1日目は近江町市場に金沢城、尾山神社、兼六園、金沢21世紀美術館、2日目はひがし茶屋街など三つの茶屋街と長町武家屋敷跡、忍者寺などを巡る1泊2日のモデルコースをご紹介!金沢の人気名所をもれなく巡るおすすめ旅行プランです。
1日目ランチ:「近江町市場」で新鮮魚介のランチをいただこう
1日目の午前中のうちに金沢まで移動してきたら、まずはランチをいただきましょう。金沢に来たらぜひ訪れたいおすすめのランチスポットが「近江町市場」です。
近江町市場には海鮮を使った料理を提供するお店が複数あり、特に人気のお店が豪華絢爛な海鮮丼が人気の「山さん寿司 本店」や、新鮮なネタが自慢の回転寿司店「もりもり寿司 近江町店」。
ただし人気の店舗は休日のランチタイムとなると軒並み長い行列ができるので、なるべくゆっくり食事をしたい時は「近江町いちば館」2階のレストラン街へも足を運んでみて。
1日目午後:金沢の人気名所「金沢城公園」「尾山神社」「兼六園」「金沢21世紀美術館」へ
新鮮な海鮮ランチでお腹を満たしたら、早速観光をスタートしましょう。まずは加賀百万石のシンボル「金沢城」跡を整備した「金沢城公園」へ。
城跡見学のあとは、前田利家公を祀る「尾山神社」、国の特別名勝に指定されている「兼六園」、現代アートの美術館「金沢21世紀美術館」の順に人気スポットを巡りましょう。
城跡を整備した「金沢城公園」
まず訪れる「金沢城公園」は、加賀百万石のシンボル「金沢城」を中心とした公園です。金沢城は明治2年(1869年)まで前田藩主の居城だった場所で、明治時代の火災により多くの建物はなくなっていますが、石川門や三十間長屋、鶴丸倉は残っており、国の重要文化財に指定されています。
平成8年(1996年)より金沢城公園(当時は金沢城址公園という名称)として一般公開を開始し、順次、菱櫓や橋爪門、橋爪門続櫓、五十間長屋が復元整備されました。
ステンドグラスが使われた神門に注目の「尾山神社」
金沢城公園に続いて訪れる「尾山神社」は、加賀藩の藩祖である前田利家公と正室お松の方を祀る神社。
ぜひ見ておきたいのが、国の重要文化財にも指定されている”神門”です。和漢洋の三様式が用いられた珍しい門で、第一層には戸室石、そして最上階の三層目には美しいステンドグラスが飾られています。神門は夜になるとライトアップされ、ステンドグラスの部分がより一層美しい光をはなちます。
ミシュランで三つ星を獲得した「兼六園」
尾山神社の参拝を終えたら、続いて「兼六園」へと向かいましょう。加賀藩の5代目藩主・前田綱紀が建てた別荘の周辺を庭園としたのが兼六園の始まりと言われています。
昭和60年(1985年)には国の特別名勝に指定。これは庭園の国宝とも言える最高の格付けです。2009年には『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン 』でも最高ランクの三つ星を獲得しました。
庭園の敷地は11万4千㎡と東京ドームの2倍以上の広さを誇り、園内のいたるところで美しい景観を楽しむことができます。季節ごとに庭園内をライトアップする「四季物語」も人気です。
写真撮影も楽しい「金沢21世紀美術館」
兼六園をたっぷり散策したら、次に向かうのは兼六園のすぐ隣に建つ現代アートの美術館「金沢21世紀美術館」。ガラス張りの円盤形の建物の前に広がる開放的な芝生スペースは、金沢市民の憩いの場となっています。
「金沢21世紀美術館」といえば、服を着たままプールにはいっているように見えるアート「スイミング・プール」がよく知られています。訪れたら思わず写真を撮りたくなりますよ。
展覧会ゾーン以外は無料で見学できるので、常設展示を楽しんだり、カフェやミュージアムショップを利用してみるのもおすすめです。
1日目夜:金沢駅周辺のホテルに宿泊して、街中のライトアップを楽しもう
金沢21世紀美術館の見学を終えたあとは、そろそろ1日目のホテルへ。金沢はライトアップバスが定期的に運行されるほど夜のライトアップが充実している街なので、移動に便利な金沢駅近辺のホテルにひとまずチェックインし、夕食をとった後にライトアップスポットを巡るのがおすすめです。
ライトアップの人気スポットといえば、「兼六園」や「金沢城公園」、「金沢21世紀美術館」など。そして金沢駅のシンボル「鼓門」もライトアップされますので、こちらもお見逃しなく!