寒天ダイエットは簡単で人気のあるダイエット方法です。今回は、ダイエットに寒天がおすすめの理由や、寒天の効果が出やすい食べ方、さらに寒天を毎日飽きずに続けられる美味しいレシピなどを紹介しています。寒天ダイエットレシピをぜひ試してみてください。
超簡単!寒天ダイエットとは?
①食前に寒天を食べる
寒天ダイエットとは、食前に寒天を食べるダイエット方法です。ほぼノーカロリーの寒天は、食物繊維が豊富で腸内環境を整えて、お通じが良くなることにつながります。また、食前だけでなく、食事にも寒天を取り入れるとより効果が高くなります。
②食事全体の摂取カロリーを減らす
寒天を食前に食べると、食事全体の摂取カロリーを減らせるというメリットもあります。食前に食べることで満腹感を早く感じやすくなる方法や、食事に取り入れてかさましにする方法でカロリーを低くできます。また、血糖値の急な上昇を抑え、糖の吸収を脂肪の蓄積を防げます。
寒天ダイエットがおすすめの理由とは?
①便秘が解消できる
寒天ダイエットがおすすめの理由は便秘が解消できることです。寒天の豊富な食物繊維がお腹の中で膨らんで、腸を刺激し便通を促します。便秘解消効果が期待できるという理由から、便秘がちな方におすすめのダイエット方法です。
②美肌効果がある
寒天ダイエットがおすすめの理由には、美肌効果が得られることもあります。寒天の食物繊維によって、体外へ老廃物を排出します。腸内環境が整うと美肌効果が感じやすくなるという理由から、健康的なダイエットをしたい方におすすめのダイエット方法です。
③続けやすい
寒天ダイエットは続けやすいということもおすすめの理由です。ダイエットはなかなか続かないという方でも、食前に食べるだけという簡単なダイエット方法です。食べながらダイエットできるため、つらい食事制限をせずにストレスを感じにくいという理由も長く続くポイントです。
④アレンジが豊富
寒天ダイエットはとてもアレンジが豊富なことも、おすすめの理由です。寒天はゼリーだけではなく様々な食べ方ができます。さらに粉寒天や糸寒天などを取り入れるとアレンジがとても豊富になります。サラダに加えたり、和風の甘味にしたりと食べ方をアレンジすると飽きずに食べられます。
寒天ダイエットの効果が出やすい食べ方とは?
①食事の30分前に食べる
寒天ダイエットの効果が出やすい食べ方とは、食事の30分前に食べることです。寒天ダイエットは、食前に食べてある程度お腹を満たしてから食事をするため、全体の摂取カロリーを減らすのが目的です。食事の直前ではお腹が膨らんだ状態にならないため、食前30分前くらいに食べておくと効果的です。
②夕飯前に食べる
寒天ダイエットは、夕飯前に食べるという食べ方が効果的です。1日3食のうち一番効果的なのが夕飯前に食べる方法です。夜は消費カロリーが減るため、夕飯前に寒天を食べることによって、夕飯の総カロリーを減らすとダイエットに良い効果が得られます。
③おやつに食べる
ダイエット中でもおやつを食べたいという時には、寒天をおやつに取り入れる食べ方も効果的です。15時~17時は太りにくい時間帯と言われています。ガマンしすぎるとリバウンドの原因になりますので、カロリーが低く腹持ちの良い寒天をおやつに取り入れるのと、ストレスも貯めずに効果的なダイエットができます。
④夕飯にも取り入れる
寒天ダイエットは食前だけでなく、夕飯にも取り入れる食べ方をするとより効果的です。夜は脂肪をためこみやすくなる時間帯です。特に遅めの夕飯は、翌朝の活動のために食べた栄養を蓄積します。夕飯に寒天を取り入れると摂取カロリーが減り、脂肪を吸収しにくい体になるため、ダイエット効果を高めます。
寒天ダイエットの美味しいレシピ|おすすめのスイーツ3選
①牛乳寒天
寒天ダイエットの定番のレシピ「牛乳寒天」です。棒寒天に牛乳と砂糖で味付けして、食べやすいスイーツを作りましょう。食前にもおやつの時間にもおすすめの牛乳寒天は、自宅にある材料で簡単にできます。低脂肪牛乳を使用しているので、脂質制限にもなります。
牛乳寒天の材料(4~5杯分)
棒寒天:1本
水:200cc
低脂肪牛乳:300cc
砂糖:大さじ4
牛乳寒天の作り方
棒寒天を水に2分くらい浸し、軽く押し洗いする
寒天の水分を絞ってちぎる
鍋に水と牛乳を入れて、弱火でゆっくり煮溶かす
溶けたら砂糖を加えて溶かす
器に移して、冷蔵庫で冷やし固める
②充実野菜ゼリー
寒天ダイエットには、「充実野菜ゼリー」もおすすめです。市販の充実野菜で味付けして、野菜と果物の甘みをいかした食べ方です。美容に良く体に優しいデザートは、罪悪感なく食べられる方法です。甘みが欲しい時には、ハチミツやオリゴ糖を少量かけてみてください。
充実野菜ゼリーの材料(3~4個分)
充実野菜ジュース:400cc~450cc
粉寒天:2g
ハチミツorオリゴ糖:お好みで
充実野菜ゼリーの作り方
鍋に充実野菜と粉寒天を入れ、よく混ぜる
1を泡立てないように混ぜながら加熱する
軽く沸騰したら、弱火にして2分くらい混ぜる
寒天が完全に溶けたら、容器に入れる
4の粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす
③低糖質のフレンチトースト
寒天を使って「低糖質のフレンチトースト」レシピを試してみましょう。食パンの代わりに棒寒天を卵液に浸して、低糖質のスイーツレシピの完成です。デザートとしての食べ方だけでなく、食事にも取り入れられます。崩れやすいので丁寧に焼きましょう。
低糖質のフレンチトースト
棒寒天:1本
卵:1個
砂糖:大さじ1
豆乳:80cc
バター(オリーブオイル):8g
低糖質のフレンチトーストの作り方
卵・砂糖・豆乳を混ぜ合わせて卵液を作る
1に棒寒天を浸し冷蔵庫で3時間くらい置く
フライパンにバターを入れて、2を焼く
寒天ダイエットの美味しいレシピ|定番おかず2選
①低糖質ハンバーグ
寒天は定番のおかずに入れる使い方で、「低糖質ハンバーグ」を作りましょう。糖質の多い玉ねぎを使わずに、もやしでかさましするとダイエットレシピの完成です。味付けは塩コショウをしっかりとすれば、ソースなしでも食べられます。
低糖質ハンバーグ(1人分)
合い挽き肉:100g
もやし:1袋
棒寒天:1本
塩コショウ:適量
低糖質ハンバーグの作り方
寒天を水でふやかす(30分くらい)
もやしをみじん切り
1を絞ってみじん切り
材料全てをボールに入れて混ぜる
楕円型にしたら、フライパンで焼く
寒天をつなぎにする方法のハンバーグレシピでは、寒天がつなぎや味付けに良い理由もなども紹介されています。また、パン粉や卵の代わりになるハンバーグのつなぎが紹介されていますので、パン粉がなかった時の参考にしてください。
②寒天入りタラモサラダ
「タラモサラダ」に糸寒天を入れて、プリプリの食感がアクセントになる寒天レシピを作ってみましょう。いつものタラモサラダに加えるだけで、無理をしないダイエットレシピができます。棒寒天を使用する時は、水で浸して柔らかくなったら細かくちぎって使いましょう。
寒天入りタラモサラダの材料(4人分)
糸寒天:8g(棒寒天:1本)
じゃがいも:中4個
たらこ:80g
にんにく:1片
【A】オリーブオイル:大さじ5
【A】塩・コショウ:適量
【A】生クリーム(コーヒーミルクでも可):適宜
寒天入りタラモサラダの作り方
糸寒天は水で戻して絞る
たらこをほぐしてすりおろしにんにくと【A】を入れて混ぜ合わせる
1と2に入れ、良く混ぜる
じゃがいもを茹ででつぶし、3を入れて混ぜ合わせる
寒天ダイエットの美味しいレシピ|万能ソース2選
①ノンオイルジュレドレッシング
寒天を使った万能ソースの「ノンオイルジュレドレッシング」を作りましょう。サラダの味付けに使うと、野菜に良く絡み水っぽくならないジュレドレッシングです。野菜をたくさん食べたい時にも、低カロリーなので安心です。
ノンオイルジュレドレッシングの材料
粉寒天:1g(棒寒天:1/4本、糸寒天:2g)
水:250cc
酢:大さじ3
塩:小さじ1
砂糖:小さじ1
コショウ:少々
ノンオイルジュレドレッシングの作り方
鍋に水と粉寒天を入れて中火にかける
1が沸騰したら火を弱めて、木ベラでかき混ぜながら、1~2分煮溶かす
2に砂糖・塩・コショウを加えて煮溶かす
粗熱が取れたら、酢を加えて混ぜ合わせる
水で濡らした容器に流し入れて、冷やし固める
②ポン酢ジュレ
寒天を使った「ポン酢ジュレ」も、様々な料理に合う万能ソースもおすすめです。寒天とポン酢があれば簡単にできるレシピで、料理にかける・のせる・絡めるなどの使い方ができます。サラダだけでなく、揚げ物やローストビーフ、冷しゃぶなどの味付けなど、何にでも良く合います。
ポン酢ジュレの材料
粉寒天:1g(棒寒天:1/4本、糸寒天:2g)
水:220cc
ポン酢:200cc
ポン酢ジュレの作り方
鍋に水と粉寒天を入れて中火にかける
1が沸騰したら火を弱火にして、木ベラで1~2分煮溶かす
2の粗熱が取れたら、ポン酢を加えて混ぜる
3を水に濡らした容器に流し入れ、冷やし固める