妻のママ友ランチ代はいくらまでOK?
妻の小遣いは3万円のため、高級コスメや嗜好品などを大量に購入しなければ週2回、1回につき2,000円をママ友ランチ代にかけられます。残り約1万5,000円は、コスメ代や趣味に使えるでしょう。
家族旅行はどこに行く?(年に何回?海外も行ける?)
4人家族の場合、1泊2日の国内旅行に10万~20万円程度はかかります。そのため、ボーナスで補てんするか、貯金を切り崩すことが必要です。妻がパートやアルバイトをする場合は、毎月1回程度なら1泊2日の国内旅行に行けるでしょう。
海外旅行は行き先や宿泊日数で費用が異なりますが、30万~70万円は想定したいところです。貯金が年86万円にボーナス約150万円で236万円たまるため、行き先や宿泊日数によっては、年1~2回は海外旅行に行けます。
車のローンはいくらまで組める?
地方は車が必須ですが、都市部では車を持たない人もいるでしょう。今回の家計例には車のローンが含まれていません。車を持つのなら、ボーナスと毎月の貯金を踏まえると頭金を多く出して、100万~150万円程度のローンに抑えることがおすすめです。100万~150万円程度であれば、5年ローンで毎月1万5,000円~2万5,000円程度の返済で済みます。毎月の貯金を減らすか、夫と妻の小遣いを5,000~1万円減らすといいでしょう。
食費と外食の頻度は?
食費は月6万円を想定しています。子供が食べ盛りということを踏まえると一切外食しない場合でも月5万円程度はかかります。外食で1回3,000円を使う場合、月3回までの外食が可能です。
年収1,000万円はそれほど優雅じゃない
年収1,000万円の4人家族世帯は、子供の教育費や習い事費などに家計が圧迫されるため、それほど優雅な暮らしはできません。とはいえ日帰りの国内旅行に毎月行けたり年1~2回は海外旅行を楽しめたりできるため、十分に優雅な暮らしと思う人もいるでしょう。同程度の暮らしを目指す場合は、収入を増やすか家計を見直すことが大切です。
文・加藤良大
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