鉄道のニーズを満たしつつ時短を実現する制度など働きやすい環境を整備
運輸業界は、「朝夕のラッシュ時に対応しなければならないため変則勤務が多い」という業界特有のニーズがあります。その影響もあり女性従業員比率は、分割民営化の1987年時点でわずか0.8%でした。しかし、「女性も活躍できる職場へ」という地道な活動が実り、2017年では30年前の10倍以上となる約13%にまで上昇しています。
2019年3月から、朝夕のラッシュに対応する新しい時短制度開始、24時間対応可能な事業所内保育所など不規則勤務が必要な状況と時短をうまく両立させる仕組みを実施。女性だけでなく介護などさまざまなライフスタイルに対応する男性従業員にとっても、働きやすい職場環境が整備されています。東日本の公共交通機関を支える役割を担う大きな鉄道会社で働く女性は、今後も増えつづけ女性駅員さんや女性運転士さんも当たり前になるのかもしれません。
文・藤森みすず
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