貯金に必要なのは「覚悟」

(写真=photofriday/Shutterstock.com)

「貯金できない」を「貯金している」に変えるには、現状を根本から見直し、変えていく意志とともに覚悟が必要です。現実を直視し、面倒くさくても家計簿をつけ、工夫をして支出を減らし、言い訳せずにコツコツと1,000円、1万円を貯めていく覚悟が1年後、5年後、10年後の貯金額を作っていきます。

筆者も以前は浪費家でしたが、「税理士試験を受験する」と決め、専門学校に通うためのお金を作るために手取り15万円の給料から毎月5万円を貯金に回しました。「大好きな外食を全部自炊に変える」などは大変で痛みが伴いましたが、実際大変なのは最初だけでした。貯金が習慣化して1年後、目標額50万円を達成しました。

浪費の習慣を断ち切るには痛みが伴いますが、それはいっときだけです。また、一度貯金の習慣が身につくと、2度目、3度目の貯金はラクにできるようになります。今後の自分の身を守るために、ぜひ今ある習慣を断ち切って少しでもお金を貯めるよう、意志を固めてみてください。

文・鈴木 まゆ子(税理士鈴木まゆ子事務所代表)/DAILY ANDS

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