静岡県の西部に位置する「浜松市」。徳川家康によって築城された「浜松城」、淡水と海水が入り混じる巨大な汽水湖「浜名湖」など、観光スポット・見どころが多くある街です。今回は、浜松のおすすめスポットを紹介します。
【1】浜松城
武田信玄の侵略に備えるため、1570年に徳川家康によって築城されたお城です。徳川家康は29歳から45歳までの17年間をこの浜松城で過ごしています。
明治維新後の明治6年の廃城令によって一度は破壊されました。現在の天守閣は昭和33年に残っていた石垣の上に復元されたもので(石垣は当時のまま)、天守の中は資料館となっています(資料館入場料200円)。
【2】浜名湖
淡水と海水の入り混じる汽水湖で、日本の湖沼では10番目の規模です。また地形は複雑に入り組んでおり、「細江湖」「猪鼻湖」「松見ヶ浦」「庄内湖」の4つの枝湾があり、周囲距離は114kmにもなります。この距離は日本の汽水湖では一番の長さです。
ドライブで景色を楽しむのはもちろん、レンタサイクル(1台500円)で湖畔を走ったり、遊覧船で船上からの景色を眺めたりと、様々な楽しみ方ができます。
【3】弁天島海浜公園
浜名湖を代表する観光スポット。浜名湖に浮かぶ高さ18mの大きな鳥居がシンボルです。海水浴や磯遊び、潮干狩りなどができ、鳥居の立つ「いかり瀬」へは、弁天島海浜公園から渡し船で渡る事ができます。
また夕日のスポットでもあり、特に冬場は鳥居の中に夕日が沈んでいく姿を見られます。インスタ映えする絶好の撮影スポットです。
【4】佐鳴湖・佐鳴湖公園
浜名湖に次ぐ静岡県で2番目に大きい湖です。浜名湖と繋がっており、満潮時にわずかに海水が流入してくる珍しい湖で、汽水湖に分類されます。
周辺は公園として整備されており、散歩やジョギング、野鳥観察をする人など浜松市民の憩いの場となっています。
【5】中田島砂丘
浜松市の南部、太平洋に面した中田島砂丘は、南北約600m、東西に約4kmに渡って広がる砂丘です。日本三大砂丘の一つになっています。
風によって砂の上に自然と模様ができる「風紋」が見どころです。また夏には、アカウミガメが産卵に訪れる場所でもあります。