2日目午前:工芸体験も人気の「おきなわワールド」で遊ぼう
2日目の午前中は、東京ドーム4個分もの広大な敷地に広がるテーマパーク「おきなわワールド」を訪れましょう。
約30万年かけてできた全長約5kmの鍾乳洞で、うち890mを一般公開している「玉泉洞」や、ハブの知られざる秘密がわかる世界唯一の「ハブ博物公園」、築100年以上の古民家を移築し昔の沖縄の街並みを再現した「琉球王国城下町」など様々な施設があります。
「琉球王国城下町」にある家屋では、伝統工芸の体験教室も行なっており、旅の記念に工芸体験をしてみるのもおすすめ。
2日目ランチ:伝統的家屋を利用した「屋宜家」で沖縄そばランチ
おきなわワールドでたっぷり遊んでお腹が空いたら、ランチタイム。八重瀬町にある、伝統的家屋を利用した沖縄そばの人気店「屋宜家」でお昼にしましょう。家屋は登録有形文化財に登録されており、昔ながらの沖縄の古民家でお食事をいただけます。
メニューは沖縄そばを中心に、セットメニューから単品メニュー、予約必須の特別料理まで揃います。おすすめは沖縄そばのセットメニュー。そばが美味しいのはもちろんのこと、セットのご飯ものや、小鉢なども絶品です。またデザートメニューも豊富で、ぜんざいやくずもち、アイスなどを提供しています。
2日目午後:亜熱帯の森「ガンガラーの谷」やパワースポット「斎場御嶽」めぐり
絶品の沖縄そばを堪能した後は、ガイドさんと一緒に亜熱帯の森を散策する「ガンガラーの谷」へ。続いて絶景を見ながら走れる「ニライ橋・カナイ橋」ドライブを楽しんだ後、太平洋一望の展望スポット「知念岬公園」と、世界遺産にも認定されている聖地「斎場御嶽」を訪れましょう。
鍾乳洞が崩れてできた森を歩ける「ガンガラーの谷」
まず訪れる「ガンガラーの谷」は、数十万年前まで鍾乳洞だった場所が崩れて亜熱帯の森となっており、80分かけてガイドさんと一緒に散策することができます。約1万8000年前に生きていた「港川人」の居住区の可能性も高いと考えられていて、今も発掘調査が行われています。
見学コースでは、亜熱帯の森を歩きながら植物の観察やガジュマルの巨木の見学のほか、子宝や縁結びにご利益のあるパワースポット「イナグ洞・イキガ洞」なども巡ることができます。必ず予約が必要なので事前予約をし、歩きやすい服装で訪れましょう。
海近くを爽快に走り抜ける「ニライ橋・カナイ橋」
ガンガラーの谷を散策した後は、車を走らせて「ニライ橋・カナイ橋」へ。ニライ橋とカナイ橋が合わさり「ニライカナイ橋」と言われています。U字に大きなカーブを描きながら海の近くの660mを走行します。
ニライカナイとは「海の向こうにある理想郷」という意味があるそうですが、天気の良い日にはまさにその言葉の通り、コバルトブルーの海を一望しながらの絶景ドライブが楽しめます。
空と海の絶景が楽しめる「知念岬公園」
ニライカナイ橋ドライブを満喫した後は、太平洋が一望できる「知念岬公園」へ。展望台の真下には透明な海が広がっており、青い空と美しい海の絶景を同時に楽しめる贅沢なスポットです。また美しい初日の出を拝める場所としても有名で、元旦には多くの人が訪れます。時期によってはパラグライダーが飛んでいる様子を見られることも。
神聖な雰囲気を感じる「斎場御嶽」
知念岬公園に続いて訪れるのは、公園からほど近い場所にある「斎場御嶽」。「最高位の」という意味を持つ「斎場(せーふぁ)」の名で呼ばれる斎場御嶽ですが、実はこの名称は通称であり、正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」といいます。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する資産のひとつで、国の史跡、沖縄県指定名勝にも指定されています。
現在も地元では聖地として扱われており、観光地でありながら神聖な雰囲気を感じる場所。なかでも三角の空間「三庫理(サングーイ)」は最も神聖な場所でありパワースポットとして知られています。
2日目夜:南城市内の宿に宿泊しよう
斎場御嶽の見学を終えた後は、そろそろ2日目の宿へ。翌日の最初の目的地「中城城跡」に行きやすいエリアに宿泊すると便利なので、南城市や与那原町、西原町、中城村などにある宿に宿泊しましょう。特に南城市は宿泊施設が多く、オーシャンビューのホテルも複数ありますよ。