お酢で全ての汚れが落とせるわけじゃない!汚れの特性を知っておこう

お酢がお風呂掃除に効果的であることをご紹介しましたが、お風呂の全ての汚れを落とせるわけではありません。

お風呂の汚れは下のように分類できます。

【酸性】
・皮脂汚れ
・シャンプーやボディソープのはね
・手垢
・湯垢

【アルカリ性】
・水垢
・石鹸カス
・カビ

お風呂の汚れは、大きく分けて酸性とアルカリ性の2つ。酸性のお酢は、アルカリ性の汚れには効果がありますが、対して同じ酸性の汚れを落とすことができません。

両方の汚れを落とすためには、お酢など酸性のもの、また重曹などアルカリ性のものの両方を使用する必要があります。どちらか一方では、落とせない汚れが残ってしまうのです。

酸性の汚れはアルカリ性で落とし、アルカリ性の汚れは酸性で落としましょう。お酢と重曹は同時に使用すると泡立ち、届きにくい細部の汚れも分解してくれます。ただし、洗剤の場合は有毒ガスが発生してしまうことがありますので、同時に使うのは絶対に避けてください。

(まとめ)お風呂掃除でお酢を使うとどんな効果が期待できる?

  1. 酸性のお酢を使うと、水垢などのアルカリ汚れがキレイに落ちます。
  2. 汚れを落とすだけでなく、抗菌や殺菌・消臭効果も得られます。
  3. お風呂掃除で使うお酢は、醸造酢やホワイトビネガーがおすすめ。
  4. 「酢水スプレー」や「酢パック」を事前に作ってから掃除をすると便利です。
  5. 大理石に使用しないこと、塩素系の洗剤と混ぜないことなど、注意事項を知っておきましょう。
  6. お風呂の汚れはアルカリ性にとどまりません。掃除ではお酢の他にも、アルカリ性の洗剤や重曹を使用しましょう。


提供・Kajily

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