1848）に当時の藩主であった松平斉典（なりつね）が造営したものです。16棟、1025坪の規模を誇っていましたが、明治維新後に解体されてゆき、現存するのは玄関の部分と、移築復元された家老詰所のみ。入館料は一般100円です。
14. 川越氷川神社
縁結びのご利益があるとしてメディアに取り上げることの多い「川越氷川神社」。話題をよんでいるのが、朝8時から1日限定20体を無料で配布する「縁結び玉」です。”境内の玉砂利を持ちかえり大切にすると良縁に恵まれる”との言い伝えがあり、巫女が本殿前の玉砂利を麻の網につつみ、神職がお祓いしたものです。また3万個を超えるとも言われる絵馬に囲まれた「絵馬のトンネル」や可愛らしい鯛みくじと、見どころも多い。
15. 新河岸川
川越氷川神社の裏手を流れる新河岸川は、川越随一の桜の名所です。桜並木はもちろんのこと、川面にうつる桜がとても美しく風情があり、多くの人を魅了します。毎年桜の開花にあわせて行われる「川越春まつり」では桜のライトアップや、催し物を開催。一日に限って花見舟が出向し、舟の上から桜を楽しむことができます。ただし乗船には当日の整理券が必要。もし舟に乗ることができなくても、川をのんびりと流れ行く舟と桜の姿を見るだけでも情緒を感じる光景でしょう。
川越を観光する（その他エリア）
16. 最明寺
JR川越線の西川越駅から徒歩15分ほどの距離にある「最明寺」は、鎌倉時代(1262年)に創建された歴史あるお寺。いつ訪れても美しい花手水を見られるとあって人気です。
なかでもイベント時などに登場する「レインボー花手水」は必見！大きな手水に色とりどりのお花が浮かべられ、その豪華さから「SNS映えする」と話題になり、老若男女多くの人が参拝に訪れる人気のお寺です。
17. 喜多院
川越大師として親しまれる喜多院は、天長7年(830年)に慈覚大師が勅願所（ちょくがんしょ）として創建しました。境内に多くの文化財や史跡があり、埼玉県はもとより全国的にも有名な寺院です。喜多院といえば1月3日の名物・だるま市。この日は参道や境内にだるまを売る露店が軒を連ね、毎年とても多くの人で賑わいます。また喜多院の五百羅漢は川越を代表する観光スポットになっており、日本三大羅漢のひとつに数えられます。500を超える羅漢さまの表情は、ヒソヒソ話をしていたり、笑っていたり起こっていたりと、じつにさまざまです。
