一般NISAとつみたてNISAどっちがいい?
一般NISAに向いている人
一般NISAは、5年という期間で利益をあげられる自信のある方に向いているでしょう。そうした意味では、一般NISAの方が上級者向きであると言ってもよいかもしれません。個別銘柄で勝負をしたい、という人も、一般NISAに向いていることとなります。
あるいは、高配当株を保有し配当金を非課税で受け取り続けたい、という目的の方にも、一般NISAは向いているはずです。年間120万円の上限内であれば、購入した銘柄から受け取る配当金も全て非課税となりますので、配当金というインカムゲインも大きなものとなります。
つみたてNISAに向いている人
長い時間をかけてじっくりコツコツと資産を形成していきたい、という考えの方は、つみたてNISAに向いている人です。
投資の経験や知識がまだ浅く、運用していくことに自信が持てない人は、まずつみたてNISAで投資の経験を積んでいくことからスタートしていくのでも良いと思います。
つみたてNISAは積立投資ですので、一度積立の設定をしておけば、基本的に放っておいても運用は続いていきます。商品の選定や売買に時間や気を取られることなく運用をしていきたい人には、つみたてNISAが向いているでしょう。
また、そもそも月々に投資に回せるお金が限られているという人であれば、無理をせずにつみたてNISAの非課税枠内で少額から積み立てていく方が、精神的な安心感も得られやすいかと思います。
特徴を把握し自分に合った選択を
以上で述べてきたように、一般NISAもつみたてNISAもそれぞれメリット・デメリットがありますが、同じ年に重複利用することはできない仕組みですので、それぞれの特徴を把握しながら自分に合った選択をしていくことが必要となります。
なお、一般NISAは2023年までの時限制度であり(2024年から2028年までは「新NISA」というものが利用できる)、つみたてNISAのほうは2042年まで購入できる予定となっています。
非課税枠を最大限に使いきるという意味では、制度が終了するまで一般NISA(あるいは新NISA)を使いつつ、制度終了後はつみたてNISAを使う、という手法も考えられそうです。
提供・UpU
【こちらの記事も読まれています】
>ふるさと納税の失敗を防ぐ3つのステップ
>金運アップが期待できる都内の神社5選
>注目の最新シェアリングサービス5選
>年収300万円の会社員にできる3つの節税対策
>マイルを貯める3つのポイント