「一生懸命働いているのに、全然お金が貯まらない……」そんな風に悩む女性は意外と多いもの。できることなら、もっとお金をたくさん持って豊かな人生を送りたいですよね。お金持ちと呼ばれる人たちは、その習慣や考え方に共通することが多くあります。ここでは、世界のお金持ちの共通点と、働く女性が「お金に好かれる人」になるための方法をご紹介します。

お金持ちが「絶対にしない」意外な4つの行動

LINEやメールの既読スルーをしない

社長や経営者、フリーランスとして自分の才能を発揮し、ビジネスを成功させたお金持ちたちは、どんなに忙しくてもLINEやメールを既読スルーしません。

縁あってプライベートなアドレスを交換させて頂いた方に、ビジネスの相談に乗っていただくことがあるのですが、分刻みのスケジュールの中、皆様、丁寧な返信をくれます。なかなか既読にならないことはありますが、メッセージを確認した後には必ず返信があります。中には、海外出張中に丁寧なアドバイスをくださった社長もいて、とても感激しました!

お金持ちたちが、なぜ部下でもないライターに丁寧に対応してくださるのか? その理由は1つ。人脈こそがお金を引き寄せる強力なツールであることをご存知だから。

メールを読む時間があるのなら、返信もできるはず。その小さな手間が、信頼とお金を引き寄せるのです。

「断捨離」をしない

もはや運気アップの定番ともいえる断捨離。

ここ数年ブームになっていることもあり、経験された方も多いのではないでしょうか。

ですが、長年富裕層と呼ばれる方々を観察してわかったのは、彼らが「断捨離」をしないということです。

お金持ちというのは、そもそも「捨てる」ようなものを最初から買わない人なのです。

モノを買うときには慎重に吟味し、本当に必要なものかどうか検討を重ねてから購入します。

セールだから、お買い得になっているから、世間で話題になっているからといって買うことはありませんし、一時的な欲求にまかせて衝動買いすることもめったにありません。

日頃から上質なモノ、一流といわれる品物に囲まれて暮らしているため、ホンモノを見極める審美眼が磨かれているのも一因だと思います。

一人でランチをとらない

一流のお金持ちは、ランチタイムをプライベートなコミュニケーションの場としても活用します。つまり、仕事の合間にランチ会を開催するのです。

人脈を大切にするするお金持ちが多い事は最初にお話ししましたが、ランチ会を主催するお金持ちはまた別の理由を持っています。それは、情報の収集です。

大学時代の同級生やスポーツジムで知り合った知人などは、それぞれ異業種についていることが多いもの。異業種だからこそ、ビジネスの視点も違えば、持っている知識も様々。お金持ちたちは、ランチという短い時間の中で、効率良くそれらの情報を引き出して、ビジネスに活用するのです。

テレビやインターネットで時間を浪費しない

お金持ちの62%が「1日1時間以上テレビを観ない」、63%が「1日1時間以上インターネットを利用しない」のに対し、お金がない人の77%が「1日1時間以上テレビを観る」、74%が「1日1時間以上インターネットを利用する」と答えている(Sucess2016年9月8日付記事)。

お金持ちは無駄な時間を過ごす代わりに自己啓発やネットワーキング、慈善活動、副業などに時間を費やし、さらなる高みを目指して努力をおこたらない。

世界のお金持ち10の共通点

目標を紙に書き出している

目標を設定することは成功への道のりの第一歩だが、そのための努力をしなければ単なる「願望」でしかない。お金持ちの62%は「毎日、目標を達成することに集中している」が、同じことをしているお金のない人はたったの6%。さらにお金持ちの67%は潜在意識にすり込む意図で「目標を紙に書き出している」という。

タイムマネジメントが上手

時間の重要さを知っているお金持ちは、タイムマネジメントが上手な人が多い。毎日すべきことをタスク化することで、優先事項が明確になり、「うっかりやり忘れていた」こともなくなる。習慣にするうちに、タイムマネジメント・スキルが自然に身につくだろう。

負けず嫌いの努力家

多くの成功者が子ども時代から負けず嫌いの努力家だった。一生懸命努力して、試験やスポーツなど様々なシーンで予想を上回る結果を出してきた。

ミリオネアは決して満足することがない。100万ドルを稼いだら、次は1000万ドル、その次は1億ドルを目指す。上をみて下をみない性質こそが、成功者の素質である。

健康と身だしなみに気をつかう 

「カロリーの過剰摂取に気をつけている」お金持ちは57%、お金のない人は5%。お金持ちの健康意識の高さは、元気に長く働ければ働けるほど、どんどん富が増えていくという点に起因するようだ。

67歳で7800万ドルの資産を所有している回答者のひとりは、自分が最も稼げる時期はキャリアの終盤だと確信していたので、「45年間食生活に気を使い、毎日エクササイズを欠かさなかった」という。

まめな性格

まめな男性は女性にもてると言われますが、仕事でもそうです。

仕事でのまめな性格とは、「時間・期限を守る」「こまめに連絡を取る」など、社会生活、人間関係ではごく当たり前のことです。これが意外と難しいもので、きちんと実践、実行している人は、思っている以上に少数派なのです。

慎重に付き合う相手を選ぶ

お金持ちは黙っていても色んな人間が寄ってくる。人付き合いは費用もさることながら、彼らにとって最大の資源である「時間」を使うことになるので、その時間を投資するに見合う相手かどうかを見定めているのだ。なんとも冷酷に感じる話だが、それが出来るからこそ利益を積み上げてお金持ちになったと言える。

考え方に柔軟性がある

自ら財を築いたお金持ちは「柔らか頭」の持ち主だ。偏見や先入観がなく、新しい思想を躊躇することなく取り入れていく。チャンスはいつ訪れるか予測できない。

「前例がない」「知識や経験がない」「失敗するかも知れない」と怖気づいていては、せっかくのチャンスを逃してしまいかねない。ポジティブな面に目を向け、チャンスを最大限に活かすことが大切だ。

世の中の動きに敏感

お金持ちの朝は、ニュースに目を通すことから始まる。今、世界で起こっているのかを知ることで、社会が何に注目しているのか、これから何が注目されるのかなど、ビジネスや投資に役立つ情報が手に入る。

バフェット氏やビル・ゲイツ氏など、ビリオネアには愛読家が多い。ニュースだけではなく様々な分野の本にも目を通し、常に知識を養うことも大切だ。

お金は貯蓄するより増やす方が好き

貯蓄は非常に素晴らしい心がけだが、「増やす」という観点からみると、貯めているだけでは限度がある。

真の富裕層は無駄遣いを厭うが、だからといってひたすら節約しているわけではない。倹約と支出のバランスをとりながら積極的に投資することで、着実にお金を増やしている。

セルフメイド・ミリオネアやセルフメイド・ビリオネアにとっての投資とは、株式や不動産、趣向品からビジネス、子どもの教育まで、非常に幅広いのが特徴だ。

お金を「友人」とみなす

庶民がお金を「人生で避けて通れない必要悪」と罪悪感を感じているのに対し、富裕層は「心配や苦痛から自分を救いだし、時には命さえ助けてくれる、最大の友であり同胞」とみなしている。お金があれば、精神的な平和を買うことも可能だと、富裕層は考えている。

お金が欲しいと願う気持ちがネガティブかポジティブかによって、お金の応え方が違ってくるということだろう。

一般人からお金持ちになる方法は?

倹約して資産を貯める

倹約とは無駄な消費をせずにできるだけお金を手元に残すことである。働いても働いてもお金が手元に残らないのは結局の所、むだに消費を行ってしまう、いわゆる浪費をしてしまうからだ。

倹約なんて無理だと思うかもしれないが、考えれば浪費を減らすことは可能なはずだ。確かにギリギリの生活をしている人にとっては無理な話かもしれないが、よほどのことでない限りは今よりも倹約を行うことが可能な人は多いはずだ。

例えば携帯代金の見直し、光熱費の節約、衣食住に掛かる費用の見直し、などである。月ベースで言えばその倹約がたとえ数千円であっても、年単位にすると数万円が手元に残ることになる。

ボーナスをもらったらそれを丸々残せば良い。まずは倹約の精神を身に付けてお金を手元にできるだけ残すことから始めよう。

投資で資産を増やす

倹約をして残ったお金、そしてこれから残り続けるであろうお金はそのままにしておいても残念ながら意味がない。

そこでキーワードの二つ目『投資』がでてくる。

倹約をして蓄えた資産を株式投資や不動産投資といった金融商品に投資をすることで増やしていくのである。

ちなみにここでいう株式投資とは頻繁に株を売買する株のトレーディングとは異なるものである。同書に出てくる億万長者の行う株式投資は頻繁な売買はほとんどせず株価チェックなどもほとんど行わないそうだ。

つまり富裕層は倹約したお金で高価な自動車や時計、衣類などを買わずに、株などの資産を買っていることがわかる。これは昔からよく言われていることだが、やはり事実なのである。

税金に詳しくなる

ある程度の金額を扱うようになってくると、税制について知っているか知らないかで、手元に残るお金の額が大きく変わってきます。

会社に属していると、年末調整を会社が代行してくれるため、税制についてあまり考えないことが多いものです。しかし、退職してフリーランスになったり、会社を立ち上げたりすると、ちょっとした税制の知識が大きく金額に関わってくることに気づきます。

本来、払わなくてもよいはずの税金や、申告すれば取り戻せる税金。税制を知って納税額を減らすことができれば、それだけ資産を多く残せることにつながります。

税制についての本を一冊読んでおくだけでも、大きな知恵を得る勉強になりそうです。

SNS時代だからこそのリアルな人脈を

お金を殖やすのは何よりも「人」だ。ただ、SNSなどインターネットで繋がることが容易くなった昨今、リアルの人間関係を面倒と感じる人も多い。ただ、ネット社会だからこそ密接な人間関係は大きな「武器」になる。なお、これは顔を合わせないことを否定するものではない。

ここぞというキーポイントでは顔を合わせ、言葉と加えて「表情」を伝えることに加え、SNSにて頻繁にやり取りをしたり、近況を伝えたりするといい。SNSで繋がったから人脈と勘違いしている人が多い昨今だからこそ、逆手にとって貴重な関係を築きたいものだ。実際にSNSから貴重な繋がりを見出し、お金に留まらない財産へと変えていった人は多い。

良いアイデアがあれば起業する

大富豪への最短ルートは、自分の事業を立ち上げること。自ら経験し、大成功を収めたセルフビリオネアならではの実感のこもったアドバイスだ。「雇われている方が経済面で不安が少ない」という保証はどこにもない。実力が認められれば昇給のチャンスにも恵まれるだろうが、起業で大きく儲けるスケールとは比べものにならないだろう。

起業には大きなリスクがつきものだが、「自分の可能性に賭けてみないことの方が、リスクが大きい」と富裕層は知っている。

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お金持ちの習慣を手に入れよう

考え方を少し変えるだけで、人生が大きく変わるかも?今回ご紹介したお金持ちのエッセンスを普段の生活にも取り入れて、あなたもぜひ「お金に好かれる人」になっていきましょう。

文・fuelle編集部

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