小樽運河や大通公園、函館山展望台など、北海道の数ある観光スポットの中で、トリップノートの6万3千人を超える旅行好きのトラベラー会員(2020年8月現在)が実際に行っている北海道の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:札幌市時計台(札幌)
正式名称は「旧札幌農学校演武場」。クラーク博士の提言により明治11年(1878)に建設された、現存する日本最古の時計塔です。1時は1回、2時は2回・・・と、時間の数だけ鳴る鐘の音が、札幌の街にノスタルジックに響き渡ります。館内は資料館として整備されているので、時間があればぜひ館内も見学を。
2位:小樽運河(小樽)
全長1,140mの運河に沿って、石造りの倉庫や歴史的な建物が点在する光景は、なんとも趣きがあります。石畳の散策路も整備されており、63基のガス燈が灯る夜はより一層ロマンチックな雰囲気に。徒歩での散策を楽しんだあとは、小樽運河クルーズもおすすめ。異国情緒あふれる風景を水の上から眺めるのもまた、良い思い出になりますよ。
3位:大通公園(札幌)
札幌市街地のど真ん中に位置する、約1.5kmにわたる公園。さっぽろ雪まつりの会場としてもよく知られており、その他季節ごとに様々なイベントが開催されます。のんびり散歩をしたり、ランチしたり、札幌市民の憩いの場であり、まさに都会のオアシス。札幌市の木として親しまれているライラックをはじめとする90種類以上の木々に囲まれ、季節ごとに表情を変える自然豊かな公園です。
4位:函館山展望台(函館)
香港、ナポリと並んで世界三大夜景のひとつである函館の夜景。標高334mの函館山の山頂にある展望台からは、うっとりするような夜景を楽しむことができます。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』でも三つ星として紹介されている絶景です。
5位:さっぽろテレビ塔(札幌)
大通公園の東端にある、高さ147.2mの札幌のシンボルタワー。3階から地上約90mにある展望フロアまではエレベーターで約1分で到着し、大通公園やもいわ山、大倉山展望台を見渡すことができます。‟昼・夜チケット”を購入して、爽快な昼間の景色と、うっとりする夜景の両方を楽しむのもおすすめです。
6位:五稜郭(函館)
新政府軍と旧幕府軍との最後の戦闘「箱館戦争」の舞台となった場所。現在は五稜郭公園として一般に開放されています。ヨーロッパの城塞都市を参考とした星形の西洋式城郭で、高さ約100メートルの五稜郭タワーも星形をしており、このタワーから眺める五稜郭の景色は必見です。
また園内には、幕末の箱館開港に伴い設置された役所「箱館奉行所」があります。2010年に約4年の工事期間を経て再建され、箱館奉行所のなかで最も格式が高い部屋の一つである大広間などを見学できます。
7位:旭山動物園(旭川)
”日本一環境が厳しい動物園”といわれ、一時は入場者減少に悩んでいましたが、野生に近い環境を作り出し、生き生きとした動物たちの姿を見せる「行動展示」で、現在は全国でも人気の動物園となりました。
なかでも人気があるのが、あざらしの特徴的な泳ぎ方を観察できる「円柱水槽」。奇心旺盛なあざらしが円柱水槽の中を何度も行ったり来たり、来園者に興味をもって近づいてみたり、そんなかわいい姿を近くで観察できます。また巨大な水槽トンネルで空を飛んでいるようなペンギンを見ることができる「ぺんぎん館」や、水にダイブするほっきょくぐまの様子が見られる「ほっきょくぐま館」もおすすめです。
8位:さっぽろ羊ヶ丘展望台(札幌)
札幌にありながら、北海道らしい牧歌的な風景が楽しめるスポットです。なんといっても有名なのが、”少年よ、大志を抱け”で知られるクラーク博士像。北海道開拓のシンボルであるクラーク博士像を全国の人に見てもらおうと、クラーク博士の来道100年に合わせてさっぽろ羊ヶ丘展望台に建立されました。
そのほか、さっぽろ羊ヶ丘展望台からの雄大な景色を堪能しながらジンギスカンがいただける「羊ヶ丘レストハウス」や、観光で疲れた足を癒してくれる「羊ヶ丘ほっと足湯」、お土産が揃う「オーストリア館」などの施設があります。「オーストリア館」は札幌オリンピックで実際に使用されたオーストリア選手村の建物を移築したものです。
9位:金森赤レンガ倉庫(函館)
函館を代表するショッピングスポット。港沿いに、赤レンガに三角屋根のレトロな建物が連なり、それぞれの建物には個性的なショップやレストランなどが50店舗近くはいっています。夜には建物はもちろん、街路もオレンジ色の光で照らされ、一体があたたかい雰囲気に包まれます。
10位:ファーム富田(富良野)
花畑激戦区の富良野において、最も人気のある花畑が「ファーム富田」です。ベストシーズンは、ラベンダーが見頃を迎える7月中旬から下旬ごろ。
ファーム富田の原点であり、日本でもっとも歴史のある「トラディショナルラベンダー畑」のほか、ファーム富田を訪れる人々の倖せを願って名付けられた「倖(さきわい)の畑」や、見渡す限り続くお花畑とポプラ並木が美しい「花人(はなびと)の畑」など、なんと12ヶ所の花畑があります。
また、広大な園内には軽食やデザートを食べることができるスポットがいくつかあり、ラベンダーエキスの入ったラベンダーソフトなど、ラベンダースイーツもぜひ食べておきたいですね。