スーパーで何か興味のある食べ物を見つけて、「これ、どんな味がするんだろう」と悩んだ時に、最も参考となる情報が「食品表示」です。
でも、みなさん、「食品表示」って、具体的に何を書かなきゃいけないのか、知ってますか?どんなルールで書いてあるんでしょうか?
今日は、食品表示に関するお話です!
食品表示」とは?
みかくん「ねえミカさん、ポテトチップスとかの、食品の裏に書いてある表示、見たことある?」
ミカさん「もちろん見たことあるわ。バカにしてるの?」
みかくん「じゃあ、表示にはどんなことが書いてあるか、ちょっとここで書いてみてよ」
ミカさん「そんなの簡単よ。こんな感じだわ」
みかくん「なんとなく合ってるっぽいけど・・・全然ちがうよ!」
ミカさん「そんなことないわ。私が書いた内容が正解よ」
みかくん「いやいや、違うよ。”たくさん食べてね” とか、 ”たぶん頭が良くなるよ” なんて、表示に書いちゃダメだよ」
ミカさん「なんで?そもそも、表示に何を書かなきゃいけないとか、ルールはあるわけ?」
みかくん「うん、ルールはあると思うよ」
ミカさん「じゃあ、どこにそんなルールが書いてあるのよ?」
みかくん「うーん、、、ちょっと調べてみる!」
「食品表示」のルールを定めている法律
これまで、「食品表示」に関連する法律として、主に
- 食品衛生法
・JAS法
・健康増進法
がありました。
それぞれの法律に「表示」に関するルールが個別に記載されているので、「表示のルールを調べるのに、いくつもの法律を読まないといけないなんて大変だよ!」との声が挙がります。
そこで!
「表示に関する部分だけを切り取って、新たな法律を作ろう!」と思い立ってできたのが「食品表示法」です!
模式図で表すと、下のようになります。
いつから「食品表示法」はできたの?
食品表示法は、2013年6月に公布され、2015年4月より施行されました。
2015年と言えば、ピース又吉さんの「火花」が芥川賞を受賞した時です。けっこう最近の法律なのです。