2日目午後:加賀藩の歴史を感じる「長町武家屋敷跡」「忍者寺」、もう一つの茶屋街「にし茶屋街」へ
不室屋の加賀麩料理を堪能したら、続いて向かうのはかつて加賀藩士が暮らした「長町武家屋敷跡」。そのあとは金沢の三大茶屋街の最後の一つ「にし茶屋街」を散策し、茶屋街近くにある前田家の祈願所「忍者寺」も訪れてみましょう。
屋敷の見学もできる「長町武家屋敷跡」
「長町武家屋敷跡」はかつて加賀藩士が住んでいた屋敷跡で、現在も市民生活が営まれています。石畳の道沿いにつづく黄土色の土塀や用水、武士窓のある長屋門など、藩政時代の面影がのこる風情のある町並みは、ぶらりと歩くだけでも楽しめますが、時間があればぜひ一般公開している屋敷も見学してみて。
最も多くの芸妓さんがいる「にし茶屋街」
長町武家屋敷跡の次に訪れる「にし茶屋街」は、金沢の三大茶屋街のひとつ。ひがし茶屋街、主計町茶屋街からは離れた場所にあり、規模は小さいながら、最も多くの芸妓さんがいる茶屋街です。出格子が風情ある茶屋様式の建物が軒を連ね、今なお料亭や芸妓置屋があります。
また金沢土産に人気の店舗も軒を連ねているので、お土産さがしにもおすすめです。
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あちこちに仕掛けがされた「忍者寺」
にし茶屋街の散策を終えた後に向かうのは、にし茶屋街近くにある通称「忍者寺(妙立寺)」。外見は普通のお寺となんら変わりがありませんが、一歩寺院内へ足を踏み入れると、そこはまさに忍者屋敷です。
前田家が徳川幕府からの攻撃に備え、さまざまな巧妙な仕掛けがされており、驚きの連続。隠し階段や、落とし穴階段、賽銭箱にみたてた落とし穴などを、係員の案内でグループごとに見てまわります。
なお忍者寺の見学には事前予約が必要。空きがあれば当日でも受け付けてくれますが、特に週末は混み合うのであらかじめ予約しておくことをおすすめします。詳しくは忍者寺の公式サイトで確認を。
お土産は「金沢百番街あんと」で
忍者寺の見学を終えたら、そろそろ帰路へとつきましょう。まだお土産を買い足りないという方は、新幹線に乗る前に金沢駅内の「金沢百番街あんと」に立ち寄ってみて。
金沢の方言「あんやと(ありがとう)」からきている「あんと」は、定番の金沢土産が揃っており、不室屋の「宝の麩」、丸八製茶場の「献上加賀棒茶」、金澤福うさぎの「銘菓 福うさぎ」、金沢うら田の「加賀八幡起上もなか」など、さまざまな金沢名物が手に入ります。
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