飛行機をよく利用する方にはおなじみのマイル。マイルを貯めることで飛行機に無料で乗れたり、料金の割引に使えたりするので利用しない手はありません。飛行機にあまり乗らない方でもマイルは効率よく貯められますし、お得に使うこともできますよ。

ポイントを押さえて、上手にマイルをためて活用してくださいね。

1:どこの航空会社でマイルを貯めるかがポイント

日本でマイルを貯められるのは日本航空の「JALマイレージバンク」と全日空の「ANAマイレージクラブ」です。

外国の航空会社をよく利用される場合は違ってきますが、一般的にJALかANAの2択になります。両方でマイルを貯めるよりも、一方に決めて、集中して貯めることをおすすめします。

決めるポイントはどちらの航空会社をよく使うか、他にも近くの空港にどちらの会社がより乗り入れているか、特典航空券で行きたい目的地へのフライトがあるかなどを先にチェックしておくことです。

2:マイルの基本……期限切れに要注意

マイルを貯める時に気をつけておきたいのは、有効期限が3年ということです。JAL・ANA共に「利用した月から数えて36ヵ月後の月末まで有効」となっています。

貯まったマイルは無効になる前に使うことが大切です。でも特典航空券と引き換えるにはマイル数が足りないということも考えられます。そんな時は、マイルを他の提携ポイントと交換してムダなく使いましょう。

マイル→提携ポイントの場合、交換率が100%のことが多く、例えばANAの場合10,000マイルで10,000円分のEdyと交換が可能です。楽天スーパーポイントやTポイントなども同じように交換してもらえます。

3:フライト以外でマイルを貯めやすいクレジットカードかどうか

飛行機に乗る以外でマイルを貯めるための必須アイテムが、両社が発行しているクレジットカードです。

カードの種類によって異なりますが、100円または200円(税込み)につき1マイルが貯まるので、普段のお買い物の支払いをJALかANAのクレジットカードにするだけで自然とマイルが貯まっていきます。

ただし、年会費がかかるものが多いので利用価値があるかどうかは見極めてください。

JALのクレジットカードの種類

ANAのクレジットカードの種類

ご紹介したようなポイントを押さえるとマイルを上手に貯めることができます。日々のご褒美に旅行に出かけたり、提携ポイントに交換したりして活用してみてくださいね。

文・奥野愉加子(美学のある暮らし代表)

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