趣味の“好き”から、やりがいの“好き”へ

そこで私のオススメは、趣味の“好き”から、求められるやりがいの“好き”に方向を向けること。仕事が楽しいことに越したことはありませんし、ワクワクしながら取り組むことできっと良いものが生まれることでしょう。

しかし、ビジネスライクな視点を忘れてしまうのは危険。それなら、ニーズありきの仕事を実行するのはどうですか?という提案です。世の中が必要としていること、自分に任されていること、能力を褒めてもらったことなどを膨らましてみる。そこに、自分の価値観を重ね合うことができれば、さらに発展性がある仕事に繋がると思います。

私は、楽器の仕事はできなかったけれど、「音楽の知識 × 書く能力」が掛け合わさり、音楽の記事を書く仕事に繋がりました。演奏を聴きに来てもらって集客して収益を上げること、楽器を習いたい人にレッスンをして指導料を得ることではなく、「楽器の知識」を文章に置き換えることで対価が得られた。これは、自分がまったく予想していなかったことです。

趣味の“ただ好き”に偏っているわけではなく、どんな記事を書いたら読み手は興味を持ってくれるのか?自分だけではなく、はじめて読んだ相手も分かりやすく解説しているか?というビジネスライクな視点は常に忘れないように心がけています。これが、過去の自分と比べると大きく成長した点です。

「小さくても良いから、好きなものに囲まれてお店を出したい」「カウンターだけのカフェを出したい」など、いつかやってみたい夢はありませんか?

ぜひ、ビジネスライクに切り込むことを、意識してみてはいかがでしょう。

提供・Cinq(サンク)ーよくばり女子のはたらき方

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