境内に点在するインドから来た巨大仏
朱色の本堂や室町時代建立の三重塔など、歴史あるお寺を思わせる伽藍の中に一際目立つ存在。それがはるばるインドから招来された巨大な仏像です。
1964年から壷阪寺はインドのハンセン病患者救済活動をはじめ、教育助成や地域開発活動を行っています。これらの仏像はその縁がきっかけとなり招来されたもの。
中でも目を引くのが全長20mにもおよぶ天竺(てんじく)渡来大観音石像と、そこから少し下った位置にある高台に横たわる天竺渡来大涅槃(ねはん)石像。
大観音石像は3億年前の古石で、のべ7万人ものインドの石工職人が携わり造られました。もちろんこのままインドから運ぶことはできないため、66個に分割し、この地でパズルのように組み立てられました。
日本ではあまり見られない屋外の巨大仏。不思議な光景にちょっとびっくりしてしまいますが、この大きさはインドの人々の感謝の気持ちに比例してるのかも?!と思えば嬉しい気持ちにもなります。
桜に覆われた「桜大仏」
壷坂寺は桜の名所でもあり、春には境内を満開の桜が彩ります。先ほどご紹介した「壷坂大仏」の周囲にも桜が植えられていて、満開の桜と大仏様の素敵なショットを見ることができます。
また、こちらで桜の時期だけに見られるのが「桜大仏」。
正面からではなく大仏様と同じ目線になれる位置に上がると、桜の花々に埋まり、その間からちょうど顔だけが現れます。まさに「桜大仏」の名にふさわしい春限定の光景です。
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選