そう、彼女は論理的で冷静な女性なのだ。しかも潔い。そんな彼女からみて、今の結婚生活を続けることに意味を見いだせなかったのではないだろうか。

ひとりでスクッと立っていた「赤名リカ」の姿が重なって見える

 夫は地上波テレビから駆逐されたが、Youtubeでよみがえっている。そのことも安心して「縁を切る」要素となったのかもしれない。

 いつもひとりでスクッと立っていた「赤名リカ」の姿が、今、鈴木保奈美に重なって見える。人はいつでも自由なのだとリカ(=鈴木)が言いそうである。

「家庭」の形は、夫婦の生活様式や子どもの成長によって、本来、変わっていくのが当然だともいえる。たとえ夫婦が別れても、親子の縁が切れるわけではないし、元夫婦が友人のような関係を築くことも可能だ。今回、鈴木はビジネスパートナーとしての道を選択したが、これも永久に続く関係ではないかもしれない。

 子どもたちが小学校に入って、いつかは巣立っていくのだなと感じたところから、彼女の離婚への準備は始まっていたのではないだろうか。

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<文/亀山早苗> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 亀山早苗 フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio

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