3日目午前:琉球の歴史を感じる「中城城跡」「勝連城跡」を見学しよう
3日目の午前中は、いずれも琉球王国時代のお城である「中城城跡」と「勝連城跡」を訪れてみましょう。
築城当時の原型をとどめている「中城城跡」
まず訪れる「中城城跡」は、築城年は不明ですが、アーチ型の美しい石門と、まるで南米の遺跡のような荘厳な石段が特徴的です。中城王子(琉球王国の皇子)の居城や中城村役場としても使われていました。
幕末には、開国を迫りに来日したペリー提督の探検隊一行も中城城跡を訪れています。調査の結果を聞いた際、ペリー提督も建築技術の高さに感心したといわれます。
沖縄県内で最も築城当時の原型をとどめているとされ、グスクの魅力を存分に味わえる場所です。
高台にあり景色もすばらしい「勝連城跡」
沖縄本島中部の東にある勝連半島に、勝連城跡があります。阿麻和利(アマワリ)という人物の居城で、大きく湾曲した長い階段が印象的なグスクです。世界遺産に登録されたグスクの中では最も築城年代が古く、12世紀頃と言われています。階段を登りきった一の曲輪(くるわ)からは中城湾を一望でき、景色目当てで登るのもお勧めです。
3日目ランチ:発祥の店「キングタコス」でタコライスをいただこう
勝連城跡の見学を終えたら、そろそろランチタイム。沖縄のB級グルメとして人気の「タコライス」発祥の店「キングタコス」でお昼にしましょう。
地元では“キンタコ”の愛称で親しまれているキングタコスのタコライスは、たっぷりの白いご飯にミートや野菜、チーズなどがトッピングされたボリュームたっぷりの1品。ピリ辛のサルサソースをつけていただきます。
なお、「タコライス(500円)」だとご飯にミートのトッピングのみなので、野菜やチーズがのった一般的なタコライスを食べたいという方は「タコライスチーズ野菜(700円)」を選んでくださいね。
3日目午後:4つの離島をつなぐ「海中道路」をドライブしよう
キンタコのタコライスでお腹がいっぱいになったら、そのまま車を海の方向へ走らせて「海中道路」をドライブしましょう。
海中道路は沖縄本島と、うるま市に位置する4つの小さな離島「平安座島」「浜比嘉島」「宮城島」「伊計島」を結ぶ道路です。海中道路といっても、海の中を通るトンネルや離島に架かる橋とも異なり、海を埋め立てて造られた全長約5キロの道路で、通行料は無料。車で通ると、海の上をドライブしているような気持ちになります。
4つの島の中でも特に人気の島が「浜比嘉島」。島全体がパワースポットと言われるほどパワースポットが点在し、なかでも「アマミチューの墓」と「シルミチュー」が有名です。
「アマミチューの墓」は、琉球開びゃく伝説で有名なアマミチュー、シミルチューの男女二神と他の神が祀られていると伝えられる、貴重な霊場。そして「シルミチュー」は、アマミチューとシルミチューの居住したところと伝えられています。
提供:トリップノート
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