無駄使いしているつもりはないのに、「気がつくとお財布が空っぽ!」なんてうっかり浪費を招いているのは、今使っている“財布”のせいかもしれません。

風水では財布が金運をつかさどると考えられています。財布の色や選び方、使い方次第で、お金が貯まりやすくなったり、逆にお金が減ったりしてしまう原因を作ってしまうのです。お金が貯まりやすい財布とは、一体どんな財布なのでしょうか?

そもそも風水とは?占いと何が違うの?

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(写真=ananaline/Shutterstock.com)

風水は占いの一種のように考えられがちですが、実際は中国で発祥した約4000年の歴史を持つ環境学だそうです。風水師である李家幽竹さんの公式サイトによると、もともとは都市を発展させるために研究された軍学の一種でした。運気の良い土地を探して家を建て、そこに暮らす人々に繁栄をもたらすために用いられてきたといいます。占いとは発祥が少し異なるのですね。

すべてのものを「木、火、水、金、土」の5つの属性に分ける『陰陽五行説』がベースの考え方。衣食住から日々の行動まで身の回りの環境を整えて、良い運を招き入れる方法を実践することで誰もが幸せになれるというのが風水の基本的な考えです。色、方角、干支、植物、縁起のいいグッズなどを組み合わせるなど、運気アップを期待して風水を取り入れている人は多いようです。

金運を上げる風水とは?

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(写真=MR.LIGHTMAN1975/Shutterstock.com)

風水で金運アップに効果がある方法として最も有名なのが「西に黄色いものを置く」ことです。ただ、これ以外にも金運を上げるためのワザはたくさんあります。

たとえば「玄関に鏡を置く」「クローゼットにいらない服をため込まない」などさまざまありますが、金運アップが期待できるといわれるのが「縁起のよい財布を持つこと」です。縁起の良い財布とはどのようなものでしょうか?

お金持ちは長財布を使っているって本当?

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(写真=yavyav/Shutterstock.com)

風水は長い歴史の中で収集した統計データを元に、より良い実戦方法を導き出す学問です。簡単にいうと、「運のいい人の特徴を調べて真似をする」こと。金運アップには、「金運がある人達=お金持ちが使っている財布を真似して使えばいい」ということになります。

「お金持ちが使っている財布とはどんなものか」をご存じですか?

それは長財布です。「お金持ちは長財布を使っている」という話をしばしば耳にしますが、実はそれは、本当の話のようです。500人以上のお金持ちの財布を見てきた税理士の亀田潤一郎さんも著書『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』(サンマーク出版)でそう指摘しています。風水の世界では、お金は生き物のように考えられています。

お金はより居心地のいい場所に集まる習性があるため、折り曲げられたり、クシャクシャになったりせず、お金がのびのびとしていられる長財布に好んで集まるといわれます。サッと取り出せ、サッとしまえるのも長財布の良いところ。お金は1ヵ所にとどまること嫌い、巡りながらさらなるお金を連れてやって来ると考えられています。お金が出入りしやすい長財布のほうが、折財布よりも金運アップに効果が期待できるというわけです。