20位:やかん体、転倒する。
金沢駅の兼六園口(東口)から外へ出て、すぐに左を向くと巨大なやかんが見えます。これは「金沢・まちなか彫刻作品・国際コンペティション2006」で最優秀作品に選ばれた「やかん体、転倒する。」という作品。
金沢駅での待ち合わせ場所として「○時にやかん前で!」と、渋谷駅でいうハチ公的な存在として金沢市民に親しまれているスポットです。裏側から見る姿も面白いので、ぜひぐるっと一周してみてください。
21位:石川県立歴史博物館
かつて陸軍兵器庫として建てられ、戦後は金沢美術工芸大学として使われていた赤レンガ棟を復元再生した博物館。歴史的建造物の保存と博物館としての再利用が評価され、1990年に国の重要文化財に指定されました。
約2年の歳月をかけて、2015年4月17日にリニューアルオープン。愛称を「いしかわ赤レンガミュージアム」とし、より市民に親しみやすい博物館へと変貌をとげています。日没から22時までは建物が浮かび上がるようにライトアップされ、幻想的な風景をつくりあげています。
22位:浅野川大橋
金沢城を中心とした金沢の城下町をはさむように流れるふたつの川。ひとつは「おとこ川」と呼ばれる「犀川(さいがわ)」、そしてもうひとつが「おんな川」と呼ばれる「浅野川」です。その浅野川にかかるのが「浅野川大橋」で、大正ロマンを感じる三連アーチが風情のある造りとなっています。
長さ55m、幅15.6mと、4車線の両脇には歩道があります。春には桜が咲き誇り、桜との美しいコラボレーションを楽しめます。
23位:新竪町通り
昭和レトロな雰囲気が残る商店街「新竪町通り(新竪町商店街)」。近年はカフェやお洒落な雑貨店などが増え、注目を集めるストリートになりつつあります。特に注目のお店は、セレクトされた作家さんの器が並ぶ「ギャルリ ノワイヨ(GALERIE Noyau)」や、刺繍作家である高知子さんのアトリエ&ショップ「taffeta(タフタ)」など。タフタでは自身の作品はもちろん、センスよくセレクトされた雑貨や洋服が並びます。
24位:あめの俵屋 本店
「あめの俵屋」は、創業天保元年、百七十余年の伝統を誇る金沢で一番古いあめ屋さんです。本店はその店構えにも趣があり、俵屋のあめを買うならデパートや百番街ではなく、わざわざ本店を訪れるのもおすすめです。
”じろあめ”は、水あめ状のやわらかいあめで、砂糖は使わず良質の米と大麦でつくられた穀物のみの甘さが特徴的です。赤ちゃんの哺育用や妊産婦・病人の体力回復に用いられてきたこのあめは、最近では自然食品としても人気があります。
25位:しいのき迎賓館
「しいのき迎賓館」は、大正13年(1924年)に建てられた「旧石川県庁舎」をリニューアルし、平成22年(2010年)4月に開館しました。正面は建築当時のままを活かし、金沢城側の背面はガラス張りへと大胆に改築。レトロとモダンが見事に融合した迎賓館になりました。
館内には旧知事室を改装したフレンチレストランやカフェ、兼六園周辺総合案内所、ギャラリーなどがあります。日没から22時までは、ライトアップにより建物が浮かび上がる姿が楽しめます。
26位:鈴木大拙館
仏教哲学者である鈴木大拙(だいせつ)を知り、思想を学び、そして訪問者自らが思索をめぐらせるために建てられたのが「鈴木大拙館」です。館内には鈴木大拙ゆかりの品を展示するコーナーや、著書を閲覧できるコーナーなどがあります。水に囲まれた思索空間は建築的な美しさと静けさを兼ね備えており、訪れた者が自ら思索に浸れる空間となっています。
27位:金沢百万石まつり
加賀藩祖・前田利家公が天正11年(1583年)6月14日に金沢城に入城し、金沢の礎を築いた偉業をしのんで開催されるお祭りが「金沢百万石まつり」です。金沢で最も大きなお祭りで、毎年6月に開催されます。
メインイベントは金沢駅東広場の「鼓門」よりスタートする「百万石行列」。利家公役、そしてお松の方役には、毎年男優さんと女優さんが起用され、その絢爛豪華な時代行列をひと目見ようと、毎年大勢の観衆が沿道を埋め尽くします。
28位:せせらぎ通り
鞍月用水が流れる「せせらぎ通り」には、近年新しいショップが続々とオープンし、注目を集めています。お洒落な雑貨屋さんやカフェ、レストランなど、センスのいいショップが多く、旅行中にふらりと歩きたいストリートとなっています。
例えばベーカリー&カフェひらみぱんは朝8時から営業しており、金沢旅行の朝ごはんにもおすすめです。
29位:金沢駅観光案内所
「金沢駅観光案内所」は、金沢駅の構内にあります。石川県の観光案内はもちろん、傘や長靴、車椅子の貸し出しや、当日の宿泊予約受付、宿泊先への手荷物配送サービスなどを行なっています。また金沢市内周遊バスの1日フリー乗車券も販売していますので、バスで金沢を観光する予定がある場合、こちらでの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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30位:金沢ひがし廓 志摩
「金沢ひがし廓 志摩」は、ひがし茶屋街にあるお茶屋さんです。建物はひがし茶屋街の開設とおなじ文政3年(1820年)に建てられたもので、手を加えることなく江戸時代のままの姿を残すお茶屋として、一般公開されています。1階には台所や茶の間などがあり、2階が客間となっています。
客間は遊興を主体とした造りのため、押し入れや物入れはあえて創られていません。1階の奥棟にある「寒村庵」では、お抹茶と金沢のお菓子をいただきながら静かな時間を過ごすことができるので、見学の最後にぜひ利用してみてくださいね。
※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2019年9月時点)を元に算出しています。
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