キャリア権をめぐる課題

徐々に「キャリア権」が浸透されていることもあり、自身について見つめ直す研修を取り入れている企業も増えつつあります。ですが、これには難しい課題も残っています。それは、個人のキャリアがあまりに重視されてしまうと、企業全体として必要な配置転換やマネジメントがしづらくなどの問題があること。

キャリア形成が個人の権利だとしても、その影響によって企業側に負担がかかってしまえば、逆にその会社を希望して入った人にとっては負担が大きく、全体にとってもかなりの損失になってしまいます。

個人と企業が“チーム”として固まることが「キャリア権」として最も大切な要素。メンバーと協力し合いながら、個人のキャリアも尊重し合える働き方が理想です。

自分が幸せになれる働き方を目指して

これからの働き方は、企業のみの意向によって左右されるものではなく、一人ひとりがキャリアに責任を持ち、選択する時代へと変わっていきます。

企業側は「働き方改革」を取り組み働きやすい環境を整えていき、私たち個人は「人生100年時代」と言われている世の中で生き抜くために、どんな働き方をして、そのためには何が必要なのか? を考えていかなければなりません。

どんなキャリアでも人に否定される義理はありません。意欲と能力に応じて希望する仕事を選択して、幸せになれる道を選んでいきたいものです。

提供・Cinq(サンク)ーよくばり女子のはたらき方

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